平和の主人 血統の主人

まさに、成約時代の毒麦となられたお母様

《 黙示録18章 3-10 節 》

3 地の王たち(幹部たち)は彼女(お母様)と姦淫を行い、地上の商人たち(教会長たち)は、彼女の(高額献金を得た)極度のぜいたくによって富を得た。

7 彼女(お母様)は心の中で『わたしは女王の位についている者であって、やもめではないのだから、悲しみを知らない』と言っている。

10  彼女(お母様)の苦しみに恐れをいだき、遠くに立って言うであろう、『ああ、わざわいだ、大いなる都、不落の都、バビロンは、わざわいだ。おまえ(お母様)に対するさばきは、一瞬にしてきた。

●36家庭祝福は騒乱が起きた・・『祝福家庭と理想天国』3・・7年路程の勝利はお母様によるもの・・天宙的摂理に向かって道が開かれた・・しかし、まだ実体的勝利基準はまだなされていません


本日のみ言は前回のつづき、三回目、最終回になります。


平和の主人から見えてきた摂理的観点を念頭に置いて、このみ言を読みますと更に深く理解できるようになることと、新たな疑問なども起こるようになります。


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『祝福家庭と理想天国』   第三回目 (最終回)


途中の緑文字は解説になります。


第六章 ご父母様の聖婚と祝福家庭   
第一節 ご父母様の聖婚と七年路程



  7、三六、七二、一二四家庭の祝福


 一九六〇年代の合同結婚式のときは、大韓民国の人全部が反対しました。統一教会の文先生を拘禁しようと十四名か、十五名かが行列をつくって裁判所に投書をしました。このように全体が反対する立場に立たなければ、蕩減にならないのです。合同結婚式を挙行するとき、式場が修羅場となって、警察官たちが来てけんかを止めました。大門を閉ざし、外では騒ぎ立てて戦場のようでしたが、中では結婚式をしました。そのような結婚式は歴史始まって以来初めてだったでしょう。先生が三年間にこのことをしてしまったので、夢のようでした。それは、そうしなければならない。理由があるからです。先生がどのような人よりも計算できないからではありません。先生は損をする商売は絶対にしません。(36)



 先生の家庭と三六家庭は、堕落した父母たちの家庭から許しを受けて結婚してはなりません。(37)



 一九六一年、三六家庭の祝福式のときも騒乱が起こりました。ゆえに、見張り番を立てておき、結婚式をするほどでした。(38)



 統一教会の三六家庭を祝福するとき、その父母たちが全部反対しました。自分の息子・娘を出せと騒動を起こしました。神様のみ旨で見ると、人類歴史が偽りの父母によって始まったので、真の父母の立場ですべてのことを導かなければならないというのです。国は国なりに反対しました。先生が裁判所に行って交渉しながら、結婚式を挙行しました。全部反対する立場で冒険をしてきました。(39)



 アダムとエバが堕落するとき天地が真っ暗になったので、それを蕩減復帰するために統一教会の祝福(三六家庭)も真っ暗な夜中にしなければならなかったため、門を閉めて成婚式をしたのです。そのとき、「私の息子を出せ、人の息子・娘を連れていって何をするか」など、ありとあらゆる声をみんな聞きました。自分の子供を嫁がせ、めとらせるのは父母の勝手なのに、統一教会の先生が独断的にするというので、騒ぎ立てました。
まさに、サタン世界の父、母だからです。神様の息子・娘をサタンが奪っていったので、先生が再び奪って蕩減復帰するのです。歴史的に失った息子・娘を再び捜し出して蕩減復帰するためでした。それで、式を早く済ませたのです。蕩減復帰歴史なので、どうすることもできませんでした。


 統一教会の原理を見れば、神様が統一教会と共におられざるを得ないというのです。



 統一教会に反対して、死んでやると言って哀願したその父母たちが、最近になっては、そのときの合同結婚はよくなかったけれども、よい婿をもらったと言います。結婚はよくなかったのに、よい夫をもらったとしたら理屈に合う話ですか。最近、私さえ見ればそういうことを言います。(40)



 次に子女の問題があります。アベルの闘いで、天使長の立場にいるカインがアダムの立場にいるアベルに服従できなかったことにより、今まで歴史が延長されてきました。それを蕩減しようとすれば、先祖の家庭である三六家庭の前にそれぞれカインとアベルのような二つの家庭を立てなければなりませんが、これが七二家庭です。(41)



 三六家庭はアダムからヤコブまでの歴史的な先祖の立場であり、七二家庭は三六家庭をそれぞれカイン・アベル家庭として立てて復帰した立場です。
イエス様の家庭を中心としたカイン・アベルの霊的形態まで備えた条件となったので、世界的代表である一二〇家庭を祝福し、その基台の上に聖地を選定するようになりました。ですから、一二〇家庭は世界すべての国家の代表型です。五旬節に百二十門徒が一つになってイエス様が世界的な新しい出発をしたように、世界史的基盤を立ててきたのです。(42)



