重要 俯瞰しましょう・・・・原理にはない、文先生とお母様が行かれた事実蕩減とは一体何であったのか??
事実蕩減については下記の御言葉〔A〕をお読みください。
事実蕩減とは、エバが神様とアダムを騙して堕落させた為、これを同じように、神側も再臨時代に世界基準で行うことです。
1)リベカが神側に立って夫とエソウを騙してヤコブに嗣業権を相続させたこと。
2)タマルが神側に立って義父を誘惑して子孫を残し、その血統からイエス様が生まれたこと。
3)ルーシェルの誘いに乗って死を覚悟してエバが堕落したことを、天使長の立場にあったザカリヤがマリヤを招き入れ、マリヤが死を覚悟してイエスを身籠ったこと。(天聖経 罪と蕩減復帰 第三章 一)
このような事実蕩減がお父様とお母様が世界基準で総清算するまで、それが聖和の時まで展開された。
これが全て、アダムの再創造の為でした。
つまり、重要な観点は、エバがアダムを主管して死に至らせたこと、今度も同じように、お母様が神側とサタン側の両方のエバとしてお父様の言葉を信じないでお父様を主管して死に至らせたことになります。これにより、お父様は生涯のすべてをお母様から否定された立場に立たれました。
エバがアダムを主管して死に至らせたことを事実蕩減からみれば、エバの立場に立ったお母様がお父様に対して《 主管性転倒(式)》することによって完全否定した。この否定を原理的にみれば、《 相対を失った 》お父様が自ら死を主管して死ななければならない立場に立ったことになる。
このように、お母様がお父様を死に至らせたことは、エバがアダムを主管して死に至らせたことを蕩減したことであり、この事実蕩減によって《 初めて、お父様が真のアダムを再創造して完成させた 》ということです。これがアダムの総蕩減を完了させた聖和であったのです。
誤解を受けるかも知れませんが、お母さまの独生女宣言や、お父様には原罪があったという発言も、或いは、第一夫人との結婚は失敗で会ったという発言、また、お母様を教育した人は誰もいないという発言も、すべては、お父様のアダム完成の為に必要であった摂理から派生したにすぎないことです。言葉を換えて言えば、お母様の堕落性の遠心力の慣性から生まれたに過ぎないということです。
そしてこの結果が同時性総観図にある❹の家庭連合分裂時代になります。
ですから、お母様のこの発言よりも何よりも重要なことは、お母様の主管性転倒によって、アダム完成の総蕩減が完了したということです。お父様の聖和前にあった最後の祈りにもそのようなことが確認できます。
アダムの再創造が完成することにより、次に、❹の子女様たちの分裂が終焉する時代を迎え、更に、➎のお母様帰還時代を迎えて《 エバの再創造 》の摂理を迎えるようになります。
御言葉〔A〕
天聖経 罪と蕩減復帰 第四章
六 信仰は蕩減法を守っていくこと
1.信仰と蕩減
統一教会は九八パーセント、九五パーセント生活的な面が全部信仰です。九五パーセント神様が造られたものを失ってしまったので、九五パーセントやってこそ再創造が始まるのです。その上でさらに五パーセントまで私がしなければなりません。ですからどんなに大変なことでしょうか。堕落していなかったら九五パーセントは天がしてくださり、五パーセントだけを私がしていたでしょうが、堕落したことによって神様がもう一度してあげることはできないというのです。再創造を私がしなければならないのですが、九五パーセント、プラス五パーセントです。ですから死ぬ覚悟をしなければなりません。犠牲になる覚悟をしなければなりません。世界蕩減路程を歩みきるまでは、楽な考えをしてはいけないのです。
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蕩減復帰は条件復帰ではありません。事実蕩減だということを知らなければなりません。このようなものは原理にはありません。条件蕩減でありながら事実蕩減というようなことは初めて聞くことでしょう。
天聖経 罪と蕩減復帰 第二章 六
堕落人間は出発が間違ったというのです。ですから再び戻らなければなりません。戻るには戻りますが、どこに行くのですか。原点に帰らなければなりません。
(1945年、キリスト教の失敗と第一夫人との離婚を蕩減する為にあったお母様の《「アブラハムによるイエスの典型路程」》の失敗により、)(先生とお母様が)偽りの父母で始めたので、戻って真の父母で再び始めなければなりません。ですからどれほど深刻でしょうか。私(先生)が神様の愛と神様の命と神様の血統を再び受け継がなければなりません。それで皆さんが祝福を受けるとき、(この時は象徴的に)血統転換式をしたのです。