平和の主人 血統の主人

まさに、成約時代の毒麦となられたお母様

《 黙示録18章 3-10 節 》

3 地の王たち(幹部たち)は彼女(お母様)と姦淫を行い、地上の商人たち(教会長たち)は、彼女の(高額献金を得た)極度のぜいたくによって富を得た。

7 彼女(お母様)は心の中で『わたしは女王の位についている者であって、やもめではないのだから、悲しみを知らない』と言っている。

10  彼女(お母様)の苦しみに恐れをいだき、遠くに立って言うであろう、『ああ、わざわいだ、大いなる都、不落の都、バビロンは、わざわいだ。おまえ(お母様)に対するさばきは、一瞬にしてきた。

マッカーサー将軍編 ☞☞ 再臨時代の摂理的人物について語られた文先生の御言葉

マッカーサー将軍編 ☞☞ 再臨時代の摂理的人物について語られた文先生の御言葉

 


歴史とその時代の人物像を知らなければ摂理の切迫感はない。


真の御父母様の生涯路程2 第三節 六 


 もし韓国(=国とキリスト教)が統一教会(=文先生)を受け入れていたならば、韓国動乱が起きたでしょうか。

起きなかったのです。

三年間もあれば完全に国家基準を全部収拾したはずです。そして七年路程もすれば、世界に完全に道を築いたはずです。一九五〇年の六・二五動乱は、七年の過程で起こった戦いです。キリスト教が(文先生を)支持しないことにより、サタンが浸透して打つことができる基盤ができたためです。


それにより二つの怨讐が生じたのです。それらが共産世界とキリスト教です。そのようにして共産世界が世界的に登場するのです。


共産世界は韓国を足場にすることができなかったならば、あのような勢力をもてなかったことでしょう。その時、私の手の中で全部溶けたことでしょう。その時、マッカーサー将軍の言うとおりにしたならば(マッカーサーの中国本土空襲の主張を意味)、一九五二年六月までに終わったのです。解放以後、七年目に終わるのです。韓国動乱でトルーマン大統領が国連軍を投入したことはよくやったのですが、トルーマンが歴史的な失敗をしたのです。


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真の御父母様の生涯路程2 第三節 六 


 私の場合、刑務所から出てこようとすれば、判事が許可してくれるのではありません。サタンがしてくれたのです。サタンの公認を受けてこなければならないのです。


 先生は、先生がすることになっていたすべてのことを完遂したので、天使長国家(アメリカ)と国連軍が北韓を攻撃して、先生を解放させました。それで先生は監獄を出てきました。


 一九五〇年十月十四日です。先生の死刑執行予定日の前日、マッカーサー元帥の連合軍が、先生をそこから救出してくれたのです。それは、全く神様の恩寵でした。


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真の御父母様の生涯路程2 第五節 三 


 この民族が、このようになったのは誰のせいですか。三十八度線が解決されていないではないですか。トルーマンがマッカーサーの話を聞かなかったことにより、一九五三年七月に終わってしまいました。一人の人の誤ちで歴史がこのようになることを誰が知っていたでしょうか。しかし、知る人は知っているのです。このような恨の多い事情を知っている人は血が沸くのです。


 私は休戦に反対していました。

私が李承晩博士の立場ならば、絶対に休戦しなかったはずです。どんなことをしてでも休戦をしません。仮に休戦しても、また北伐しようという主義です。


李博士が大きく出ながら、なぜ譲歩をしたのか分かりません。そこにおいて後退するようにはなっていなかったのです。後退しても、「南韓各地の破壊されたものを復旧してくれ」とでも言わなければならなかったのです。


 南北の悲運は世界史的な悲運です。したがって、韓国とアメリカが責任を果たすことができないことによって、アメリカ自体の墜落、イギリス自体の墜落、民主世界の墜落が起こったのです。


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真の御父母様の生涯路程6 第四節 三 


三 「おお 仁川」映画製作(一九七八・五、撮影開始)


