平和の主人 血統の主人

まさに、成約時代の毒麦となられたお母様

《 黙示録18章 3-10 節 》

3 地の王たち(幹部たち)は彼女(お母様)と姦淫を行い、地上の商人たち(教会長たち)は、彼女の(高額献金を得た)極度のぜいたくによって富を得た。

7 彼女(お母様)は心の中で『わたしは女王の位についている者であって、やもめではないのだから、悲しみを知らない』と言っている。

10  彼女(お母様)の苦しみに恐れをいだき、遠くに立って言うであろう、『ああ、わざわいだ、大いなる都、不落の都、バビロンは、わざわいだ。おまえ(お母様)に対するさばきは、一瞬にしてきた。

訪韓修練会御言集(女性)  現地の整備② 《 真のお母様の選定 》

訪韓修練会御言集(女性)


 現地の整備 


《 真のお母様の選定 》


 そこで、みんなが先生を婿として引き込もうとするのです。先生は、そんな話は聞かないのです。エバがアダムを選択するということになるからです。みんな原理の反対になるので、それを収拾しないといけないのです。先生が、主管性転倒したことをみんな正してやらないといけないのです。だから、そういうことが八十代から七十代に移行するのです。神様の蒔いた恩恵なのです。全世界に、みんなが新婦の結実体になることを願って蒔いたのだから、収穫の時代の主人の立場の人が現れたので、主人の前にそういう態度を取らざるを得ないのです。


 それらをみんな収穫する責任を先生が持って、まとめないといけないのです。ティーンエイジャーの十代から三十代へと発展してきたのだから、それを逆に収拾しないといけないのです。八十代のおばあさんを中心としてです。このことは、原理として知っているのですが、決定は先生がすることです。


 それで、「こうこう、こういうことだから」と先生に言われて、「分かりました」と手を挙げて誓った後であっても、その次の日には、「先生、そういうふうに決めても、自分にはどうにもなりません」と言ってきて、また元に返ってしまうのです。それを何回も繰り返すのです。何回もなだめて帰すのです。それを追い出してしまったら大変なことになるのです。死んでしまうのです。


 「私は、統一教会の文先生のために死んだ」と、噂されると大変なことになるのです。誰にも言うことはできないのです。こんな話のできる者は誰もいないのです。先生以外にはいないのです。だから、それをなだめながら自分の姉さんみたいに、自分のお母さんみたいに慰めながら、なだめていくのです。そういうふうにして、八十代から七十代、七十代から六十代、五十代、四十代と大変です。三十代、四十代の女は、みんなあの当時の印象があるので大変です。


 本当に気持ちがよくないのです。女は嫉妬するのです。「女がいい」と言う男は、ちょっと変わっているのです。本当です。みんな命を懸けて、先生を飲み込もうとするのです。それをずーっと四十代、三十代、二十代まで来るのです。ティーンエイジャー前後まで縮小して、まとめないといけないのです。


 そういうふうにして、お母様を選抜して、お母様に伝授してあげないといけないのです。しかし、肉的に霊的に伝授された内容は伝わっても実体としては、その女性のために、おばあさんとお母さんと孫娘三代が、みんな乗っ取られてしまったと思うのです。それをなだめるために、三年半はお母様を迎えて一緒に暮らすことをしなかったのです。三年半は、お母様を他の所に置いて、電話で連絡しながらやってきたのです。


 ですから、お母様のお母さん(洪順愛大母様)が霊界から詳細に教えられて、先生が何をするかという一日のプログラムを、霊界で見せられるのです。それをお母様に報告するのです。お母さんが教えることは間違いないのです。そういうふうにして、お母様のお母さんが正門で自分の娘に文を手渡したら、みんなおばあさんたちがにらみつけるのです。「うー、悪いおばあさんだ! あの女が先生を誘惑して、自分の娘を奥さんにしてしまった」と思うのです。間違いなく、そう信じているのです。そういう環境を三年半通過しながら、それでどういうことが起きるかというと、青少年たちが、中高等学生たちが、そのことが分かると反対するようになるのです。


