平和の主人 血統の主人

まさに、成約時代の毒麦となられたお母様

《 黙示録18章 3-10 節 》

3 地の王たち(幹部たち)は彼女(お母様)と姦淫を行い、地上の商人たち(教会長たち)は、彼女の(高額献金を得た)極度のぜいたくによって富を得た。

7 彼女(お母様)は心の中で『わたしは女王の位についている者であって、やもめではないのだから、悲しみを知らない』と言っている。

10  彼女(お母様)の苦しみに恐れをいだき、遠くに立って言うであろう、『ああ、わざわいだ、大いなる都、不落の都、バビロンは、わざわいだ。おまえ(お母様)に対するさばきは、一瞬にしてきた。

⑥ 「しっぽ」(理由)が見えた!! 無知な、貧しき者しか来ることができなかった ☞ 再臨論の間違い

 「原理講論が間違わなければならなかった理由」を解く第四の鍵が「しっぽをつかむ」です。


 はじめに、これまでの御言葉を要約的に取り上げておきます。 
 

【A】

「原理講論」第六章 再臨論 第三節(三)(3)


間違い  韓国民族・・・一度も他の国を侵略したことはなかった。」 



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【B】

第38回『真の神の日』真の父母様の勝利圏を相続しよう(ファミリー 1995年 P.263)


「原理講論は・・・間違っているところ何か所かを、そのままにしておかなければならないのです。


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【C】

〔 御言訓読と霊界動員 p.93 (33-101, 1970.8.9)


(原理講論に間違いがあっても)経典は、絶対視しなければならないのです。

・・・・

(原理講論の間違ったところは、間違っているように)書くべきほかの事情があったことを知らなければなりません。


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【D】

文鮮明先生のみ言集 訓教経(下) (2000年書籍)

  14.興亡の分岐点 一九七一年三月二十一日  韓国前本部教会 

          『文鮮明先生み言選集第四十二巻』


 「イエス様は・・・国の代表者格の三弟子のために涙を流して祈ったというのです。しかし、それがみな駄目になったとき、十字架への道が決定されたのです。

・・・

(先生もイエス様と同じように、三弟子の基台が壊れていた為、死の道(聖和)が決定される可能性があったのです。


 (※1)(文先生)が侵略されることがあれば、私を保護する責任が(三弟子に)あるのであり、私が苦労をしてあげたならばそれに責任をもつようになるというのです。なぜなら慈しみを受けたからです。



まず最初に・・・


 途中から読まれた方は理解困難かも知れません。
 ()()()()()お読みくだされば助かります。



 本日は、上記【C】にあるように、「原理講論が間違わなければならなかった」と再臨論に記された、その理由を明らかにします。


 その理由を明らかにする鍵が、第四の鍵になります。その言葉が下記の御言葉【E】【F】にある(※4)の「しっぽをつかむ」という言葉です。



 もう一度、四つの鍵を整理しますと・・・


第一の鍵 ☞ 上記の【D】の(※1)「文先生が侵略される」
第二の鍵 ☞ 下記の(※2)の「1945年のキリスト教の失敗」
第三の鍵 ☞ 下記の(※3)の「蕩減法」
第四の鍵 ☞ 下記の(※4)の「しっぽをつかむ」




 この四つの鍵から、文先生が「原理講論(再臨論)が間違わなければならなかった」と語られた理由が見えてきます。


 一体どんな理由が見えてくるのでしょうか。下記の御言葉を、一語一語、心してお読みください。


 なお、御言葉の中の赤文字の注釈は文脈全体から読み取っていますので、安心してお読みください。


 補足しておきますが、あからさまに語ることができなくなってしまった文先生の御言葉は、その語り方に一定のルールがあります。


   そのルールとは・・・
 第一に、御言葉の初めに、文先生は原理講論の「アダム」と「エバ」、或いは、「イエス様」という名をもって、同時性の観点からご自身の摂理を語られています。その為、再臨時代の「アダム」「エバ」「イエス様」の様相が原理講論の人物と微妙に食い違っているのはこの為です。
  第二のルールが、この第一の後に続けて「お父様」と「お母様」について直接語られています。
 そして第三は、この第一と第二の御言葉の文脈をよく読み取れば、絶対にバラバラに語られているのではないということです。
 つまり、第一の「アダム」と「エバ」とは、再臨時代の「お父様」と「お母様」をあらわし、「イエス様」は「お父様」をあらわしているということです。


 このような観点に留意して下記の御言葉の文脈全体を読まれれば、御言葉の中の赤文字の注釈は文脈全体の意味合いに合致していることが分かるはずです。安心してお読みください。



【E】

天聖経 ⑫環太平洋摂理 第四章 三 2. 


