平和の主人 血統の主人

まさに、成約時代の毒麦となられたお母様

《 黙示録18章 3-10 節 》

3 地の王たち(幹部たち)は彼女(お母様)と姦淫を行い、地上の商人たち(教会長たち)は、彼女の(高額献金を得た)極度のぜいたくによって富を得た。

7 彼女(お母様)は心の中で『わたしは女王の位についている者であって、やもめではないのだから、悲しみを知らない』と言っている。

10  彼女(お母様)の苦しみに恐れをいだき、遠くに立って言うであろう、『ああ、わざわいだ、大いなる都、不落の都、バビロンは、わざわいだ。おまえ(お母様)に対するさばきは、一瞬にしてきた。

お父様の配慮により、何も知らないお母様の堕落は必然的であった。


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お母様が堕落したエバであることは容易に理解できる
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 お父様が聖和される前、2009年に語られた「平和の主人 血統の主人」にはお母様が堕落したことが何度も語られていますので、これを知って、他の御言葉を読めばお母様が堕落したエバの立場にあることは容易に理解できます。


 
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 お父様が堕落した立場に立たれたことは聖和後になってようやく分かるようになった
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 正しい・・・お父様は真のアダム基準をもって生れた
 間違い(誤解)・・・お父様は生涯、真のアダム基準を完全に満たされていた
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 これまで統一信徒たちは長い間、「お父様は生涯、メシヤであり続けた」という根拠の乏しい教育をオーム返しのように受けてきました。その為、ほとんどの信徒たちはそのように信じてきたのです。


 しかし、今から原理で振り返れば、原理の根幹に合致しないことが分かります。


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   「アブラハムの典型路程」と「妾摂理」をひた隠しにしてきた統一教会
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 残念ながら、統一教会はお父様が成された「アブラハムの典型路程」と「妾摂理」に対して、全てサタンと共産党が捏造したものであると信徒たちを教育してきました。これが原因となって、多くの信徒たちが拉致監禁され、4000名近い信徒が脱会していったのです。
 この摂理に対して、統一教会、家庭連合では語ることもできないタブーとしてしまったのです。多くの信徒たちがこの摂理を全く知らないのはその為です。


 幸いに、原理講論を愛読する立場からならすれば、これらの摂理が御言葉からも理解できます。ここで重要な問題は、この摂理を進められたお父様が真のアダム基準を保持されているとすることは、(創造原理基準からして)絶対にあり得ないということです。


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   「アブラハムの典型路程」と「妾摂理」故に、誹謗中傷され続けたお父様
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 ここで重要な問題は、この「アブラハムの典型路程」と「妾摂理」の問題を堂々と取り上げて、文先生を擁護する幹部(弟子)が一人もいないことです。三弟子も、三十六家庭の中にも、日本の十二家庭の中にも、お父様とお供に辱めを受けてでもお父様を擁護する者がいないことです。(私もその一人でした)



 彼らはこの問題をタブー化してしまったのですから、擁護者がいないのは当然です。1992年、文先生が40年サタン分立路程の勝利をされて再びメシヤの位置に戻られたにもかかわらず、統一教会とお母様が一体となって文先生を真のアダムとして受け入れられなかったのです。この不信の問題により、お父様が真のアダム基準を復帰されながらもメシヤの位置に上がることができなかったのです。


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   お母様がお父様に躓いたのは、ほぼ、必然的であった
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 何故なら、お父様がお母様に対して蕩減的観点から原理教育を施すことができなかったからです。原理も戒めも知らない立場でお母様は「アブラハムの典型路程」と」「妾摂理」が夫であるお父様からお与えられたのですから、初めからお母様が夫に躓かれたのは必然的であったとしか言いようがないのです。


 もし、このようなお母様の状況を知れば、責められるのはお母様ではなく、そのように仕立てられたお父様であったのですから、責められるのはお父様しかいないとも言えるのです。