 それは、娘や孫娘のような者たちなのです。周辺の若者たちが、若い女の子たちがみんな励まして、逆のほうに影響を及ぼすのです。「何だ! 若いお母様をお迎えしたのに、共にいられないようにしたのは、あなたたちが悪いからだ」と。そういう噂をされて、それをずーっと、孫娘を通じてなだめさせることに三年半かかりました。もし、そういう環境を無視して一緒に暮らしたとすれば、薬を飲ませて殺されてしまうのです。それは気違いみたいなものです。だから女は恐ろしいのです。自分の知らない霊的現象で、先祖がそうするのです。「薬を入れよ」と言えば、薬を入れるのです。それはどれぐらい真剣になるかというと、目玉が一方向しか見えないのです。


 それで、いつも先生がどこに行っているかと目を見開いて見ているのです。距離が問題ではないのです。先生が何をしているか、ちゃーんと知っているのです。みんながそうです。だから市内に出かけた場合には、「先生が出かけられた。早く行け!」と、みんながいっぺんに、二、三人が集まってくるのです。まるで嘘みたいな話です。聖書でもいろいろ啓示なんか書いてあるけれど、それは何でもないことです。いろいろな奇跡があるのですが、そういうことは、先生は言わないのです。言ったって誰も信じる者はいないのです。これはもう嘘みたいな話なのです。そういうふうにして、もう大変です。


 そういう人々の中で、今も一人で結婚しないでいる女性もいるのです。「祝福を受けるように」と言っても、祝福を受けないのです。「自分は先生を慕った者です。誰と結婚するのですか」と言って、大変なことです。もし、先生がキスでも握手でもやってあげたら大変なことです。これはもう間違いなく「関係した」と言う人が出てくるのです。そういう女の乱れ切った環境を泳いで、よくも女に引っかからないでここまで来たものです。


 それで、女はどれぐらい真剣になるかというと、食べることも寝ることも忘れるのです。だから他の女とつき合ったとなると大変です。すぐに分かるのです。聖別生活を二十年続けて、祝福されないで亡くなった食口もいるのです。君たちは、このごろでは一週間だけ講義を聞いて、祝福を受けられる恵沢時代が来たのですが、みんな先輩が蕩減し犠牲になった基台の上にあるのです。簡単に、そういうふうになったのではありません。分かりましたか? (はい)。


 それで女たちがどうなるかというと、先生を慕う時には、何も考えないのです。何も考えないのです。今から十年前までは、お母様の部屋に来て「この部屋は自分がいるべきであって、あなたがいるべきではない。部屋を出なさい!」と、喧嘩みたいに騒ぐ女もいたのです。間違いなく啓示を受けたのに、そうならなかったのだから、考えても考えても不思議なのです。それで、みんな乗っ取ろうとするのです。だから、もし先生がキスでもしてやったら大変です。手で握手でもしてやったら、それを条件としてどんなことでも引っかけてくるのです。


 ですからお母さんは、お母様がお母様として立つまでには、相当の心的な苦労があったということを知らなければなりません。みんなそういう女ですから、お母様が死ぬように内緒で考えているのです。それで、「死んだら自分の娘が入る」と言うのです。いろいろと噂をするのです。「先生は結婚を間違った」とか、「今のお母様はお母様ではない」とか、「蘇生、長成、完成で、三人いる」とか、いろいろ噂するその中で、先生を巻き込んでしまおうとするのです。ですから、原理を知らなければ大変なことになるのです。


 統一教会という存在もなくなってしまうのです。正しく原理を知っているから、そういうことをコントロールしてきたのであって、たくさんの霊的な競争を通過して勝利基盤に立って、こういう無理のない立場で無事に通行できる基盤をつくったということを、君たちは知らないのです。でなければ、こういう集会などできないのです。そういう女自体が反対するのです。



四大心情圏の蕩減復帰


 女は自分が悪くても、「先生が悪い」と言うのです。「いやー、先生が悪い。先生のせいだ」と言うのだから、みんな先生が悪いように思うのです。何か関係があるように言うのです。それを、いちいち弁解する必要はないのです。それで、いろいろな絡み合いの噂が流れて、それに巻き込まれていろいろなことが起こるようになったのです。そういうふうにして、一般の女たちも、先生を慕って教会に行かざるを得なくなったのです。


 市場に行こうとして買い物籠を持って出た者が、自分でも知らないうちに教会へ向かって歩いているのです。だから、自分の精神ではないのです。そうなると、先生を見ないと一日中が大変なのです。一日に一回は必ず教会に来て先生に挨拶しないと、御飯も食べられないし、自分が霊的に責められるのです。しかし自分の環境の中で、旦那さんとか子供たちは、それが理解できないのです。