『おお! 仁川』映画とマッカーサー将軍


 レバレンド・ムーンが何のためにマッカーサー将軍の映画をつくるのでしょうか。何のためにつくるのか、はっきり知らなければなりません。西欧文明はアジア文明と双子のようなものなので、アジア文明と手をつながなければ、いずれ西欧文明は滅びます。

西欧人がいくらアジアが嫌いでも、神様の摂理がこれを連結させようとするところにあるという事実を先生は知っています。それでは、アジアと連結させる運動をすることができる思想や団体や国家がありますか。今は一つもありません。アメリカはすべて手を引こうとしています。すべてけってしまおうとしています。


 ですから、特別な人物でも立てて、一つの民族と国家を動かし、ここで一つの西欧化文明圏に連結できる橋をつくらなければなりません。それでは西欧文明に接続させるべき国はどの国でしょうか。日本と韓国です。


 それでは、日本で救世主の役割を果たした人は誰でしょうか。韓国で救世主の役割を果たした人は誰でしょうか。マッカーサーがそのような責任を果たしました。

日本の敗戦ののち、日本が祝福される基盤を築いたのがマッカーサーです。敗戦国にむちを加えるのではなく人格と愛で優待した行為は、今までの歴史上にないことです。その時マッカーサーが日本に莫大な損害賠償を請求していれば、今日の日本はこの世界において、今なお第三国どころか、第五国、第六国の位置にも上がってこられなかったでしょう。


 それからまた、共産圏を中心として南北が決裂したとき、マッカーサー将軍は韓国の防御において、韓国を救ってくれた救世主です。仁川上陸作戦によってソウルを完全に奪還し、マッカーサー将軍が李大統領に政権を委譲しました。「この国をあなたにお返しします」とした事実は、国を救う責任を果たしたということです。


 トルーマンがマッカーサーを現職から退けた行為は間違いでした。


情勢を見切れなかったのです。それにより民主世界は数十年間の被害を被りました。ヨーロッパがすべて共産主義の影響圏内に入っていき、南米がすべて共産主義の影響圏に入っていったのは、すべてトルーマン大統領の決定的失策によるものだということを私たちは宣布しなければなりません。


 トルーマンがマッカーサーの話を聞いていればよかったのです。その時はソ連に原子爆弾もない時です。共産圏を制圧して一つにすることができる良い機会と、自由環境をつくって世界を地上天国にすることができる機会を喪失してしまったのです。

そのようになっていれば、今日の中共のような存在はなかったはずです。中共を中心としてソビエトのハバロフスクやシベリア圏までも影響を及ぼし得るアメリカの版図になっていたことでしょう。マッカーサーを切ったのはトルーマンの失策です。そのことをアメリカの青年は正しく知り、マッカーサーを英雄視し、「あの時代における我が国の産んだ英雄として推戴しなければならない」という運動を起こさなければなりません。


 見てみなさい。今(1970年代)、世界の世論調査を見れば、どのようになっているかというと、八〇パーセントの人が韓国が北侵したと思っています。世界の八〇パーセントがそのように思っています。アメリカの若い人たちがそのように思っています。日本でもそのように思っています。全世界の八〇パーセントがそのように思っているのです。


 そのようになれば、民主斯界の面目はどのようになりますか。「アメリカ帝国主義の侵犯だ、韓国動乱もすべてアメリカが起こした」と絶えず言い続け、「すべての戦争、現在起きているすべての暴動もアメリカが起こした」と言っているのです。共産党の手法がそのようなものであることを知っていますか。世界はそのことを知らずにいます。ですから、この映画をつくることによってソ連や中共や北朝鮮の大使館が、どれだけ苦痛を受けるか分かりません。


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真の御父母様の生涯路程7 第二節 四 


映画「おー、仁川」試写会(一九八二、九・一七)