 再臨主はアダム家庭の立場を蕩減復帰しなければなりません。したがって、アダム、ノア、アブラハム型の家庭を探し出して、先祖として立てなければなりません。そのためには、まずアダム型十二家庭を探し、次にノア型十二家庭とアブラハム型十二家庭を探して縦的な先祖を立てなけれなりません。それで、先生が三六家庭を立てました。この先祖たちを中心とした、カイン・アベル型の家庭として探し立てたのが七二家庭です。そして、一二〇家庭は世界百二十カ国の指導者を象徴するのです。(43)



 三六家庭は先祖の立場であり、七二家庭は三六家庭の前にカイン・アベルを復帰した型です。すなわち、三十六先祖の前のこの七二家庭は、カイン・アベルが一時に蕩減復帰された型です。一二四家庭は全世界百二十国家を代表した型です。(44)



 三六家庭は堕落した人類の先祖たちが復活した型であり、その次に、七二家庭はその先祖たちの息子・娘が復活した型であって、一二〇家庭は世界の人々が復活した型です。だから、彼らが一つになれば、結局は家庭と息子・娘、そして世界まで一つになるというのです。これから、一二〇家庭までは、私が直接責任を負わなければならないと考えます。(45)


(36家庭、72家庭はお母様を憎んだほど、不一致が沢山ありました。そうなれば当然のように、この家庭が一つとなることは困難を伴うことは明らかです。このことによって、お父様はまだ幼い愛する子女様を犠牲にする道を行かざるを得なくなります。
即ち、サタンの自然屈伏路程を歩まれるお父様は、カイン圏の不信仰の負債をお母様と子女様で蕩減する道を誰も知らないところから始めて行かれました。
そうすれば当然、36。72。124家庭も自分の子女を遠くおかざるを得なくなります。先輩家庭であればあるほど子女問題は大きな問題とならざるを得ませんでした。)


 三六家庭は人類の先祖復帰型です。七二家庭はカイン・アベル復帰(子女復帰)型です。一二四家庭は世界国家を代表します(その中には既成家庭の四家庭も包含)。その基盤の上で聖地を選定したので、それが世界四十カ国の百二十カ所の聖地です。(46)



 三六家庭から七二家庭、一二〇家庭までは引き離すことのできない一つのチームです。三六家庭は歴史的な、歴代の先祖を意味するものです。その次に、七二家庭は息子・娘を、一二〇家庭は世界国家の祭司長をいうのです。一二〇家庭はまた十二支派の世界的分派型をいうのです。それで、先祖とカイン・アベルが一つになり、そこに十二支派が一つになればいいのです。それを探すのが復帰歴史でした。



 三六家庭が先祖ならば、七二家庭はカイン・アベル型になりますが、これが一つにならなければなりません。そうすれば、家庭が一つになる型が整います。十二支派と同じものを世界的に拡大させたのが一二〇家庭であり、百二十門徒です。(47)



 神様を中心として四位基台を成すようになれば、サタンは後退せざるを得ません。真の父母を中心としてこの地上に世界的な発展の基準を立てた統一教会に、七二家庭の祝福に続いて一二〇家庭の祝福がありました。一二〇家庭は世界万国の代表たちを象徴したものです。イエス様は世界的な摂理の出発のために百二十門徒を立てられました。イエス様は霊的な立場で彼らを前に立てて、今まで救援摂理をしてこられました。先生にはこれを実体的に探し立てなければならない使命があったというのです。



 それが成されたので、次には万物を祝福しなければなりません。神様が願われる人を探し出したので、次に万物を探し出さなければなりません。先生はこのような条件を立てるために一九六五年度に世界を巡礼して、四十カ国を中心として百二十カ所の聖地を選定しました。世界的に選定された聖地は、運勢を大きく転換させるポイントになりました。(48)



 イエス様は三弟子を中心として十二弟子、七十門徒、百二十門徒をして地上で相対理想をなすようにして、理想家庭の編成をなそうとされたのです。しかし、イエス様はそのような相対理想を成せず、亡くなられたのです。このように理想家庭の編成をなせなかった神様の恨みを解怨してさしあげ、第一アダムと第二アダムが失敗した相対理想圏を地上で復帰し完成しなければならないのです。



 摂理の次の段階は、万物主管圏復帰です。人間の堕落によって万物主管圏を喪失したので、それを復帰するために一九六五年に世界的に百二十カ所の聖地を選定したのです。韓国で勝利した摂理的基台を世界的に拡大する意味で、世界各国を巡回しながら、韓国から持っていった土と石を選定した聖地に接続させました。万物の基台が復帰されなければ、世界的に活動することができないからです。