 「統一教会に行くな」と言っても行くのだから、いろいろなことが起こるのです。女の髪を刈ってしまって、パンツだけをはかせて柱にロープで縛っておいても、霊界が「こうやれ、こうやれ」と言って、ロープを解いて出てくるのですが、パンツしかはいていないのです。誰かに見つかると大変です。もう「捕まる」と言って、町を走ってくるのです。それは夜だから、(当時の韓国は夜間外出禁止で交通止め)四時ごろの冬の夜の真っ暗い中を一人で走ってくるのです。


 そのようにして、先生の所にみんなやって来るのだから問題になるのです。垣根をよじ登って越えてくるのですが、女は尻が重いので、手がすべって落ちた場合には、周りの犬が、「ワン、ワン、ワン」と吠えるのです。それで表に出てみると、裸の女が転がっているのです。それを考えてみなさい。そういう噂が一人だけではないのです。ですから、周辺では「あの文先生によって、みんなが気違いになった」と言って、いろいろな噂がたったのです。


 ですから、みんな「文先生が悪い」と言うのです。そういうふうにして、女たちによってたくさん被害を被ったのが、ここに立っている文先生なのです。「この女たち!」。アメリカでも女を見たら、そういうふうにするのです。


 なぜ、そういうふうになるかというと、それは仕方がないのです。蕩減復帰をしなければならないからです。蕩減復帰です。堕落した時に、エバが四大心情圏を一人の男のために、みんな破ってしまったのです。それを復帰するには、この世の中で、そういう心情圏をいっぺんで体恤できるような男を迎えないと、越える道がないのです。父母として、お母様の立つ道が生まれてきません。ですから、そういう四大心情圏をいっぺんに体恤させるためなのです。分かりますか? (はい)。


 ですから、先生を見た場合には、息子の王様であり、それから兄さんの王様、旦那さんの王様なのです。そして、お父さんの王様です。四大心情圏は、子女と兄弟と夫婦と父母です。(先生は)四大心情圏を勝利した結実体の中心なのです。だから女としては、先生が自分の旦那さんそっくりなのです。


 自分の心では思わないのですが、抱擁してあげるのです。そういう心情を、子供の心情から、兄弟の心情から、父母の心情から、お母さんの心情を通過した条件を立てさせないと、それが収まらないのです。蕩減復帰ですから仕方がないのです。蕩減復帰というのは、そういう同じ状況をもって、サタンのほうへ越えて地獄へ行ったのだから、同じ立場を越えて転覆するのです。一八〇度違うのです。だから、そういう心情圏に立った女が、それを反対の方向に行くのは大変なことです。それで、たくさんの霊的な女たちが落ちていったのです。「自分は、こういうふうに霊界と直接関係をもって、先生を見つけてきたのに、先生は無慈悲であった」と言ってです。


 ある程度までは、霊的にみんなコントロールされていくのです。こういうふうに妹として、それから姉として、相対関係でもって、約婚段階で堕落したのだから、そこまでずーっと霊的に教えてくれるのです。


 それで、いろんな所を歩きながら、花の首飾りをかけてやったり、結婚式の準備まで、みんな霊的にコントロールされるのです。だから一〇〇パーセント自分の旦那さんだと思うのです。みんなが、そうなのです。ですから、今までの自分の旦那さんや父母は見たくもなくなるのです。統一教会の原理は、否定することができないのです。堕落したということは、否定することができないのです。


 四大心情圏の体恤を通過して反対の方向に行かないと、天国に入る道がありません。そういう原則があるから、君たちも女として、先生に会った場合には、先生が嫌ではないのです。みんな先生と双子の兄さんみたいになっているのです。それから自分の旦那さんみたいなのです。だから、お母様は姉さんであり、君たちは妹なのです。お母様の分身にならなければなりません。お母様が、そういう四大心情圏を体恤し勝利した代表として立っているのだから、そのお母様の分身にならなければ復帰ができません。


 それで「一体になりなさい」と言うのです。そういう内容が背後で絡んでいるということは話さなくても、そういう意味において一つになるのです。だから先生を、そっくりそのように思うのです。女たちは自分の相対として、先生のような男を夫にできればいいと思うのです。だから女たる者は、先生に惹かれない者がいないというのです。本当ですか? 先生が殴っても皆さんは痛くないのですか? これは、牧師が一般の教会でやったら大変です。いくらそうやっても、心の柵に先生がいじめたという思いが残らないように、水が流れていくように流れていくのです。流れても大きくなっていくのだから大変です。日本全国に台風が吹くのです。春の台風を先生が起こすのです。春風を起こしているのです。そうなると、一度でも先生に会うと、先生のことを忘れられなくなるのです。


