平和の主人 血統の主人

まさに、成約時代の毒麦となられたお母様

《 黙示録18章 3-10 節 》

3 地の王たち(幹部たち)は彼女(お母様)と姦淫を行い、地上の商人たち(教会長たち)は、彼女の(高額献金を得た)極度のぜいたくによって富を得た。

7 彼女(お母様)は心の中で『わたしは女王の位についている者であって、やもめではないのだから、悲しみを知らない』と言っている。

10  彼女(お母様)の苦しみに恐れをいだき、遠くに立って言うであろう、『ああ、わざわいだ、大いなる都、不落の都、バビロンは、わざわいだ。おまえ(お母様)に対するさばきは、一瞬にしてきた。

《 ㉓-2-1 》『666』はお母様だけではない・・・「十人の王」と「七人の王」が合体した獣も『666』になる


『666』の正体はお母様だけではない。
「海から上がってくる獣」、即ち、本日の記事になる「獣」も『666』になる。


 下記の黙示録13:1に記されている「獣」が『666』であるという根拠については、《 ㉓-2-2 》を読んでいただきたい。

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本題に入る前に・・・

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 前々回の《 ㉓-1 》では原理的数理性から「666」の正体が「お母様」であったことを明らかにしたが、この答えに、私自身が大いに驚き、今なお、疑いをもって解明に臨んでいる。


 今回は、黙示録13章から、その文脈を辿りながら四回に分けて「666」の正体を探ってみる。これまで、黙示録の謎の言葉》の中の、特に、「海」と「地」の解明はお父様の御言葉によって解明しているので、その答えを用いて黙示録13章を読み解いてみようと思っている。


黙示録  第13章


13:1

わたしはまた、(※3)一匹の獣が海から上って来るのを見た。それには(※1)角が十本(※2)頭が七つあり、それらの角には十の冠があって、頭には神を汚す名がついていた。


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(※1)角が十本・・・十の冠


 この「十本の角」とは次の黙示録に「十人の王」であると記されている。

17:12「あなたの見た十本の角は、十人の王のことであって、彼らはまだ国を受けてはいないが、獣と共に、一時だけ王としての権威を受ける。

 そして、「十の冠」とは、「国を受けていない(国家資格のない国家メシヤ)」に一時与えられた「国家メシヤの称号」のことを「冠」と言っている。


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(※2)頭が七つ


 黙示録に「七つの頭」とは「七人の王」のことであると記されている。

  17:9 「ここに、知恵のある心が必要である。 七つの頭はこの女(お母様)のすわっている七つの山であり、また、七人の王ことである。」



  (※1)「十人の王」と(※2)の「七人の王」とは、どちらも完成数を表す原理数になる。本来なら この完成数は、イエス様の「12弟子」と同じように、お父様の原理的な基台となるべき幹部たちであった。しかし、幹部たちのメシヤに対する不信によって全てがサタン側の基台になってしまったことをあらわしている。


 ここで問題は、お父様に侍っていた幹部たちはお父様の基台ではなく、サタンの基台になっていたことであり、全ての幹部たちも、誰もこの事実に気づかなかったことだ。その為に、家庭連合全体は誰も自覚することができずに、完全にサタンに乗っ取られたものになってしまったのだ。

 何故この様なことが可能となったのか。理由は、お父様が最愛の子女様を遠ざけてでも、サタンを自然屈服させる為に幹部たちを真の愛で許し愛されたからだ。しかし、黙示録はこの事実を二千年も前に鮮明に記していたのだから、驚きを禁じ得ない。


  

(黙示録に登場する「獣」と、サタンに憑りつかれた12人の王の代表的存在の金孝律特別補佐官と女預言者こと金孝南女史)


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(※3)一匹の獣が「海」から上って来る


(1)この「獣」とは、「角が十本」と「頭が七つ」からなる十七人の王(幹部たち)が合体した存在が「獣」である。その中心が当時の金孝律特別補佐官となる。

 十七人の王たちを一匹の獣に譬えることができた理由は、黙示録 17:13 にある。即ち、ハルマゲドンの戦い(再臨主を聖和させる戦い)で、再臨主に敵対して十七人の王たちは『心をひとつにした』からだった。


(2)また、この「海」とは、「お父様とサタンが交叉する中心家庭おことであり、また、真の愛によってサタンを自然屈服させる中心家庭」のことになるが、詳しくは《 ⑨-3 ⑨-2-3 》をお読み頂きたい。

 尚、「海」については黙示録と同期する内容で「平和の主人 血統の主人」にも語られている。それが〔A〕になる。


〔A〕

《 ⑨-2 》【 】の箇所は日本版からは改ざんされて削除されている。


『【海(中心家庭)で残るのがスクリ(サタン)しかいないことを知っているので、(中心家庭)を中心として天が審判したのです。この話はただ語っているのではありません。どうして文総裁にそれが分かるのでしょうか。天が教えてくれたので知っているのです。】』


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