 神様が摂理することのできる基台を造成するため、四十カ国を中心として百二十カ所の聖地を選定しました。それは、四十年間築いた真の父母の勝利的基台を世界的に拡散させる摂理でもありました。四十カ国を中心とした百二十カ所の聖地の選定によって、世界的な万物を復帰する天道が開かれたのです。韓国の土と石で接続された聖地で祈祷をすれば、世界の国家圏を復帰し得る道が開かれるようになるのです。



 万物復帰のための聖地選定によって、この地上で初めて神の日を迎えることができる道が開かれるようになりました。このように第一次七年路程を勝利をもって終えた後、一九六八年に神の日を宣布するようになったのです。(49)



 子女としての義務と責任が、いかに大きいかということを知るべきです。三六家庭、七二家庭、一二四家庭の責任遂行の可否は、本当にその影響が大きいです。この子女が天の前に責任を果たすことによって、現世人と霊界人の解怨成就になります。(50)


(「3弟子の祝福式」と「六マリア摂理」は再臨主の道を再び開く為の縦的な摂理であり、この命がけだった勝利が核融合のように愛の炎が燃え続ける源泉となりました。それからもう一つが、その愛の炎が横的に基盤拡大されていく為の摂理としてあったのが、36、72、124家庭の子女としての責任遂行にあると語られました。


  8、失った日々を探し立てた期間


 今日、統一教会が世界にない名節である神の日、父母の日、子女の日、万物の日をもっているというのは誇りです。これを解こうとすれば、歴史を解かなければならず、これを証そうとすれば、愛を中心とした天の家庭の根本を全部解いてこそ解決できるのです。皆さんは、統一教会がこのように祝福された所だということを知らなければなりません。(51)


(神の日、父母の日、子女の日、万物の日を解こうとすると、中心家庭の犠牲、祝福家庭の犠牲、万物の犠牲を解明されるようになれば理解できるということです。)


 皆さんが原理を通して知っているように、人類の先祖アダムとエバが堕落しなかったならば、神様の愛を中心として祝福を受けて父母になるその日に、神の日、父母の日、万物の日が決定され出発をするようになったでしょう。そうなったならば、このすべての日がその一日に帰結されたでしょうが、アダムとエバが堕落することによってそうならなかったので、私たちがこの七年路程という期間をおき、これを復帰してきたというのです。そうなったこと自体が、この堕落した世の中での悲しみであることを皆さんは知らなければなりません。(52)



 神様は完成基準を残しておき、一九六〇年に初めて祝福をしてくださいました。しかし、アダムとエバの堕落によって、いまだに人間たちはサタンの主管圏内にいます。この主管圏内からサタンの勢力をつぶす人物が現れたので、サタンはその家庭に対して総攻撃をしてきました。それで、サタンと血戦を起こし、蕩減条件を立てて神の日、父母の日、子女の日、万物の日などを決定しました。このすべての日は第一次七年路程期間に探し立てたのです。(53)



 神様はサタンに奪われた日々をすべて復帰したので、地上に完成基準を立てることができるようになりました。それによって新郎と新婦がサタンを退け、互いに出会うようになりました。そうし得る一日を迎えるのが神様の願いであり、二千年の歴史をもったキリスト教の願いでした。新郎はイエス様と天を指し、聖霊は女性神として地を指していますが、空間のサタン勢力を撃破し、この二人が互いに出会うことによって天地が一つになり得るようにしたのが、統一教会なのです。(54)



 聖婚式は、神様が初めて理想的相対を祝福してくれる儀式として、人間においては真の父母をもつようになる歴史的な婚礼式なのです。それによってこの地に神の日、子女の日、万物の日が設定されるようになりました。このようなすべてのことが、第一次七年路程の勝利を通して成し遂げられるようになったということを知らなければなりません。(55)
 今まで、人類は堕落した父母をもったことが恨みでした。ところが、天の側で勝利した父母の日を探し立てることによって、初めて神様の前に出ることのできる父母の因縁をもつようになりました。それで、ここから祝福を受けた統一の血族たちが出発するようになったのです。(56)


 神の日はどのような日ですか。神様のみ旨、神様の理想を成す日です。神様の理想を成す日が神の日ですが、この日は神様の理想だけではなく人間の理想を成す日であり、万物の理想をも成す日なのです。そのようになるのです。(57)
(エジプトを出発してカナンに入るまでの間、カインアベルが一体化する必要があったモーセ路程の実体基台と同じように、第一次七年路程のお母様がお父様と一体化された基準は天宙的基盤を実体献際できるまで、ある期間、最後まで一つとなってなされることが意味します。