 春風が吹くのです。「ずーっと先生の所にいたい」と。本当は、先生の所に来て話を聞くよりも、子供のように先生と遊ぶことのほうが印象に残るというのです。そういうような原理原則を中心とした蕩減の道があるから、そういうふうにならざるを得ないのです。だから、たくさんの女たちが先生のために涙を流してきました。あなたたちは、そういう時代に先生に会っていないから幸福なのです。


 みんな初めて会ったのですね? 半分以上が初めて二日ばかり前に会ったのですね? だから、それは一般には分からないのです。霊的に、みんな先生が教えるようになっているのです。一〇〇パーセント教えるようになっているのです。だから、このような組織や団体は世の中にはないというのです。とても一般の人々には理解できません。統一教会は、いくら研究しても分からないのです。



お母様の基盤をつくるための苦労


 四大心情圏の内容が分かりましたか? (はい)。こういう現象の根本的転換をなさないと、韓国に帰れないのです。そういう深い内容を一般の人は知らないのです。先生が誰かというと、皆さんが神様の娘だったら先生は神様の息子です。双子の息子であり、兄さんなのです。旦那さんの中の旦那さんです。もっと高い次元において、自分の心霊的な相対関係であり、話より事実が先に立つのだから、先生について来ざるを得ないのです。おばさん、分かりますか? (はい)。こういうことは初めて聞く話ですね。


 ですから、復帰の道がいかに難しいか、先生はよく知っているのです。普通の人では行けないのです。四十年以上の信仰歴がないと行けないのです。そのような一家に、そういう現象が起きてくるのです。神様は公平です。先生はそれを無視することができないのです。


 先生は、若い時には美男子でした。本当にみんなが、「美男子だ」と言ったのです。先生は、そうは思わないのですが二十代、二十五、六歳はもう、若い先生に対して八十代のおばあさんが、行く先々で足を抱えて離さないのです。まるで子供みたいにです。先生は女のために十字架にかかったのです。一生涯、女のために先生は苦労したのです。今はお母様がいるので、誰もそういう心配はないのです。それで統一教会は、男女問題が徹底していることで世界中に知られているのです。アメリカに行っても、「統一教会は、模範的に男女関係が徹底している」と噂になっているのです。


 お母様の基盤をつくるために、女の世界の悪辣なすべての過程を通過したのです。蕩減として仕方がないことです。反対現象として、逆にいくのだから、お母様を殺したかった女がたくさんいたのです。だから先生は謎の男なのです。


 アメリカへ行ってもそうです。アメリカの女たちも先生を慕ってくるのです。アメリカの女は露骨です。好きになったら「アイ・ラヴ・ユー」と、走ってくるのです。だから、一メートル以内に入らないように命令しているのです。それは、蕩減の原則で仕方がないのです。そういうことは、誰も知らないのです。


 そういうふうにして、お母様は女世界の過程を通過しながら訓練されてきたのです。だから先生は一〇〇パーセント信じています。共にプログラムを越えてきたのです。それがいかに難しい路程であったかしれません。だから君たちを妹みたいに思い、立派な奥さんに育て、立派な旦那さんと組んであげようという思いがあるのです。分かりましたか? (はい)。


 ですから、女たちは先生に感謝する者がたくさんいるのです。先生はそんなに近い男なのです。兄さんであり、旦那さんよりももっと近い、お母さんよりももっと近いのです。そうでなければ嘘です。サタンの血統を受け継いだその基準から抜け出すには、先生に帰る心情がなくては抜け出すことができません。父母が反対し、旦那さんが反対し、三代が反対するのですが、何の未練もないことです。それが、皆さんたちの救われる最も近道なのです。それを乗り越える力をどこかで得なければなりません。分かりましたか? (はい)。


 そこから違った国、違った世界に分かれていくのです。だから、全世界の男たちは、みんな先生を怨讐だと思うのです。「自分の娘を乗っ取っていった、自分の奥さんを乗っ取っていった、自分のお母さんを全部悪くしてしまった」と思うのです。夜考えても、昼考えても、「自分の娘と、自分の奥さんと、自分のお母さんと、三代をめちゃくちゃにした」と思うのです。三代の女が引っかかるのです。