 (※4)
日本がエバ国家に選択されるという原理はありません。サタンが最も貴重なものを握ったがゆえに、やむを得ず神様は、タンのしっぽをつかんででも闘い、奪ってきて本来の状態に返さなければならないのです


(※3)それが蕩減の道です。蕩減は反対に回るのです。


ですから、(順番が)神様、アベル(次子の子女様)、カイン(長子の子女様)、エバ(お母様)、アダム(お父様)、サタンです。

人間(お父様)が堕落しなかったならば、本来(1945年以降、七年路程によって)上から下りてきたのです。

しかし、サタンがこれ(失敗したキリスト教)を占領してすべて失ってしまったので、神様はやむを得ず反対側(一番下のしっぽ、僕の僕)からアベルを中心として(アベルの子女様を中心として、犠牲にして)上がっていったのです。

(※2)第二次大戦以後、キリスト教文化圏が責任を果たさず(お母様とお父様のご家庭が)このような状況になってしまったのですが、誰がその責任を負わなければならないのですか。

(お父様)のために準備した神様の苦労は、私(お父様)が責任を負わなければならないのです。それで、廃虚になった(しっぽの)日本をエバ国家に選んだのです。

日本が四十七年間で世界の経済大国になったのは、日本が優秀でそのようになったのではないのです。(お父様が)エバ国家に選んだがゆえにそのようになったのです。

エバ(第一夫人)が失ってしまった万物を取り戻すことができる総合基地となったので、日本が世界的な経済圏をつかんだのです。ドイツがそうであり、アメリカがそうです。


(キリスト教の失敗により、)神様が最も愛するイギリスとアメリカとフランスをサタンが握り、サタン世界の国々は一番下の僕の僕の位置に立つようになるのです。


(※4)それで、文総裁は、(キリスト教国家)捨てることができないので、仕方なくこの怨讐国家(日本とドイツ)を訪ねていくのです。悪魔の魁首のように振る舞い、天の国や天の世界に反対したそのしっぽ(廃墟となった日本とドイツ)を訪ねていくのです。サタンが(イギリス、フランス、アメリカという)頭を握ったので、(先生は日本という)どん底を訪ねていかなければならないのです。それゆえに荒野に行って、サタンが最も好む日本をエバ国家に選んだのです。仕方がないというのです。

先生は天国を代表し、神様を代表して立ったアダム国の代表者です。そのような位置に立てば、エバ国の代表者(新婦)を探し出さなければならないのです。絶対的に従うことのできる国を復帰しなければなりません。それは何ですか。

(※4)イギリスを身代わりした日本です。サタンが神様の愛するものを奪っていったので、反対に私(お父様)は、サタンが最も愛するものを奪ってくるのです。それが日本とドイツです。


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【F】

 16万人女性訪韓修練会 「蕩減復帰の峠を越えましょう」(摂理的総決算) 1993年



 蕩減復帰は堕落の反対の道をとる


 (最初の)エバは堕落した時、アダムをだましたし、神様をだましているのです。これを蕩減復帰するには、反対の道をそのとおりに、目には目、歯には歯です。旧約時代は、そこで損なったとおりのものが傷付けられるようになるのです。


(※3)(最初の)エバが二人をだまして、長男(アダム)と神様、お父さんをだましたから、復帰される過程においては必ず、


神のほうに立ったエバの代わりの人(お母様)が、長男(文先生)とお父さん(神様)をだまさなければ、帰っていくことができません。


 そういうふうに、これらが結ばれてしまったのだから、反対の方向にしていかなければ道がないのです。堕落したとおりに、目には目、歯には歯で、同じようにです。分かりますか? (はい)。


エバは長男のアダムとお父さんをだまして堕落したのだから、神のほうのエバの代わりのリベカは、長男とお父さんをだましているのです。


(※3)(同じように、)(お母様の)堕落の日に、長男(お父様)と神様をだまして、それ(お母様の堕落)を、この長男(お父様)(堕落を)相続したのです。


 神様は(お母様とお父様の)堕落によって、みな(六千年の蕩減復帰の功績を)なくしてしまって、これ(文先生の良心)だけしかないのです。だから良心は神様のものであることをサタンは知っているのだから、サタンは肉身を中心として成り立っているのだから、(文先生の)良心のほうを神様は取らなければならないのです。


(※4)上のほう(六千年の蕩減の功績)をみなサタンは取ってしまったのだから、(神様は)これ(六千年の蕩減の功績)をみななくしたのだから、反対のほうのしっぽを握らなければなりません。しっぽです。


分かりますか? 


