下記の御言葉は1999年に語られた。

　下記の御言葉で、『文総裁がお母様に対して、韓鶴子氏に対して表彰をするのです。』と語られたが、前後の文脈をよくくみ取れば、お母様が真の母の価値を持たれたことを言っているのではないことは明確である。

　祖国光復と入籍（書籍出版　2000.8.8）第一章　二、　

　

真のお母様の勝利（1999年の御言葉）

　一九九九年の統一教会の標語が「真の祝福天宙化とサタン血統根絶」です。三億六千万双を中心として、神様と真の父母を中心としてびっくり返らなければならないのです。すべてが成就したのです。それでサタンがすべて屈服したために、これを宣布しなければなりませんが、神様自身が宣布することができません。堕落の元凶は神様ではありません。

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（お母様がお父様への不信の極りとなった事件が発覚してお父様からお叱りを受けている場面。）

　それを基盤としながら、今まで（1960-1999年までは）お母様が世界的に責任を負ってきたのです。統一教会とか国家とか全部失敗しました。

（しかし、先生は、これを失敗しなかったことにする為に、）再び三億六千万双の大転換時期を中心として、再度、真の御父母様が責任を負うのです。

これからは神様の前に責任を負わせないのです。私（先生）が責任を負うのです。（先生が）全体の責任を負うのです。

　それでお母様がサタン世界の最高階級（＝天宙的洗礼ヨハネの使命）を中心として、八十か都市で巡回講演を通じて（先生の）勝利の覇権を持って入ったために、お母様は母としての責任を初めて神様が公認した（天宙的洗礼ヨハネの）立場に、サタンが公認した（天宙的洗礼ヨハネの）立場に、人類が公認した（天宙的洗礼ヨハネの）立場に立つようになったのです。

キリスト教をはじめとする、人類の宗教圏を越えて勝利の版図圏に立ったために、アダム（＝勝利した先生）の前に失敗したエバ（＝お母様）が復帰された価値をもって、（先生とお母様が）同じ立場に入籍して行動できるこういう資格を持つために、これを天地に宣布するのです。

（お母様が真のエバになったことではないことを留意すること）

それでこの場をもって文総裁がお母様に対して、韓鶴子氏に対して（天宙的洗礼ヨハネの立場に立ったことを）表彰をするのです。

　（※）それでこれからは（先生はお母様と）対等な立場に立つのです。男女平等権時代が来るのです。愛を中心として男女平等権時代なのです。それゆえ、これからは女性を結束させて、男性を教育する時が来ました。男たちはみんな流れ者です。世界中の男という男はみなそうなのです。

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上記の御言葉のキーポイントは何か？
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　お母様と統一教会は二千年前の洗礼ヨハネとユダヤ教の立場であり、また、第二次世界大戦後の金百文牧師と第一夫人とキリスト教の立場であり、その『今まで（1960-1999年までは）お母様が世界的に責任を負ってきたのです。統一教会とか国家とか全部失敗しました。』と語られている。

　その為、統一教会の不信が最後まで継続した為、お父様がメシヤの位置に上がることができず、真のアダムの資格を持たれながらも、洗礼ヨハネの立場、つまり、堕落したアダムの立場で語られた御言葉になっている。

　そのうえで、お母様が失敗した統一教会と世界の代表者であったとしても、「成約完成時代は妻の時代」と言われるように、お母様によってお父様の摂理を完成させなければならない原理的な根拠があった。

　

　それが、《　主管性転倒式　》であった。

（「主管性転倒式」の結末が『聖和』であった。）

　お父様はお母様が最終的摂理の担い者である為、不信し続けるお母様であったとしても、最終的な摂理である「主管性転倒式」に向かって表彰されたことが見えてくる。

　その為、お父様が再び地上に真のアダムとして実権をもって現れるまでの期間、お父様がお母様と同じ立場に立たれる男女平等権時代が到来することを語られている。

　もちろん、《　12年の延長　》期間内にお母様がお父様に対して信仰基準を全うすれば、お父様はメシヤの位置に立つことができる為、「主管性転倒式」は必要なく、そうなれば、お父様は聖和する必要もなく、お母様と共に基元節を迎えることができたはずであった。そうなれば、お母様が真の母の位置を復帰した立場でお父様と男女平等権時代が到来するはずである。