 第一代のアダムを殺したのはエバです。第二代のイエス様を殺したのもエバです。第三代の再臨主まで、四十年間苦労させたのもエバです。そのように三代の男を殺したのです。そういう女を、愛でもって本妻として迎えなければならないのが再臨の主なのです。だから蘇生、長成、完成の三代を通過してきたのです。それで、みんなが先生を利用しようとするのです。みんなが何とか先生を幽閉してもいいから、自分の孫娘と一緒にしようと大変です。しかし、そのような戦略に先生は巻き込まれないのです。それは原理を知っているからです。そういう困難な戦場を通過して、原理の内容を勝利した先生なのです。ですから先生をつかんで、先生の指導どおりに生きれば間違いなく、目的地に到達することができるのです。


 あなたたちも、先生をそういうふうに思いながら、真剣に先生の代わりを果たしたならば、霊界が同じように活動してくれます。だから、それが恐ろしいのです。「お父様の言うことは間違いない」と信じてやった場合には、何でもできます。病気した者をかわいそうだと思って、涙ながらに祈祷した場合には、すぐに治ります。そのように先生が祈祷して治した場合には、イエス様の奇跡のようなことはたくさん起きるのですが、そういうことをするのは良くないのです。蕩減条件に引っかかるのです。


 病気になったことは、先祖の悪い条件に引っかかっているのです。それをみんな治してやった場合には、治してやった誰かが、その何十分の一でも蕩減をしないといけないのです。それをしないので、イエス様も殺されたのです。奇跡を起こさなかったならば、十字架はなかったのです。病気をしても、自分が責任を持つことによって、すぐに病気も引っ越していくのです。先祖の病気は、蕩減しなければならないことです。


 ですから教会内で病気をした場合には、誰かが教会内で犠牲になって、病気が治るのです。分かりますか? (はい)。十人ぐらいの人々の病気を治した場合には、十人以上の善なる人が犠牲になるのです。それで、統一教会のハイクラスのメンバーたちが、そういう条件でたくさん霊界に行ったのです。だから先生は、病人に対して祈祷などしないように言っているのです。


 このようにして、先生が涙を流して痛哭しながら、激烈な話をした場合には、病気がたくさん治るのですが、今はそんなことをしたくないのです。今は涙で感動する時代は過ぎ去りました。真理でもってやるのです。先生と君たちとの因縁が、そんなにも近いということが分かりましたか? (はい)。あなたたちの心も、そう近く感じますか? (はい)。本当ですか? (はい)。霊界の心情圏がそうなのです。みんな神様を中心としていく所に、心情がみんなつながるようになっているのです。接ぎ木は、一人では大変です。そのような真剣な顔で見なくてもいいのです。「現地の整備」が何か分かりましたか? (はい)。戦略戦術を組みなさい。男の性格をよく知ることです。分かりましたか? (はい)。



繁栄と天国に通じる道


 先生は結婚生活の美術化、芸術化のことを言っているのです。「芸術的な結婚生活、美術的な結婚生活をしなさい」と言うのです。女が結婚するのは、愛を受けるためだというのですが、そうではありません。女は、家庭においては、愛の女王様です。この前は、女は空き箱だと言ったね。女は何も持っていないと聞いたでしょう? しかし、この正面のものは誰のものですか? その話もしたでしょう? 顔と、それから女のそのものは誰のものですか? 忘れたのですか?


 真剣な話です。これは旦那さんのもの、これは子供のものです。旦那さんと子供のためのものです。自分のためのものは一つもないのです。だから愛の相対者は、自分よりも立派な人を願うのです。それは、神様から来たものです。神様がそうだったのです。自分よりも立派な者になるように、一〇〇パーセントの神様が一〇〇パーセント投入しても、同じものしか生まれてきませんが、何億以上も立派なものを願うのだったら、何億回も忘れて投入しないと、そういう相対は生まれてきません。だから真の愛の道は、投入して忘れるような立場をとらないというと、そういう真の愛は生まれてきません。自分の生命を投入して忘れるところから、真の愛が出発するのです。分かりましたか? (はい)。