 神の日を策定したということは、神の日であると同時にアダムとエバの日であり、アダムとエバの日であると同時に万物の日であり、万物の日であると同時に宇宙の日になるというのです。今までは、復帰路程において万物を復帰し、子女と父母を復帰してきましたが、それは、父母がすべての十字架を霊的に負うのです。イエス様と聖霊がそのような迫害を受けてくる時だというのです。キリスト教までは、そのようになりましたが、わが時代にはこれを逆に立ててこなければなりません。



 父母の日を策定するのは、十字架の長成的段階を越えて立つことをいい、子女の日もやはり同様です。万物の日も同様であり、このようなことをすべてしておいた後に、神の日が現れなければならないのです。蕩減をして父母がいて子女が生まれ、子女がいるので万物を主管するのです。このような形態をつくっておいたのが父母の日、子女の日、万物の日であり、これが一つになって神様と連結されることによって神の日になるのです。この七年期間に長成、完成過程を全部正して七年の峠を越えなければならないのです。
(ここでいう蕩減とは詳細に語られていませんが、「3弟子の祝福式」であり「六マリア摂理」の命がけの摂理のことです。)


 エデンの園においては、父母と子女を中心として万物を主管するようになっているので、そのような形態の基盤を正しておかなければなりません。本来は、神様を中心として基盤を立てた後に、神様の直接主管圏内に越えていかなければなりません。
それゆえ、一九六八年一月一日を中心として神の日を設定したということは、エデンの園においての家庭的基盤を中心として、父母と子女と万物が神様と一つとなって本来の主管圏内に越えていくという、その基準を一致させたのです。そのような基盤を立てたので、国家的基準を中心としてそこから直接神様の主管圏内に入り得る先生を中心として、祝福家庭と統一教会の三段階が成立するのです。



 先生の家庭と統一教会の祝福家庭とその次の統一教会は、蘇生、長成、完成の段階として、それは何を象徴するかといえば、再臨主の家庭とキリスト教の家庭と全世界の、象徴的な中心になるのです。全世界は蘇生であり、キリスト教は長成であり、来られる主は完成です。このような基盤を立てていきながら、この七年間に国家的影響まで広げてきたのです。これを世界的基準とどのように連結させるかという問題が大きいので、二次七年路程に入りながら、祝福家庭を中心として世界と連結させるのです。(58)



 先生の一代にこのとてつもないことを収拾してきたのは、奇蹟的なことです。それなら、奇蹟の先祖は誰でしょうか。モーセが紅海を渡ったことが問題ではありません。紅海を渡ったら何をしますか。イエス様が行ったいろいろな奇蹟が問題ではありません。
最も貴く、最も驚くべき、最もとてつもない、最も世界的な思想、神様が六千年の間にも決定できなかったものを、私の一生の数十年の生活路程の期間に結びつけたという事実、これは簡単だったでしょうか、複雑だったでしょうか。



 先生がある新しいみ言を語れば、それはただ語る言葉のようですが、先生は既に前からすべて考え、調べて言う言葉です。考えてみてください。
先生が子女の日、父母の日を宣布するとき、皆さんがそれを知っていましたか。先生の三人の息子・娘がどうなるのか分かりましたか。
すべてしておいた後に、説明をしてあげたので分かったでしょう。そうでしょう。また、全く思いも寄らない心情復活の日、実体復活の日、万物の日、神の日は何でしょうか。どうですか、それが原則に合いませんでしたか。原則と順序は合っています。そうではないですか。あきれ返るぐらい釣り合っているというのです。その釣り合った事実を目標として定めておき、今まで実行してきたのです。(59)



 第一次三年路程期間には、真の父母を中心として三六家庭、七二家庭、一二四家庭を設定し、世界的な横的基盤を立てました。そのような土台の上で、第二次、第三次路程を出発する家庭には、この民族を代表して完全な横的基盤を立てるべき責任があります。それにもかかわらず、いまだにその責任と使命を完結するところまでは、距離を残しているという事実、これが限りなく悲しいことなのを知らなければなりません。
(複雑な蕩減、「3弟子祝福式」「六マリア摂理」の複雑な縦的摂理と、36、72、124家庭の横的摂理の勝利基準は、今後、ある意味では自動的に、天宙的次元までの摂理展開の道ができたことになりましたので、今後はサタンの自然屈伏路程をなしながら、実体としての勝利的基盤をなす為の闘いが必要になります。)


 皆さんは統一教会として立てた父母の日だけではなく、皆さんとして立てた父母の日、すなわち自分の氏族を中心とした父母の日をもたなければなりません。また、自分の氏族を中心とした子女を日をもたなければならず、自分の氏族を中心とした万物の日、自分の氏族を中心とした神の日をもたなければなりません。これが統一家の祝福家庭の責任だということを知らなければなりません。(60)

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