(※3)アダムのほう(文先生が持って来た新婦権)をみな、サタンが取ったのだから、それを蕩減復帰していくには、一番しっぽを握って、逆の方向(どん底、僕の僕)に行かざるを得ないのです。

・・・・・・・



 再臨の主を迎えそこねたアメリカの運命


 (※2)(キリスト教の失敗により、)上のほうをサタンが、アダム、エバ、カインを取ったと同じように、神様はしっぽ(日本とドイツ)を再び泣きづりながら取らざるを得なかったのです。


(※2)英米諸国が先生を反対するようになったので、反対の立場で神様と先生は荒野に追い出されてしまったのです。

今まで数千年の勝利の基台(メシヤ権と新婦権)を完全にサタンが握ってしまったのです。サタンは四十年間、キリスト教文化を完全に否定して、共産圏(北朝鮮、ソ連、中国)の足場がキリスト教になっているのです。


日本も、そうなっているのです。韓国も、世界も、そうなっているのです。

なぜそうなったかというと、(※2)キリスト教文化圏が再臨の主に反対したために、みな乗っ取られてしまったからです。


サタンの足場になって、キリスト教理想の崩壊のために、(メシヤ権と新婦権を奪い取って)サタンの全権を張るような地上地獄を拡張しているのです。分かりますか? (はい)。





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間違っている理由・・・「しっぽをつかむ為」
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 ようやく、第四の鍵である「しっぽをつかむ」という言葉で、【C】「再臨論が間違っていても、経典を絶対視する」理由が明らかになります。


   サタンを自然屈服させる為
 文先生は、1945年、キリスト教の失敗により、六千年の蕩減の恩恵を全て失いました。しかし、キリスト教を捨てることができなかった文先生は、最初のアダムとエバの堕落直後に立たれたのです。その為、文先生は、六千年の蕩減を再現する為、どん底に降りられました。そして、サタンを自然屈服させる為、サタンを主人とする僕の僕になられました。


 最初のエバの堕落は、エバが何も知らなかった時に起こりました。エバがルーシェルの嘘と誘惑によって騙されて堕落しました。これを蕩減する為、文先生はメシヤの位置からルーシェルの位置に降りられ、「再臨主が来られる国は外国を一度も侵略したことがない」という嘘を再現する蕩減法により、何も知らない異邦人であったエバ国の私たちが文先生の愛に誘われたということです。


 無知なる者、「貧しきものは幸いなり」というイエス様の言葉が成就したのです。


 この蕩減法により、第四の鍵は「しっぽをつかむ」という、神様が準備してきたクリスチャンではなく、サタンも見向きしない、サタンのしっぽの私たちを文先生がつかむことを意味していたのです。


 サタンを自然屈服させる、これが重要なポイントになります。


 この為に、文先生は「再臨論の間違い」を意図的に犯されたのだと私は思うのです。
 つまり、「再臨主が来られる国は外国を一度も侵略したことがない」という言葉が嘘であることを知っている者は入教して来れないという壁を、文先生は、予め、設けたのです。その壁をサタンに示したのです。韓国と北朝鮮では笑い者になったに違いありません。しかし、幸いに、韓国初代教会の先輩たちは原理よりも心霊的体験によって入教してきた方たちが多かったのです。


 しかし、原理を聞いて間違いを知ってでも入教してくる者たちは、文先生を敵とするスパイか、或いは、文先生を飯の種にする盗賊の目的があって入教して来たということです。つまり、スパイ、盗賊が入教してくることを再臨論の間違いが一役買ったということです。事実そうなったのです。


   クリスチャンたちが来れないようにした
 反対に、
歴史の真実を知っている高いレベルのクリスチャンたちは入ってこれないようにしたのが再臨論の間違いであったのです。


 これは文先生が僕の僕となっていた時代圏で、原理講論を出版した背景だったと思います。サタンが喜んで受け入れることだったと言えるのです。だから、上記【C】に語られているように、サタンを自然屈服させる為に必要であったのが再臨論の間違であった為、原理講論は絶対的な経典となったのです。


 そして、何も知らないで文先生の愛に誘われて入教した私たちが、やがて、歴史の真実に気づいて、再臨論の間違いに気づいたとき、文先生の愛を取るか、離れて行くか、最後の責任分担である岐路に立たされたのです。そして、この時が来た多くの信徒たちは、文先生から離れて行ったのです。


 私もその一人になりかけた人間です。

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