 この映画に関心をもつようになった理由は、大きくは二つあります。


その第一は、韓国戦争の侵略者が誰なのかということをはっきりさせて、歴史を正そうとしたことです。


第二は、先生がマッカーサー元帥の功績に対して尊敬と賛辞を送ろうとしたことです。マッカーサーは、神様を愛し、人類を愛し、また人類と神様の最大の敵である共産主義を正確に知り、嫌悪した偉大な将軍です。


 そして最後に、この映画を作るに当たって、先生としては個人的に忘れることができないもう一つの因縁があります。韓国戦争が起きた時、先生は北韓の刑務所に収監されていました。仁川上陸作戦に続いて国連軍が北へ北へと攻め上がってくる時、せっぱ詰まった共産主義者たちは、収監されていた政治思想犯を処刑し始めました。先生の最後の瞬間が迫ってきていました。ところが、先生が引かれていき、正に処刑されようとしたその数時間前に、先生は国連軍の助けによって劇的に解放されたのです。「おー、仁川」というこの映画は、マッカーサー元帥に対する先生の感謝の表示であるとも言えます。


 最初に「サン・ミョン・ムーン」という字幕が出てきます。(笑い)これは、私が作ったのであって、監督たちが作ったのではありません。(歓呼、拍手)


 それでは、なぜ字幕にレバレンド・ムーンの名前を入れなさいと言ったのでしょうか。入れなくても良いのにです。最初は、何をしようとして入れたのでしょうか。戦略的な意味からです。今、差し当たって損失も大きいのです。しかし、レバレンド・ムーンは、既に人類歴史上で、今までいなかった歴史的人物になったということを知らなければなりません。百年後、千年後にもレバレンド・ムーンはなくなりません。その時になって必要なものをレバレンド・ムーンが作ったという事実! 最も激烈な迫害の中で、最も過酷な公判を受け、宣告を受けながら作った歴史的な映画であるという名前がいつまでも残るのです。共産主義に反対する反共思想が永遠にこの地球上に残されるのです。


 ハリウッド街で「ワン・ウェイ・プロダクション」(One Way Production)のことを知らない人がいないほどに一躍有名にしました。「おお、仁川」は今月十七日に試写会をもちます。


 それでは、お金がどれくらいかかったのかというと、五千八百万ドル、約六千万ドル近くかかりました。それもキャッシュで作ったということで有名です。銀行から一銭も借りずに私たちの財力で作ったとなれば、ハリウッドやアメリカ資本主義世界は私たちを信用せざるを得ません。その実力を認めるのです。ハリウッドで映画を作るときは、大抵八〇パーセントはお金を借りて作るのです。


 私たちの映画に出てくる背景の撮影は、セットではなく、すべて実際の撮影です。飛行機が飛んだり、橋を爆破したりするのも実際の撮影です。爆破するためにアメリカから飛行機を四十機も借りて行いました。


 なぜそのようにしなければならないのかというと、ハリウッドで今まで考えていたイメージを完全に覆さなければならないからです。ですから、どのような映画を作るのかという関心が膨らんでいたのです。素人がどのような映画を作るのかと、関心が高まっていたのです。素人の中のど素人でしょう。(笑い)


 何度も撮り直しながら作ってこそ素晴らしいものになるのです。五回も撮り直しをして、五年の歳月がかかりました。映画歴史上で最も時間がかかり、撮り直しも何度もして、お金も最も多くかかり、批評も批判も反対も最も多く受け、すべてが一番だというのです。


 この映画の背景に出てくる避難民たちは、すべてうちの食口です。(笑い)アメリカ映画を作るのですから実際はアメリカの食口が入らなければならないのですが、韓国の食口たちが入っていったということは、とても風刺的なことです。この映画を撮影する時は、最も暑い時でした。六・二五(韓国戦争)がちょうどそのような時だったからです。どれほど苦労したか分かりません。そこでの総責任者は任導淳氏です。(拍手)



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