《 ㉓-2-3 》『666』の正体とその罪状・・・黙示録13章を詳細に読み解く
本日の記事は、前回の記事では13章の聖句の意味ではなく、文脈の流れを中心として『666』の正体を明らかにしたが、本日は、文脈の意味を探ることにする。
黙示録 13章
「13:1」の解読は《 ㉓-2-1 》をどうぞ。これを理解してから下記をお読み頂きたい。
13:2 わたし(ヨハネ)の見た(※1)この獣はひょうに似ており、その足はくまの足のようで、その口はししの口のようであった。 龍(サタン)は自分の力と位と大いなる権威とを、この獣に与えた。
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(※1)この獣はひょうに似ており、その足は(獰猛な)くまの足のようで、その口は(血に飢えた)ししの口のようであった。
「この獣」とは、前々回の記事《 ㉓-2-1 》によると、「金孝律特別補佐官を中心とした「十人」と「七人」の幹部たちが合体した獣」のことになる。
そして、この獣が権勢をふるっていた時、この獣の僕達が演じたのがこの動画だ。まさに、この動画は獣である悪魔の業だ。この様な動画は扱いたくないのだが、この悪魔の業を決して忘れてはならない。何故なら、この延長線上にあるのが現在の小羊を装った(黙13:11)洗練され悪の家庭連合になるからだ。
「十人」と「七人」が合体したこの獣は『ひょう』のようだとある。
『ひょう』は、獲物(信徒)を木の上で待ち、獲物(信徒)が来れば彼らの通り道で身を隠して待ち伏せし、獲物(信徒)が近づけば猛スピードで追尾して獲物(信徒)の急所に食らいついて噛み切る。
『くま』は、獲物(信徒)を見つければ、獰猛な持ち前の足で如何なる障害もなぎ倒してダメージを与え、獲物(信徒)に食らいつく。
『しし』の口は、顔中を血だらけにしてでも、満腹を満たすまで獲物(信徒)を食い荒らす。
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13:3 その(「十人」と「七人」の頭を持つ獣の)頭の一つ(金孝律特別補佐官)が、(※2)死ぬほどの傷を受けたが、その致命的な傷もなおってしまった。そこで、全地の人々は驚きおそれて、その獣に従い、
13:4 また、龍(サタン)がその権威を獣(「十人」と「七人」の幹部たち)に与えたので、人々は龍を拝み、さらに、その獣(「十人」と「七人」の幹部たち)を拝んで言った、「だれが、この獣(金孝律特別補佐官を中心とした「十人」と「七人」の幹部たち)に匹敵し得ようか。だれが、これと戦うことができようか」。
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(※2)死ぬほどの傷を受けたが、その致命的な傷もなおってしまった。
「七人」と「十人」の中心的存在だった金孝律特別補佐官がお母様との親密な関係によりお父様からお叱りを受けたこと、更に、孝進様を引きずり落とし、そのうえ、顕進様を追い出した草束事件の中心的な首謀者であったこと。この様な男は左遷されるか、北朝鮮なら銃殺公開処刑なのだが・・・、お父様の真の愛は怨讐を許し愛される為に、金孝律特別補佐官が犯した全ての罪状は不問にされ、彼が受けた返り血はすぐに消えたことをあらわしている。。
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13:5 この獣(金孝律特別補佐官を中心とした「十人」と「七人」の幹部たち)には、また、(※3)大言を吐き汚しごとを語る口が与えられ、(※4)四十二か月(三年半)のあいだ活動(顕進様と亨進様を迫害)する権威が与えられた。
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(※3)大言を吐き汚しごとを語る口
お父様はボケたとして権威を失墜させる口、妾の摂理はお父様の過ちであったと語る口、「お父様の時代は終わりお母様の時代になっている」ということを語る口、子女様を追放する口、お母様を徹底して賛美する口が「十人」と「七人」の幹部たちに与えられた。
(※4)四十二か月のあいだ活動(顕進様と亨進様を迫害)する権威が与えられた。
この「四十二か月のあいだ」とは、黙示録11章3節の『わたしのふたりの証人に、荒布を着て、千二百六十日(三年半)のあいだ預言することを許そう』と記されている局面のことを言っている。そして、この「ふたり」とは、《 顕進様と亨進様 》のことである。
「千二百六十日」とは、顕進様に対しては草束事件から聖和までの、丁度、三年半を意味し、亨進様に対してはお父様の聖和から三年半になると考えられる。そして、この三年半は七年路程の前半のことであり、後半の三年半も必要になる。
これは、下記の〔B〕〔C〕から分かるように、お父様はこの七年は(※5)『七年の大患難』に該当し、これを過ごさなければ顕進様と亨進様は一つになることができないと語られている。
顕進様の『七年の大患難』は草束事件から始まって、既に、2016年2月に終了している計算になる。しかし、顕進様の動画を見る限り、亨進様との一体化は困難と思われることから、〔D〕の21年に延長する可能性が大きいと思わざるを得ない。
亨進様の『七年の大患難』はお父様の聖和と共に始まって、終了するのが2019年9月3日になるから、残すところ、一年半となる。
また、〔D〕に第三次21年路程は自動的と語られているように、1960年+20年+20年+20年=2020年に終了することになるが、亨進様の艱難路程が終わる2019年9月3日とほぼ一致する。
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(※5)
〔B〕「文亨進様世界会長就任式での御言と祝祷」
2008年4月18日、韓国天正宮博物館
『先生を中心として(後天時代に)一緒に入っていくことができなければ、先に行った先祖たちも、そこから再びこの地に来て、七年間、修練を受けなければなりません。
そして、そのような原則を知るとき、皆さんも、この地に残された最後において、(顕進様と亨進様が)七年艱難時代、七年蕩減時代、七年贖罪解放時代を経なければ、その本然の世界において、一緒に同調し、一緒に協調しながら暮らすことができないというのです。』
〔C〕
祝福と理想家庭 第五章 第一節 2、七年大患難と七年路程
『祝福家庭が責任を果たせなくなれば、七年路程は延長されるのです。・・・七年大患難というのは、迫害を受けるべき人が受けるのではなく、迫害を受けてはならない家庭と人々が受けるのです。これが七年大患難であり、歴史上初めての患難です。これが統一教会でいう七年路程です。』
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〔D〕
真の御父母様の生涯路程 7 第一節 二
『それがうまくいけば、七年間で終わるのではないかと思っています。すべての精誠を尽くし、一心に団結し、すべての氏族あるいは人種を超越して一つとなれば、七年以内でこの基準を越えていきます。
しかし、もしそれが不可能になった場合は、二十一年に延長するのです。また、その二十一年が再び延長された場合は、第二次二十一年路程が出てくるようになり、そうなれば、自動的に第三次二十一年路程が出てくるようになっているので、皆さんの息子、娘にまで及ぶのです。』