平和の主人 血統の主人

まさに、成約時代の毒麦となられたお母様

《 黙示録18章 3-10 節 》

3 地の王たち(幹部たち)は彼女(お母様)と姦淫を行い、地上の商人たち(教会長たち)は、彼女の(高額献金を得た)極度のぜいたくによって富を得た。

7 彼女(お母様)は心の中で『わたしは女王の位についている者であって、やもめではないのだから、悲しみを知らない』と言っている。

10  彼女(お母様)の苦しみに恐れをいだき、遠くに立って言うであろう、『ああ、わざわいだ、大いなる都、不落の都、バビロンは、わざわいだ。おまえ(お母様)に対するさばきは、一瞬にしてきた。

古い先輩家庭の方たちの中に・・・人生を捧げたはずの「統一原理」に対して、どうして不信が起こったのか??? その理由が明確になる

 古い祝福家庭の方たち(主に、6000双以上の古い家庭)の中に、或いは、古くなればなるほど、統一原理を捨てる(卒業する)ことが第二の人生であると錯覚している方たちがたくさんおられます。
 なぜ、このような問題が起こったのでしょうか??その答えが、本記事の末尾に取りあげた赤文字になります。


7月6日の記事に、ハンドル名が「家政婦は見た」さんから、以下のような質問を頂きました。
これを公開して、答えを下記に整理しましたので、よろしくお願いします。


家政婦は見た 1日前


お母様が『お父様は原罪をもって生まれた』と言われたのが独生女宣言の中にありますが、日本の家庭連合では、お父様は無原罪のお方であるとして、それを伏せていますよね。


ところが、肝心の赤い天聖経には、真の父母と言える人はこの地上にはいないと記していると777さんは言っています。そればかりか、文先生に原罪があったとさえ言っています。

そして、驚くことに、誰が読んでもそれが理解できる御言葉をたくさん提起しています。


問題はここからです。


一つは、このような御言葉は他にもありますか?

そして、これを打ち消す御言葉は存在しますか?


二つ目は、お母様や幹部たちは、それを知らないで赤い天聖経を出版したのですか?

お母様や幹部たちの言っていることが経典と一致しませんし、これは完璧な錯誤ですよね。いや、詐欺になりますよ。腐ってますね。

お母様も幹部たちは、知らなかったでは、済まされないと思いますけど、どう思われますか?


三つ目、今後もブログは継続しますか?閉じるのを心待ちにしている家庭連合のお抱えブログがあるようですが、いかがですか?


いろいろ質問して、スミマセン。よろしくお願いします。



質問 ①

一つは、このような御言葉は他にもありますか?

そして、これを打ち消す御言葉は存在しますか?


答え・・・


 私が取り上げている引用の御言葉は、一つだけの確認で取りあげているのではありません。引用しているほとんどの御言葉は、同じような御言葉を他にいくつも確認してから記事にしていますので、安心していいと思います。


 例えば、昨日の記事で取りあげた「歴史時代」と「新しい歴史時代」に関する御言葉も、多数の中から選んで取り上げています。



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 次の、御言葉を「打ち消す(否定する)」御言葉は存在しますか??という質問の答えです。

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 この問題は御言葉の根幹にかかわる問題です。この問題に対する私の答えは「存在している」という答えです。その理由は、摂理の延長にあります。


 その結果、末尾に赤文字で取りあげています「文先生の生涯が誤謬となってしまった」という深刻な問題が起こりました。


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   この件で少し、その理由をあげておきます。

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 先ず第一に、メシヤである文先生の前に洗礼ヨハネの使命をもっている人物(お母様、幹部のトップ)がその責任分担を全うしなければならない時、文先生は彼らの責任分担が全うされるものとして御言葉を語られていることです。


 これは重要なポイントです。


 その期間が文先生が歩まれた1952年から1992年の40年サタン分立路程の期間になります。


 しかし、お母様や幹部のトップの責任分担が果たされなければ、彼らの時代は終わります。


 ところが、お母様は少し違っています。


 お母様は三番目のエバの立場になる為、お母様の責任分担の期限は既に過ぎ去っているにもかかわらず、今なお、延長された摂理圏にあります。

 その理由は、お母様の不信はお父様の失敗となって、中心家庭がこの失敗を取り戻す為に横的三代に延長して蕩減復帰する立場に立たれた為です。それがほぼ確定的になったのが、2001年の神様王権即位式以降からになります。


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  お母様と幹部のトップの責任分担が果たされない ☞ 摂理延長

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 「平和の主人 血統の主人」の御言葉によると、お母さまの堕落と不信が決定的となることにより、2001年以降からは幕屋と契約の箱(教会と天聖経)を中心とした延長時代に入るようになったことが分かります。


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  ここからが

   御言葉を「打ち消す」御言葉は存在しますか?という質問の答えです。

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 答えの結論は、存在するになります。


 その理由が以下です。

 

 お母様の不信が決定的になることにより、摂理が三代に延長されるという大転換が起こるようになったことです。

 その為、1992年以降から、さらに、2001年以降からは一層、統一教会に大混乱時代が到来するようになったのです。


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 具体的にどういうことか??

