平和の主人 血統の主人

まさに、成約時代の毒麦となられたお母様

《 黙示録18章 3-10 節 》

3 地の王たち(幹部たち)は彼女(お母様)と姦淫を行い、地上の商人たち(教会長たち)は、彼女の(高額献金を得た)極度のぜいたくによって富を得た。

7 彼女(お母様)は心の中で『わたしは女王の位についている者であって、やもめではないのだから、悲しみを知らない』と言っている。

10  彼女(お母様)の苦しみに恐れをいだき、遠くに立って言うであろう、『ああ、わざわいだ、大いなる都、不落の都、バビロンは、わざわいだ。おまえ(お母様)に対するさばきは、一瞬にしてきた。

お母様に嵐が吹き続けた愛の競争・・・お母様に起こった真実を知ることなくして、お母様を愛することはできない

 何故私が、この様な御言葉を度々取り上げるのか。
理由は簡単だ、現在のお母様がどのような道を通過されてこられたのかを知る為に必要な御言葉だからだ。これまで私たちは、お父様の真の愛の為に、全てが、ベールに隠されてきた。しかし、それで本当に、そのままでいいのか。私たちがお父様の本当の息子娘であるとするなら、無知は親不孝である。語れないお父様だから知らなくてもいいということは絶対にあり得ない。


 特に、下記の「真の御父母様の生涯路程11巻」という本は、お父様を中心とした摂理を知るうえで、必読本だ。八大教本と並んで重要な本だと思っている。2000年になってから発行されたものだから、この様な実情を全く知らされていなかった。また、読んでいる信徒は本当に少ないと思っている。お父様とお母様の実情を知らなくても、お母様がこの苦難を勝利されておられれば、この様な御言葉はいらない。別な語り方になっていたはずだ。しかし、現実は、お父様と方向が違った方向に行ってしまっているお母様だから、その危機感に立たれて語られている御言葉になる。


真の御父母様の生涯路程 3 第四節 四 

三大心情圈の再現と体恤


 堕落することによってエバが何を失ってしまったかといえば、父の愛を失い、夫の愛を失い、兄の愛を失ってしまったのです。三大愛を失ってしまったのです。この三大愛を一時に再現させて蕩減しないことには、本然の道を探していくことができないというのです。


 兄の情を破壊し、兄の心をとろけさせてしまったのが女性です。その次には、自分の夫を滅ぼしてしまい、その次には父を滅ぼしてしまいました。三大の恨を抱いているのです。三大滅亡の条件を備えているのです。三大心情を蹂躙したエバです。この世に再臨時代が来なくては、女性を解放する道がないのです。


 なぜこのような現象が起きるのか、世の中の人は分かりません。それで先生に出会うと、「ああ、いつだったか会ったことがあるお方だ。目も耳も鼻もどこかで見たことがあるんだが、いつだったかな」と言うのですが、どんなに考えても思いつかないのです。そのような因縁があるのです。


 したがって、誰よりも、親しい兄のようです。先生が胸に抱いたとしても、どこかの男性のようには思えないのです。父母の胸に帰ってきたように感じ、兄に向かった妹のような感じ、それが先生に対する思いなのです。そして、一方では夫のように「あー、恋しい。会いたくてたまらない」と言って、夜も眠れないのです。そこまでなるのです。


 今もそのような体験をするでしょう。お兄さんのように案内して、エデンの花園に連れて歩きながら、ずっと教えてあげるのです。夢の中で何度も先生に会うことでしょう。時には婚約指輪をはめてもらったり、婚約の花束を抱かせてもらったり、幼子のように何も着ないで、一緒に布団の中で眠ったりもすることでしょう。そのような夢を見るようになるのです。


 その心情圏が何かというと、失ってしまった夫の心情圏を原理どおりに、元に戻す天的恩恵であるのです。そしてそうした段階を過ぎて、完全に、心情圏内で父のようになるのです。幼子のようになり、先生の膝の上とかで、どんなにひどくいたずらしても嫌でない、父と娘の関係のような思いになるのです。そのようにして、神様を知るようになるのです。


 十二歳から八十歳までの女性たちは、みんな春風が吹いて真っさかりの花らしい色を帯び、香りがするのです。みな先生は自分だけの父であり、自分だけの兄であり、自分だけの夫であると思うのです。エバと全く同じなのです。エバの心情圏復帰を実体的にするのです。そのようにしながらどんな立場に入っていくかというと、先生との心情一体圏に入っていくのです。先生が寂しいと思えば自分も寂しくなるのです。そうした体恤圏に入るのです。恋しくて恋しくて我慢できなくなるのです。




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