平和の主人 血統の主人

まさに、成約時代の毒麦となられたお母様

《 黙示録18章 3-10 節 》

3 地の王たち(幹部たち)は彼女(お母様)と姦淫を行い、地上の商人たち(教会長たち)は、彼女の(高額献金を得た)極度のぜいたくによって富を得た。

7 彼女(お母様)は心の中で『わたしは女王の位についている者であって、やもめではないのだから、悲しみを知らない』と言っている。

10  彼女(お母様)の苦しみに恐れをいだき、遠くに立って言うであろう、『ああ、わざわいだ、大いなる都、不落の都、バビロンは、わざわいだ。おまえ(お母様)に対するさばきは、一瞬にしてきた。

▼4 徳野会長、顕進様、亨進様は「12年の延長」という、摂理的分水嶺の時代にあったリーダーでした

 果たして、この度の徳野会長の退任(解任?)が天の御心であったのか、それとも反対に、サタンの心であったのかについて御言葉から考察します。


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今の時代だから見えてくるのです
    「12年の延長」時代は摂理的分水嶺の時代
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 お父様とイエス様が摂理的同時性になっているという観点から、まず初めに、下記の聖書をお読みください。この聖句はイエス様が十字架の死を避けられなくなった時に語られたものです。


 この聖句はイエス様が捕らえられて殺されることを語られた時、《 天国の鍵を与えられた 》ペテロがこれをいさめた為、イエス様が「サタンよ、引きさがれ。あなたは神のことを思わないで、人のことを思っている」とペテロを厳しく叱責されたものです。。


マルコによる福音書8章


29 そこでイエスは彼らに尋ねられた、「それでは、あなたがたはわたしをだれと言うか」。ペテロが答えて言った、「あなたこそキリストです」。


30 するとイエスは、自分のことをだれにも言ってはいけないと、彼らを戒められた。


31 それから、人の子は必ず多くの苦しみを受け、長老、祭司長、律法学者たちに捨てられ、また殺され、そして三日の後によみがえるべきことを、彼らに教えはじめ、


32 しかもあからさまに、この事を話された。すると、ペテロはイエスをわきへ引き寄せて、いさめはじめたので、


33 イエスは振り返って、弟子たちを見ながら、ペテロをしかって言われた、「サタンよ、引きさがれ。あなたは神のことを思わないで、人のことを思っている」。


34 それから群衆を弟子たちと一緒に呼び寄せて、彼らに言われた、「だれでもわたしについてきたいと思うなら、自分を捨て、自分の十字架を負うて、わたしに従ってきなさい。


35 自分の命を救おうと思う者はそれを失い、わたしのため、また福音のために、自分の命を失う者は、それを救うであろう。


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   どうして、ペテロを叱責したのか?
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 その理由は、この時、人間の責任分担が全て失敗した為、イエス様は死が避けられない時代圏に入っていた為でした。その為、イエス様は十字架の死によって新たな摂理を切り開こうとされたのでした。ところが、それをいさめたペテロは自動的にサタン側の人間になった為、イエス様は「サタンよ、引きさがれ。あなたは神のことを思わないで、人のことを思っている」と厳しく叱責したのです。


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   これを文先生に見た場合・・・
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  文先生も、イエス様と同じように、《 洗礼ヨハネの立場にあったお母様 》と家庭連合の責任分担の全てが失敗した《   》ことにより、《 12年の延長 》時代に入り、その中で、天聖経を発表されました。この「12年の延長」以降は全く新しい時代圏に入ったことを意味し、この時、お母様と家庭連合がサタン側を代表し、聖和の摂理の大役を担う立場に立っていたのです。
 この「聖和」にこそ、《 メシヤであったお父様が成さなければならない目的が隠されていたのです。その目的こそが「アダムを再創造」する 》という、摂理の『奥義』であったのです。


 (なお、更に詳しくは、《 アダムの再創造摂理はお母様による主管性転倒によって成される 》)



  ◆ 第一義的摂理


 そして、この「12年の延長」は、お母様と家庭連合がこれまでの不信を完全に転換して、お父様と内的に一体となって本来の『基元節』を迎えるのが第一義的摂理でした。この為に「40年サタン分立路程」の期間を消化してきたと言えるのです。しかし、「12年の延長」においてこれができませんでした。


  ◆ 第二義的摂理


 これができなかった為、第二義的摂理が展開されるようになったのです。


 お母様がサタン側を代表した立場でお父様を主管して成したのが《 『主管性転倒式』 》という摂理でした。この摂理を完成させたのがお父様の真の愛による『聖和』であったのです。



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   聖和が《 善と悪という二つの実を結ばせた 》
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 そして、この「主管性転倒式」による「聖和」が最終的に善と悪の二つの実を結実させました。


 

 その一つの実が、お母様が一人で女王の位置に立つという悪の実であり、この実がお母様を中心とした堕落の実を意味する『基元節』であったのです。しかし、問題は、女王の位置は王の位置があって初めて成立することですから、お母様一人では永遠性はありません。お母様はこのことをお父様から何度も教育受けて知っていたでしょうから、早く、「第八のもの(黙)(▲1~▲7)」を迎えて王の位置に立てたいと思っているに違いないのです。そして、その後、滅びがやって来ると預言しているのです。


 もう一つの実は、外的にはサタンが主導するように見えていた『基元節』ですが、内的にはお父様がお母様を完全に許し、お母様に対して真の愛をもってお父様自ら死を迎えたのが『聖和』であり、この聖和によって「真のアダムが再創造」されたという善の実です。
 つまり、お父様の死もイエス様の死と同じように、外的には敗北したように見えたとしても、実際は、お父様を中心として真の愛が完全に勝利したことにより、お父様が「真のアダム」として総蕩減が《 完成、完了した 》という結実です。


 そして、「アダムの再創造」が成されてはじめて《 エバの再創造 》時代に入ることになりますから、今のバビロンである家庭連合は必然的に滅びることになるのです。



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   少し、前提が長くなりましたが・・・
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 この前提を中心として、この度の徳野会長の退任(解任?)が「天の御心」であったのか、それとも反対に、「サタンの心」であったのかについて御言葉を中心に考察します。

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