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 つまり、お父様はお母様の責任分担時代(1960-1992、1992-2001)は、お母様が責任を全うされるものとして、そして、お父様とお母様が真の父母になることができる前提で御言葉を語られてきました。


 ところが、お母様の責任分担時代にその責任が果たされず、延長時代に入り、その後、失った責任を横的に三代かけて成就する時代に入りました。その為、お父様とお母様がご存命中に現れるはずであった真の父母の顕現が不可能となってしまったということです。



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ここからが答えです。

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 その為、天聖経が顕れる以前も以後も、お父様とお母様は統一教会内で真の父母と呼ばれていましたが、世界基準にある天聖経以降、「真の父母はいない」「真の父母は未来を起源として出発した」と明言されるようになったのです。

 何と、お母様が出された赤・天聖経までも「真の父母がいない」と理解できる御言葉が沢山存在することになったのです。


 つまり、40年サタン分立路程時代は「真の父母」を目前に実現できる時代圏であった為、お父様はお母様の責任が果たされるものとして、「真の父母」を先取りして、統一信徒たちに対して「真の父母」と呼ばせてきたのですが、責任が果たされなかった為、「真の父母」と呼ばせてきたこととを打ち消す言葉が黒・天聖経にも、赤・天聖経にもたくさん語られているのです。


 そして、文先生はご自身とお母様の失敗(堕落の位置にとどまった)がどのようにして起こったのかを、人類始祖、或いは、アダムとエバの名をもって御言葉に世界基準の講演ツアーで繰り返し語られたのです。


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 ここで、大問題が起こりました

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 原理講論のアダムとエバの堕落の動機と経路と、文先生とお母様の堕落の動機と経路には明確な違いがあるにもかかわらず、これまでの統一信徒たちは、この二つとも、六千年前のアダムとエバとしてのみ理解してしまったのです。


 その為、とんでもない問題が浮上することになったのです。


 それが何かと言いますと、原理講論に記されている堕落の動機と経路に対して、天聖経などに語られたお父様はお母様の堕落の動機と経路を原理講論に補充されるもの、或いは、上書きされたとして捉えざるを得なくなってしまったのです。


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 起こってはならないことが起こってしまったのです。

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 これによって、原理講論の書き換え、上書きのようになってしまい、その結果、真理性が失われるようになってしまったと言えるのです。特に、原理をたくさん勉強した古い信徒たちの中に、原理に見切りをつけた人たちが多くいたのはこれが原因となっていたとも言えるのです。


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 お父様はお母様の堕落問題をご自身の堕落として捉えられた

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 2000年以降、講演ツアーでもお父様はアダムとエバの堕落問題をたくさん語られています。そのほとんどはお父様とお母様の堕落問題を語られているのものだったのです。


 これによって、お父様は六千年前のアダムの責任転嫁問題を蕩減する為、弁明一切なさらず、お母様の堕落をご自身の堕落として世界基準で責任を取られたのです。

 ご自身を堕落した立場に立てられ、お父様とお母様を原理基準から人類始祖、アダムとエバの名をもって、その罪を世界基準で明らかにされたのです。それが、黒・天聖経、赤・天聖経、赤・父母経になります。


いよいよ、結論です。


この為・・・

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  文先生の生涯が誤謬となってしまった

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 摂理的大転換をあらわしている決定的な御言葉を数年前に見つけました。

 それが、2003年に語られた「再創造の人」という御言葉に《(※3)に「その道に誤謬を残した自分の一生だったのであり摂理史だった》とあある言葉です。さまに、文先生の生涯が満身創痍だったのです。


 この『文先生は生涯に誤謬を残した』という言葉は統一教会、家庭連合では誰も聞いたことがない言葉であるだろうと思います。

 事の次第が分かれば、問題は深刻です。



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 この深刻な問題を

   何故、誰も自覚していないのでしょうか。 

     もうお分かりですね。

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 その答えは、お母様も幹部のトップも、自己の責任であった洗礼ヨハネの使命を果たしていないことを全く自覚していない為です。 


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 何故、自覚できていないのでしょうか。

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 お母さまも、幹部のトップも、文先生が叱責されたことはありましたが、総じて、お父様の真の愛に甘えることになったことがあげられます。


 しかし、それよりも、お母様も、幹部たちも、自分は悪くない、悪いのは「アブラハムによるイエスの典型路程」を歩ませたお父様であり、さらに、妾摂理、六マリヤを歩まれたお父様を間近に見て、悪いのはお父様であると責任転嫁してしまったのです。


 


 以上が、ハンドル名が「家政婦は見た」さんから頂いたコメント、御言葉を「打ち消す」御言葉があるのですか?という質問に対する答えでした。


だいぶ、長々しい考察になりました。ありがとうございました。



次の質問の答えは、次回にします。



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