 真の旦那さんとは、奥さんのために命を捧げて、再び生まれ変わっても奥さんのために生きるという男でなければ、真の男ではありません。真の旦那さんではありません。女も同じことです。父母も、子供に対して自分の命を犠牲にしても、再び 蘇 っても、また子供を愛したいと思うところに、真の愛が出発するのです。これをはっきりとしないといけないのです。分かりましたか? (はい)。


 真の愛とは、平常ではないのです。自分の地上の父母より以上でなければなりません。父母として命を犠牲にし、蘇った場合にも、再び命を投入し得るような立場にならないと、真の父母として神様に似た父母の後につくことはできません。分かりますか? (はい)。真の愛という出発点は、そこです。だから聖書は、はっきりと教えているのです。「死なんとする者は生きるのです」。死の峠を越えることによって、真の愛を迎えることができるので生きるというのです。分かりましたか? (はい)。


 「死なんとする者は生きる」。生きるということは、真の愛によって生きるようになっているのだから、死を越えないというと真の愛は迎えられないのです。こういうことを原則的に、理論的に、整理しておかなければならないのです。だから末の時代には、後の者が先になり、先の者が後になるのです。それは何かというと、統一教会に、初期に入った者と今入った者とは、心霊基準が違っているということです。


 あなたたちも考えてみてください。最初に統一教会に入る時、原理を聞いて「いやー、これだったら自分も天下を統一できる」という自信を持つのです。それがだんだんだんだん消えていって、小さくなってしまうというと、出発より悪くなってしまうのです。いくら感動的な話を聞いても、感動しなくなるのです。いくら自分の昔の基準に帰ろうとしても帰れないのです。それは病人になったのと同じことです。それは死亡と地獄に通じます。しかしそれに比べて後から来た者は、よく興奮するのです。興奮する者は、時が違っているのです。


 昔は迫害が多かったのだけれど、今は迫害がないので、後の者が先になりやすい時代になりました。古くなった統一教会のメンバーは覚醒しなければなりません。だから先生がいつも考えることは、きのうよりもきょうと、一歩でも新しいことをプラスさせる発想です。それは成長することです。分かりましたか? (はい)。


 きのうやったことよりも、きょうは一つでもいいからプラスさせるのです。そうすれば、少しでも成長したことになるので、繁栄と天国に通じるのです。一歩落ちた場合には、後退と地獄に通じるのです。神様はいつも新しいものを願います。古いものが三日たまった場合には、神様は要らないのです。分かりましたか? (はい)。だから何かしないといけないのです。何か新しいものを開拓していくのです。先生もそういうふうにして、世界的な基盤をつくりました。秘訣はそこにあるのです。


 きのうよりもきょう、新しいものに向かって前進するのです。辛く難しいことでも、死亡圏に結ぶことはできないのです。命懸けです。真剣です。未来のために準備するのが、一番の後退しない秘訣です。分かりましたか? (はい)。未来のために準備することです。こういう修練会も、五年前はみんな気違いのように思ったかもしれないのです。しかし、きょう院長さんが言ったように、未来のために準備していたのでできたのです。だから参加した者は、五年、十年先に、自分が発展する条件になるのです。分かりましたか? (はい)。それが生き残る秘訣なのです。


 それでアメリカにおいて、先生は十年以上、二十年以上先のことを、みんな準備しているのです。だからお母様は、今まで国を動かしてきた全国家的最高の者たちの歓迎する中で、講演ができたのです。国を超えた全世界の人々のために、四十年前から準備してきたからです。


 そのように、一日の中で発展させたプラスの状況を残すことです。そうすることによって、繁栄の基盤をどこまでも残したことになるので、神様も関心を持たざるを得ないのです。理論的なことです。


 それで先生は、山に登っても必ず、「一、二、三」以上の数を足踏みしてから座るのです。そういう精神で、新しくプラスさせるのです。寝ることにしてもそうです。勉強をするにしても必ずそうするのです。何事においてもそういう伝統、そういう精神を生涯続けることによって、大きな実績が、普通の人にはできない実績が残るのです。ですから休む暇がないというのです。


 この周辺に神様が憂うる人がいた場合には、「誰か教えてください」と祈ると、さーっと教えてくださるのです。そうなれば「伝道するな」と言われても、伝道せざるを得ないのです。ただ生きていて、人生がそれでおしまいではないのです。生まれた価値以上の基準に立てるかどうか、それが自分の生涯を懸けた価値になるのです。その価値が、永遠の神の国を相続する基準になるのです。