 何故、このような状況下にお父様とお母様が立たなければならなかったのでしょうか。


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   何故、このような環境が必要であったのか?・・・キリスト教の失敗
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 お父様とお母様の必然的、宿命的であった受難の全ての原因は、1945年のキリスト教の失敗にあったのです。この失敗により、神様が六千年かけて作ってきた真のアダムを生む女の基台を全て失ってしまったのです。
 その為、お父様はお母様よりも14年先がけて旧約以前の興南刑務所の苦役を通過され、1950年に南下されての苦難の路程を勝利されて統一教会を創設されました。そして、その基台の上で1960年にお母様を迎えられたのです。


 このこと故に、お母様もお父様と同様に、六千年前のエバの立場に戻って勝利しなければ真の家庭の出発をすることができませんでした。


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   お母様は、ルーシェルから「戒め」を奪われた直後のエバ、今にも堕落させられる直前のエバの立場に立たなければならなかった
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 お父様は真の父母になるからと言って、六千年の蕩減がある以上、お母様を特別扱いして保護することは絶対にできませんでした。お母様は「戒め」をサタンに奪われてしまった直後のエバ(真の独り娘)の立場に立たざるを得なかったということです。そして、一息吹けば、今にも堕落するような試練(サタンにとっては容易な堕落)が与えられたのです。お母様がこの時、貞操を守るなど、考えることもできない立場であったに違いないのです。それが、お父様から天使長にお母様を差し出すという「アブラハムの典型路程」であったのです。


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   お父様は、お母様を奈落の底に突き落とした夫であった
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 17歳のお母様は、何も知らない、原理も知らない、戒めも知らない・・・・、そんなお母様と約婚したお父様はサタンを主人として仕えていた立場でした。そのお父様がお母様をサタンに差し出したのが「アブラハムの典型路程」です。
 第一夫人に対してもあった「アブラハムの典型路程」の天使長的人物とは、先生の御言葉からすれば洗礼ヨハネの立場にあった金百文牧師でしたから、お母様に対する天使長的人物とは、お父様に対して洗礼ヨハネの立場にあった人物であったとみて間違いないと思います。


本来であれば、
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   天使長的人物がお母様を保護し、堕落防止の「戒め」教育をしなければならなかった
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 実は、この天使長的人物という洗礼ヨハネ的人物は神様に仕えて全てを知っていた立場であり、メシヤにも仕える立場にありました。この人物にお父様がエバを差し出された時、本来であれば、お父様に代わってエバを保護し、堕落防止の「戒め」教育をする使命を果たさなければならなかったはずです。
 しかし、御言葉の総観からして、この人物がその使命を果たすことができず、かえって、エバがお父様と結ばれることに疎ましく思うようになったに違いないのです。そして、差し出されたことを誤解したのではないか、その為に、エバの魅力に引き付けられて関係を持ってしまったに違いないと思えるのです。これによってこの人物は金百文牧師に続いて洗礼ヨハネの使命を失敗し、エバは堕落したエバとして立つようになってしまったことが理解できるのです。
 しかし、これとても、この天使長的人物を私たちが非難することは決してできないと思います。何故なら、アダムの再創造に向かって、お母様が堕落する方向に、全て事情の風が霊界からの風と共に吹いていたからです。堕落人間の中で、これに太刀打ちできる者はひとりとしていないはずです。


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   余談ですが、第一夫人に対してもあったアブラハムの典型路程(御言葉〔D〕)について
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 おそらくは、御言葉からすると、この時、金百文牧師はこの第一夫人と関係し、これが原因となって第一夫人がサタンに奪われたのではないかと思うのです。何故なら、お父様はキリスト教の失敗により北に上がられる時、第一夫人と聖進様を置いて行かざるを得なかった(神様も捨てざるを得なかった)のは、この為であったのではないかと思うからです。
 参考までにですが、第一夫人が母として育てられた聖進様が、お父様とは何の心情関係も直接結ばなかったにもかかわらず、離婚騒動の真っただ中でお父様の元に戻られたことは、堕落した立場に立った母に対する聖進様の心情的理由があるのではないかと思うのです。


・・・つづく

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