★★★「六マリア」③ お母様の八段階摂理はアブラハム妻、サラの典型路程になっていた。
「六マリア」①②で紹介したみ言のポイントを取りあげました。
詳しくは前回のブログをご覧ください。
また、み言の最後にまとめの考察を入れました。
《 宗族的メシヤ 二 八段階と八定式 》
『縦的に八段階、横的に八段階です。それが原理観です。・・・神様しか知らないのです。そして、サタンと先生と、三人だけが知っているのです。それを操縦するのは先生なのです。神様もできないし、サタンもできません。』
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《 真の御父母様の生涯路程 4 》
『・・・お母様が越えるべき八段階の条件物をつくらなければなりません。お母様となるためには、八十代から七十代、六十代、五十代、四十代、三十代、二十代、十代まで、ずーっと、その心情を伝授されなければいけません。そのような過程を通過しなければ、お母様の位置に立てないのです。』
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『神様の骨中に秘められていた精子が、十七歳なれば現れて定着しようとしましたが、精子の旅程が億千万世、今までどうなりましたか。』
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摂理の考察はみ言の多次元的な考察が必要
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この三つのみ言からお母様の八段階がどのようなものであるのかが、少し、より、鮮明になったと思います。一つのみ言だけからでは捉えがたいことが、三つ四つという、多次元から考察をすることによって摂理の奥義が見えてくるものがあります。
そして、更に、この考察に加えて新たなみ言を加えて、一層、原理に立脚して考察するようになれば、お父様の聖和された後、私たちが何を今成すべきかが見えてくるようになると思います。
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お母様の17歳で起こった問題
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お母様の八段階摂理の結果がどうであったのかは、「平和の主人(12-5)」に「神様の・・・精子が、十七歳なれば現れて定着しようとしましたが、・・・・」とありますように、十七歳の時にお母様の問題が血統問題という、堕落があったとはっきり語られています。これは八段階摂理のことだと思われます。(この十七歳の時の問題は他のみ言にもあります。)
原理講論には、アブラハムが二度にわたって妻がサタンに奪われてから再び取り戻す蕩減条件を立ててから、三つの供え物とイサク献際をしたとあります。
アブラハムとモーセとイエス路程はお父様の表示路程になっていますから、お父様もお母様がこの十七歳の時に、一旦サタンに奪われる摂理があったと思われます。
そしてその上で、お母様ご自身が自らの責任でお父様と一つになって、もう一度、八段階の道を横的に蕩減復帰しなければならなかったのだと思われます。
これにより、原理的にスッキリしてきます。
そうすれば、お母様が八段階の勝利の階段を上るに従って、天宙復帰の道は爆発的な展開で発展の道をたどることができたのだと思います。
お母様がお父様の指示に従って世界中を講演して回っていた時の統一運動の発展は、1989年に八定式を設定されたお父様との一体化にあったと言えるのですが、特に、天の入籍基準に至らなかった2001年の「神様王権即位式」以降から顕著になった統一運動の衰退と、家庭連合の混乱は、お父様とお母様がサタンによって引き裂かれたことが原因となっていました。
このことが明確に語られたのが『平和の主人(3-6)「二つの大きな力」』だったのです。
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お父様は怨讐を愛することで超えられた八段階
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お父様は八段階をどのように勝利されたのでしょうか。それは、愛する者を犠牲にして、愛する者以上に怨讐を愛するという蕩減法でした。
お母様が超えなければならなかった八段階も、お父様と同じ怨讐を超えることでした。例えば、お父様からお生まれになった庶子なる方たちを、ご自分の子供と一族にして、自分の子供以上に愛することが八段階復帰の条件になります。これが成せないが為に、エバ国を神様に繋ぐことができなくなっってぺちゃんこになってしまうとか、アメリカも腐敗堕落していくというみ言があります。更には、韓家の解放ではなく、文家の解放こそ優先課題でした。ましてや、ご自身の子女様である顕進様を追放することは絶対にあってはならなかったことです。
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お母様を責める心にサタンが侵入
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だからと言って、私たちにはお母様を責める立場には立っていないことを理解しておかなければなりません。たとえ、現在の子女様であったとしてもです。もし、お母様を責める塵ほどのものでもあれば、お母様を責める心にサタンが侵入して、その思いが更に拡大して、自らの成すべきことの何たるかを失ってしまうからです。
あくまでも、お母様は全人類女性を代表した立場でありますから、全男性たちも、その女性から生まれた天使長ですから、お母様を責める立場には全く立っていないことを念頭に入れておかなければなりません。
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兄弟間の分裂を放置して真の愛を語ることはできない
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そして、成約時代は聖徒の責任分担時代ですから、如何なる問題も、自分の問題として受けれること、決して他を排斥しないこと、たとえ、現在の家庭連合であったとしても、怨讐であればあるほど愛すること、兄弟間の分裂に対して、弟が兄に、兄が弟に責任をなすりつけることなく、統一する為に何ができるのかを、明日に先延ばししないで、今、行動に起こすことです。
それを標榜としないで、明確に宣言できないで、真の愛を語る資格が何処にあるというのでしょうか。それで、何を成そうというのでしょうか。お父様は、今、子女様のどなたかが、兄弟を統一する為に行動することを待っておられます。
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終わりに、
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お母様が通過された八段階摂理が如何なるものであったのか、その一端でも理解できればと思いますので、そのみ言を紹介します。
訪韓修練会御言集(女性) 現地の整備① 《 絶対信念、絶対信仰に立つ 》
訪韓修練会御言集(女性) 現地の整備② 《 真のお母様の選定 》