平和の主人 血統の主人

まさに、成約時代の毒麦となられたお母様

《 黙示録18章 3-10 節 》

3 地の王たち(幹部たち)は彼女(お母様)と姦淫を行い、地上の商人たち(教会長たち)は、彼女の(高額献金を得た)極度のぜいたくによって富を得た。

7 彼女(お母様)は心の中で『わたしは女王の位についている者であって、やもめではないのだから、悲しみを知らない』と言っている。

10  彼女(お母様)の苦しみに恐れをいだき、遠くに立って言うであろう、『ああ、わざわいだ、大いなる都、不落の都、バビロンは、わざわいだ。おまえ(お母様)に対するさばきは、一瞬にしてきた。

三次の七年路程(一九六〇~一九八一)


三次の七年路程(一九六〇~一九八一)


 成約時代である統一教会時代では、一九六〇年から一九六七年まで越えてくるのです。その次は一九七四年までです。それから一九七五年から一九八一年までの七年間というように発展してくるのです。七年、七年、七年と発展してくるのです。このようにして、横的な世界時代へと発展して越えていくのです。


 それではここで、統一教会が何をすべきかというと、今は、先生の行くべき道を築いてくれなければなりません。歴史的な三時代を代表して全体を蕩減するのです。縦的な歴史を横的に蕩減するのです。六千年を二千年ずつ三次にわたって蘇生、長成、完成、このようにしてすべて落城しなければなりません。これを私たちは、二十一年間で蕩減しなければならないのです。


 それゆえ、先生の家庭を中心として世界的な問題の時代です。皆さんは、祝福家庭と一つにならなければならないということを知らなければなりません。そして、一つになった皆さんと先生の家庭が一つにならなければなりません。先生の家庭がアベルであり、皆さんがカインとなって一つにならなければなりません。


 それが何かというと、旧約時代である個人時代、新約時代である祝福家庭時代、成約時代である私たちの家庭時代、そのように三つをぴったりと合わせなければなりません。それが三時代に該当するのです。これが一つになってこそサタンが侵犯できないという結論が出てくることを知らなければなりません。


 第二次七年路程とは何かというと、氏族が民族のために祭物になる期間です。次に、第三次七年路程とは何かというと、世界的祭物期間です。三次七年路程は一九八一年までです。統一教会のすべての氏族、国家を代表する群れは、今後、すべて世界的蕩減時代に入っていきます。それで今日、この米国においては、家庭や子供たちを捨てて全部出ていきなさいというのです。


 三次の七年路程とは何かというと、二千年間打たれたことを二十年間で打たれようというものです。打ってみなさいというのです。二千年間の曲折を二十年で全部打たれてみようというのです。先生の三次の七年路程がそうだというのです。



第三次七年路程(一九七五~一九八一)


 み旨のため、この七年間はみな生きた供え物にならなければなりません。イエス様が十字架に対するとき、「わが父よ、もしできることでしたらどうか、この杯をわたしから過ぎ去らせてください。しかし、わたしの思いのままにではなく、みこころのままになさって下さい」(マタイ二六・三九)と言われたように、自分の考えを立てる時ではありません。み意を立ててこの第三次七年路程の上にやり甲斐ある天の伝統を植えつけ、将来の統一家を中心とした世界中の家庭の前に甲斐ある伝統を残してあげ、新しい文化世界を創建し、新しい地上天国の世界へと越えていかなければなりません。先生の家庭を中心として皆さんの家庭がこうした責任を成し、その韓国の家庭を中心として世界中の家庭に連結していかなければなりません。


 今は、霊的勝利の基盤の上に肉的一体化運動をなすべき七年の期間が残されました。これが第三次七年路程です。そして、これが一つになれば、世界は一つの世界へと進むことでしょう。


 では、霊的統一は誰によって成し遂げられましたか。先生によって成し遂げられたのです。それでは肉的七年路程、肉的一致は誰がしなければなりませんか。先生が父の立場ならば皆さんは息子の立場です。先生が内的ならば皆さんは外的なのです。ゆえに皆さんは、実体世界を全世界へと発展させてこれを一つにすることにおいて、今から先頭に立たなければなりません。もちろん先生が霊的基準を中心として調整してあげますが、実体基準を一つにすることにおいて、皆さんが全心全力を傾けなければなりませバツ


 それゆえ、いかなる犠牲を払おうとも、この三次の七年路程までには民主世界を越えて共産圏を制圧できる基準を越えなければなりません。このような基準を越えなければ天の勝利圏を立てることができません。言い換えれば、共産圏の侵犯を受けたら、たとえそれが条件的侵犯であってもサタンが侵犯したことになるのです。ゆえに私たちは、共産圏を完全に制圧できる基盤を築いて越えていかなければならないのです。


 このような観点から見て、先生が今、三次七年路程を中心として米国で整備作業をしているのは、完全に勝利するためです。上下両院を中心とした内的基盤を強固にしながら、全国を反共体制でどのように強化し、導いていくかということが、これからの第三次七年路程における私たちの果たすべき使命なのです。



第二次と第三次七年路程の連結期間(一九七二~一九七八)


 第三次七年路程は、蘇生、長成時代を経て完成時代へと向かう時代です。第一次七年路程は、先生が家庭的基盤を築き、皆さんが蕩減の道を歩むことのできる家庭的ハイウェイ、高速道路を築いた時です。第二次七年路程とは何かというと、家庭を中心として氏族的な大道、高速道路を築く時なのです。


 そして、第三次七年路程は、国家を中心として大道を築く、すなわち国家から世界へと進む大道を築く時です。ですからこれまで先生が米国に行って成した活動というものは、先生がしたくてしたものではありません。原理的な観点から、避けられない役事としてしなければならなかったというのです。


 言い換えれば、第二次七年路程がある限界点に来ることにより第二次七年路程が終わり、第三次七年路程へと連結するためには、三年前から出発しなければなりません。そのため、それぞれを半分に分けて、第二次七年路程の一九七二年から第三次七年路程の一九七八年まで、言い換えれば一九七二、一九七三、一九七四、一九七五、一九七六、二九七七、一九七八の七年間を定めておくのです。この七年間、すなわち第二次七年路程の後半期と第三次七年路程の前半期を巡りながら、これを国家と世界に連結させ、外的基盤を世界的基盤にまで連結させなければ、全世界に影響を及ぼせなくなってしまうのです。


 それゆえ、そのような観点から見ると、イエス様の死によって、霊的救いと肉的救いという分野に分立された摂理的時代において霊肉に分けて役事がなされたのですが、霊的基準の土台を築いたのがキリスト教であるため、そのキリスト教の世界的代表国家である米国の公認を受けなければならないのです。ですから、米国である基準を立てなければならないのです。その期間が一九七二年から一九七四年までなので、先生はその期間、米国で活動したのです。


 結局、一九七二年はひたすら大会に終始し、一九七三年十月から出発して一九七四年十二月まで、一年二ヵ月の期間で、霊的、世界的基盤である米国で勝利的基盤を築き、それを肉的基盤である韓国と連結させるための歩みが、先生が韓国に来ることです。一九七五年を迎えると同時に世界的国家基準を中心として韓国を連結させなければ、第三次七年路程を世界へと連結させる道がなくなるので、このことを始めたのが一九七五年の今年からなのです。゜

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