 ですから、未来に向かってたくさんのことを準備した場合には、神様の思いが何十年も長く続くのです。そのために、自分が保護されるのです。未来を考えず準備しない者は、個人も国も滅んでいきます。流れていきます。先生は、この歴史とともに流れていく現状を考えて、世界を止めて引っ張り出そうとするのです。それは、未来の基準を持っているからです。アメリカもそうです。先生がアメリカの大統領まで指導するようになったので、問題なのです。一人で世界を指導し、国の運命を左右する見本をつくるのは簡単なことではないのです。四十年以上の歴史が必要だったのです。そこには、悲惨なことがたくさんあったのです。そういうことも過ぎ去った場合には、歴史になるのです。分かりますか? (はい)。真剣なのです。


 女さんたちも旦那さんを迎えて、十年、二十年が過ぎた場合には、旦那さんに対して二十年間プラスさせながらやってきた自分があるかというのです。もし、なかった場合には、この公式において落第です。どう思いますか?



真の父母と完全に一つとなって良心の本然の基準を回復する


 もう帰る時間の十二時が一時になりました。現地の整備の話として、旦那さんをどういうふうに処理するのですか? ただ座っていて殴られたり、叱りとばされたりするようになってはなりません。先生は大嫌いです。主張すれば必ず勝つようになるのです。「先生の言うとおりにやれば、大変です。今は週刊誌でやられます。周辺が大変です」と。周辺には何もありません。分からないことを吹っかけてくるのです。証言しなさい。証を立てなさい。裁判所でも、証言がなかった場合には判決が出ないのです。


 「君は、何でそんなことをやるのか! 一方的に悪いと誰が決めたのか。裁判所でもない」。裁判所には検事がいて、弁護士がいて、互いに弁論し合って、そこで証人と証拠物を比べて判断するのです。新聞の噂は、人間がいくらでもつくることができるのです。野党は与党をいくらでも攻撃することができるのです。サタンは神様のほうをいくらでも犠牲にさせることができるのです。何を言っているのですか! 証を立てなさい。分かりましたか? (はい)。それに、今は時が違うのです。向こうは天使長であり、こちらはエバの立場です。今から引っ張り合いになった場合には、価値が逆転するのです。


 この前も話したように、神様を信じる女たちを助けるために結婚を自由化したのです。この話は、もう聞いたでしょう。真剣に考えないといけません。それが神様の法則なのです。結婚していても、そんな男は相手にしなくていいのです。先生がもっと立派な旦那さんを紹介してあげます。本当です。霊界には、たくさんの旦那さんが待っています。


 それはそうとして、男は天使長です。間違いないのです。だから男たちが今まで世界を支配してきたのです。天使長が支配しているのです。それは失敗者であり、失敗せざるを得ないのです。天使長は、神様の前に復帰されていく世界をめちゃくちゃにしてしまったのです。しかし神様は、めちゃくちゃにされても、その破壊されたものを再建設します。先生がきれいに建設していきます。


 君たちも、過去にやってきたことが、サタン世界のことであるとはっきり分かった場合には、先生の話を聞かざるを得ません。高次元な人間の価値が明らかに分かるようになるのですから、これを聞かなければなりません。「良心は両親に優る、良心は先生に優る、良心は神様に優る」と訴えたでしょう。それが大切なのです。それを体恤して一つにならないというと、四大心情圏につなぐ道がありません。心身を一体にさせなければ、四大心情圏に通じる道がありません。分かりましたか? (はい)。


 四大心情圏を知らないと、堕落したということが分からないのです。堕落したことによって、良心を失ってしまったし、良心が無力になってしまったのです。それで再臨主が、長成期完成級基準まで下がってきて、現状まで解決して梯子をつくったのです。ですから真の父母と絶対に一つになった場合には、真の父母の代わりに、どこにでも上がったり下がったりできるというのです。アダムは、分からなくて堕落したのですが、先生は分かっているのです。分かっているのだから「君、何だ、これは!」と、堕落した基準に下がって讒訴することができるのです。


 ですから、真の父母と完全に一つになると、良心はもっと神様と一体となるような道が近寄ってくるので、だんだんと力が強くなって、肉身の主管は問題ないのです。そうして、肉身と一つになることによって四大心情圏の因縁を結び始めるのです。四大心情圏は、良心の本然の基準を回復しないとできないのです。分かりましたか? (はい)。



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