《 ⑧-2 》「第二の獣」・・・((黙17:11)再び戻ってくる獣は既にサタンが送っている可能性が大きい)・・・「第二の獣」には小羊のような角がふたつある。
黙示録に馴染みが薄い方には、読みづらいブログと思いますが、このブログをお読み頂いている方には、心から感謝しています。
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本日は「第二の獣」を扱う
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13:11
わたしはまた、ほかの獣(第二の獣)が地から上って来るのを見た。それには小羊のような角が二つあって、龍のように物を言った。
13:12
そして、先の獣(第一の獣)の持つすべての権力をその前で働かせた。また、地と地に住む人々に、致命的な傷がいやされた先の獣(第一の獣)を拝ませた。
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「第一の獣」と「第二の獣」の関係
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上記の13:12 には、「龍は自分の力と位と大いなる権威とを、この獣(第一の獣)に与えた。」とあるように、「第一の獣」はサタンが主管し、「第二の獣」は「第一の獣」が主管する関係になっている。
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「第一の獣」と「第二の獣」の角は違っている
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◆「第一の獣」の角は十本と十の冠がついている
13:1
わたしはまた、一匹の獣(第一の獣)が海から上って来るのを見た。それには角が十本、頭が七つあり、それらの角には十の冠があって、頭には神を汚す名がついていた。
この聖句の「角が十本」の正体は、《 ⑥ 黙示録の中に「十の角」とは、・・・ 》で取り上げたように、国家基準を満たさない国家メシヤのことを言っているとみて間違いない。そして、この角、即ち、基準のない国家メシヤが「第一の獣」のブレーンになっていたことをあらわしている。
次に、この獣の角にはそれぞれ、「十の冠」が付けられているとある理由について。
この基準のない国家メシヤ(黙17:12)には誇るべき何もなく、反対に、「第一の獣」のブレーンになって、献金を盗み取ることばかりを策謀する者に成り下がってしまった。この情けない国家メシヤに金張りの箔をつける為に、最終的摂理の奥義として、天があえて冠としての「権威と名誉の職責」を与えたことをあらわしているとみて間違いない。
更には、《 ⑥ 》に取り上げたように、天はこの「第一の獣」に対して原理数まで許して与えているのだから驚く。
まだ、詳細な解読は先になるが、黙示録全体に流れている主要的なモチーフは、「獣」と「女」の摂理的奥義が記されていることである。そして、黙示録のこのモチーフこそが、再臨主と再臨主を最後まで信じる聖徒たちがサタンを自然屈服させるための摂理になっている。その最終的局面が復帰摂理歴史最後の戦いであるハルマゲドンであり、このハルマゲドンが再臨主の聖和となっていると考えられる。黙示録は、サタンを中心とした悪霊たちが獣に乗り代わって「女」を支配して展開するという、悪霊たちの再臨復活摂理の奥義(黙17:5-7)が記されている。
◆「第二の獣」の角は小羊のような二本の角となっている
3:11
わたしはまた、ほかの獣(第二の獣)が地から上って来るのを見た。それには小羊のような角が二つあって、龍のように物を言った。
解読は後日。
ヒントは、「小羊のような角」にある。小羊は黙示録で再臨主を意味している。羊の角は決して人に危害を与えない。この獣は小羊のように装って日本信徒を騙して献金を吸い上げる力を持っている。御言葉に疎い未熟な日本信徒はこの獣をみてメシヤの遣いと錯覚してしまう。この「第二の獣」は「第一の獣」のナンバーツーであり、光の天使を装う獣。サタンに操られた獣である詐欺師たちの連係プレーを想像すれば答えは見えてくる。小羊の角を持った「第二の獣」の正体とは、日本に最も深く関わって献金を求めてくる存在・・・、と言えば、宋龍天総会長になる。しかし、再び戻ってくるという「第一の獣」は、再臨主の聖和後、今はいない(黙17:11)。
しかし、再び戻ってくるという人物は別の人物となって、既にお母様の間近に送り込まれている可能性が大きい。
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次回は、「第三の獣」を扱う
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