ハッキリ申し上げます。
　777の記事の論旨が理解できなければ御言葉（天聖経）の本質、根本は理解できません。何故、777のような記事が出てきたのか。その理由は、御言葉の真実を皆さんに知らしめる為の記事だからです。記事を書いている人間が何処の誰であるのかという問題は一切関係ありません。

　ただただ、お父様があなたを訪ねて来て語られていると思って読まれたらいいと思います。

777の論旨の中心は何でしょうか。

　一つは、文先生とお母様が事実蕩減の使命から、堕落した人類始祖となられたことです。

　1992年以降の御言葉（天聖経）に語られている「堕落した人類始祖」「偽りの父母、堕落した父母」「堕落したアダム」という言葉のほとんどは（全ては）、文先生とお母様について語られたものであり、原理基準に合致しています。

（もちろん、1992年以前のみ言葉もそうです。）（「真の父母」とは未来線上における出発点として語られていたのはその為です。）

　二つ目は、文先生の聖和により、文先生が自ら真のアダムを完成させたことについてです。

　真のアダムであった文先生ご自身が堕落した天使長の僕（僕の僕）の立場から偽りの父母となられ、八定式の勝利によって40年サタン分立路程を勝利されました。そして、再び、メシヤの位置を取り戻されました。

　しかし、六千年前のアダムがエバに逆主管されて堕落したことを再現しなければなりませんでした。その為、文先生がお母様の主管を受けて天宙基準で事実蕩減し、自ら真のアダムにならなければならない問題が残されていました。

　この蕩減が何であったかと言いますと、「主管性転倒式」です。エバがアダムを主管して堕落したことを、お母様からお父様が主管されてお母様に絶対服従することにより、死んだアダムが自らを再創造するという事実蕩減です。

　つまり、六度の牢獄を生き延びられた不死鳥の人生であった文先生の生涯は、最終段階に入られたのが1992年から2012年の21年間でした。この期間、文先生は洗礼ヨハネの使命をもったお母様から否定され続けました。それによって、イエス様がマリヤと洗礼ヨハネと弟子たちの不信と、ユダの裏切りによって自ら死を望まれて殺害されて2000年間の新約時代が開かれたと同じように、文先生もお母様と子女様たち、幹部たちから不信と裏切りを受けるようなり、これが原因となって文先生が自ら死を望まれて聖和されました。そして、この聖和が条件となって、1993年に開かれた2000年間の成約時代が大幅に短縮したのです。

　文先生にとって死に至らせたこの21年間は、最も長い七度目の牢獄であったのであり、それが「囹圄の神様」という御言葉になります。

　この様に、七度目の牢獄は天宙的基準の洗礼ヨハネであったお母様の主管性転倒によって聖和を迎え、文先生の総蕩減が完了しました。つまり、お母様によって文先生が自らを完成させるという、隠された天の奥義によって「アダムの再創造の基準」を完成させる事実蕩減となったのです。

　三つ目は、近未来において再び再臨時代が到来することです。