「赤・天聖経」から読み取る「哀れな家庭連合の未来」 ☞☞ 独生女宣言の空中分解 お父様とお母様が堕落した立場に立たれたことが明らかにかになっている
家庭連合にとって「赤・天聖経」と「赤・真の父母経」は悩ましい経典です。何故ならば、1992年以降の御言葉を原理基準で読めば、また、一語一語文脈を辿りながら読み砕けば、お父様とお母様が堕落した立場に立たれたこと、そして、お母様と幹部たちの責任が失敗したことを語られているからです。
下記の御言葉【A】は赤・天聖経の第二篇「真の父母」第一章 第一節 3 になります。そして、【B】は数日前に記事で取り上げた黒・天聖経の「真の父母」 一 一)になります。
【A】も【B】も翻訳に若干の違いはありますが、ほぼ同じです。
ここでもう一度、(※1)(※2)(※3)について考察しますので是非お読みください。
(※1)キリスト教が二千年の歴史を経ていく過程で、(※2)人類始祖(=再臨主である文先生)が堕落したとすれば、堕落した父母は偽りの父母、悪の父母であり、堕落していない父母は善の父母であり、真の父母だということがすぐに分かるはずですが、
それを(※3)今(=成約時代を迎える今)まで発表できなかったのは、発表できるこの時を待っていたからです。
過去の歴史時代に、真の父母を考えた人はいたかもしれませんが、その背後がどのようなものなのかを解くことはできませんでした。「統一原理」の膨大な全体の内容を備えなければ、それをはっきりと解くことができなかったので、誰も簡単に真の父母という言葉を語ることができなかったのです。
【B】黒・天聖経
真の父母 一 一)
皆さん、考えてみなさい。
(※1)キリスト教が二千年の歴史を経てきながら、 (※2)人類の先祖(=再臨主である先生)が堕落したとしたら堕落した父母は偽りの父母、悪い父母で、堕落しない父母は善の父母であり、真の父母ということがいっぺんに分かるのに、それを(※3)今(=成約時代を迎える今)まで発表できなかったのです。それは、発表できる、この時を待ってきたのです。
◆ 先ず第一の(※1)(※2)です。
「キリスト教が二千年の歴史を経ていく過程で、人類始祖が堕落したとすれば・・・」についてです。
この「 」は実際の「黒・天聖経」では省かれています。省いた理由は、読めば誰でもこの堕落が文先生であることが分かるからだと思います。ここでは省かれる前の御言葉になります。にもかかわらず、お母様が編纂されたとしている「赤・天聖経」では省かれていません。省くのを怠ったのでしょう。
この「 」内の言葉から・・・、イエス様から現代までの二千年のキリスト教歴史の過程で堕落した『人間始祖』に該当するのは、下記の【C】【D】経からすると文先生になります。
紛らわしいのですが、「キリスト教が二千年の歴史を経てきながら」に沿って読めば、ここでの「人類始祖」とは六千年前のアダムではない。これに該当するお方は文先生のみになります。これをしっかりと念頭に置いて御言葉を読まなければなりません。
神格化の後遺症
しかし、残念ながら、統一信徒たちは文先生の神格化によって御言葉を正しく理解することができなくなってしまったのです。
この神格化の根源は大先輩たちが文先生を不信したことにあったのです。つまり、文先生が不信した彼らを常に許し愛され続けた為、不信した彼らに自己正当化の堕落性が定着して、不信したことも自覚できなくなってしまったのです。
その為、彼らは、その文先生をメシヤとして真の父母として祭り上げ、ただただ神格化したのです。そして、自分たちの堕落性に支配されて、文先生に愛された返礼の気持ちで、文先生の神格化を進め、末端の信徒たちに対して自分の罪を隠して教育してきたのです。
ですから、誰にでも理解できるはずの【A】【B】の御言葉を家庭連合では正しく読むことができなくなってしまったのです。その為、御言葉の中にある「人類始祖」は全て六千年前のアダムとなってして解釈せざるを得ない立場に立ってしまったのです。
これによって、特に、真の父母宣布を境として、御言葉の内容に錯誤が起こってしまったのです。そして、この錯誤を知った古いリーダーたちは、さっさと文先生と距離を置いてリタイヤし、自分の無知と不信を証明したのです。
【C】赤・天聖経
第一篇 真の父母 第二章 第二節
6 ・・・天道が変わるというのは、み旨から見るとき、あとから出てくる人が先祖であり、先に出てきた人が子孫になるということです。
(※)人類始祖が六千年目に来るので、その父母の血肉を受けてこそ、本来の正常な軌道になるのです。
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(※)「人類始祖が六千年目に来る」というお方が文先生です。
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【D】祝福家庭と理想天国(1)
第三アダムとは誰でしょうか。この地上に人類祖先の名をもってこられる三番目の方(お父様)です。(15)
◆次に(※3)です。
「それを今まで発表できなかったのは、発表できるこの時を待っていたからです。」
【A】【B】の「人類始祖の堕落」が六千年前のアダムの堕落ならば、すでに、統一原理の堕落論によって明らかにして発表していますから、ここでの「今まで発表できなかった」という言葉は、上記の(※1)(※2)の考察と同じ様に、文先生の堕落に対して「今まで発表できなかった」と言われたのです。
「今まで発表できなかった」理由は、1992年の真の父母宣布までの40年サタン分立期間において、文先生と文先生と一体とならなければならなかったお母様と幹部たちの責任分担期間であった為です。
しかし、その期間が過ぎ去って、最初の三年間でその責任分担が全うされなかった為、お母様と幹部たちの責任分担の猶予期間が過ぎ去ってしまったのです。そして、文先生はその責任を取られて、ご自身の「死の前倒し(聖和)」を条件として新しい成約時代に入ることとなったのです。その証拠に、成約時代の聖書として「発表した」のが「天聖経」だったのです。
新しい成約時代の御言葉
そして、この「発表」が「真の父母宣布」から七年が過ぎて発刊された『祝福家庭と理想天国(1)』であり、2003年の『黒・天聖経』であり、2013年の『赤・天聖経』であり、さらに、真の御父母様が人類に下さった訓教経『真の家庭と世界平和』(1992年以降の世界大会の講演集)であったのです。
ですから、これ等の御言葉には新しい成約時代の基準を示す為に、40年サタン分立路程路程の失敗が何であったのかが語られているのです。
それ以前の信徒たちは文先生を神格化した先輩たちの嘘の教育を延々と受けてきた為、文先生がご自身のことを「アダム」「人類始祖」として天聖経で「新しい発表」をしても、彼らは「アダム」「人類始祖」を六千年前のアダムとして読めば御言葉の矛盾に突き当たるにもかかわらず、その矛盾を受け入れて生命力が乏しくなろうとも、これを文先生としては読むことができなくなってしまっているのです。
奢る家庭連合久しからず
無知に陥った家庭連合は哀れにも妄想を追いかけ、天聖経で新たに発表された「真の父母は希望の象徴、未来線上においての出発点とした」という、摂理延長の御言葉を受け入れることができなくなってしまったのです。