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文先生は韓国と日本のリーダに対して、語る御言葉が違っていた

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　①　一つ目の理由は、韓国はアダム国家であり、日本はエバ国家であったという、摂理的使命が違っていた為です。

　➁　二つ目の理由は、1950代、1960年代、韓国で展開されたアブラハムの典型路程と妾摂理に対して、文先生は予め御言葉で語ることができなかった為、韓国統一教会の信徒たちがお父様に対して不信することのなったのです。（この一端をあらわしたのが、昨日の記事でした。）

　この不信を挽回する使命があったのが日本エバ国家であったのです。その時が16万人訪韓修の御言葉による出発であったと言えるのです。

それでは、この②の「二つ目の理由」を考察します。

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　　　韓国の1960年代の統一教会の暗部について・・・・

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　1960年代の韓国教会では、アブラハムの典型路程と妾摂理を展開された文先生に躓づきました。

　1）　躓いた一つの流れが、キリスト教会やマスコミにその情報を売り渡した信徒の流れです。これが原因で統一教会はキリスト教会と一体となった国家から弾圧を受けるようになったのです。（これを救ったのが、外的な勝共活動だったのです。）

　この流れとなった信徒は、統一教会の中では、正義感が強い、或いは、元、キリスト教会の信仰をもっていたという、将来においてはリーダー的立場にあったアベル的信徒が多かったと言えるのです。

　2）　もう一つの流れは、不信の思いがくすぶりながらも、そのまま統一教会に残った信徒たちです。この中には、ある者は堂々と、ある者は隠れて、文先生の摂理を外的に真似る者たちが多くいたことです。

　この流れにいた韓国教会の信徒たちは、当然、アダムエバ問題に不分別でした。彼らは非常に放漫的で怠惰な信徒たちで、日本の信徒たちに多大な悪しき影響を与えました。今もそうかもしれません。

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　　それでは次に、アブラハムの典型路程と妾摂理が日本に与えた影響を探ります。

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怠惰で不分別は韓国教会の流れが日本統一教会に大きな影響を与えました。

　　　　

　　1）　一つは、日本統一教会、特に上層部の幹部たちがアダムエバ問題に放漫的になったことです。

　この流れが結実した例があります。

　それは、ある韓国の幹部が日本を担当するようになり、自分の立場を利用して日本の女性信徒を連れ回して情交を重ねたことが常態化し、これを文先生が報告を受けた時、お父様はその幹部が「していない」と言った言葉を聞かれて、その問題が何もなかったように過ぎ去ってしまったことです。

　文先生にとっては、アブラハムの典型路程と妾摂理を完全に勝利していない立場でしたから、文先生を真似た信徒を叱ることができなかったのです。しかし、残された問題は大きいです。

2）　日本統一教会にとって、アブラハムの典型路程と妾摂理はアキレス腱となっていました。

　その為、日本統一教会の幹部たちは、韓国統一教会の二の舞になるまいという方針を取ったのです。つまり、日本では信徒に対してアダムエバ問題を徹底的に分別させました。

　その証拠に、何と、お父様が勝利された成されてた1992年の純潔教育よりも、日本では、20年以上も早くから外的に純潔教育を強いたのです。

　この日本の純潔教育方針により、韓国と日本の統一教会は、根を同じにしながらも、全く違った教会の風紀が出来上がったのです。

（私ごとですが、私はこの純潔信仰に感動して入教したほどです。後に起こったお父様のアブラハムの典型路程と妾摂理から生まれた世の中の誹謗中傷により、私の信仰は低迷し、長いトンネル信仰に陥りました。しかし、お父様が聖和された後になりますが、御言葉の考察によって、今では、そのトンネルからは抜け出たと思っています。）

3）　1970年代から強いた日本の純潔教育は、その後、新たな問題が生まれました。

　油が水をはじくように、純潔教育された日本信徒には1995年に始まった16万人訪韓修の御言葉がほとんど理解できませんでした。

　この時の御言葉こそ、アブラハムの典型路程と妾摂理の核心的御言葉であったのですが、ほぼ、聖書の中心人物たちの名をもって語られていた為、新しい聖書講義くらいにしか聞かなかったのです。

　お父様はこの時に御言葉が理解できるように、所々に、「お母様」とか、「先生」とか、「子女たち」とか、聖書の中心人物たちの名に交えて真実を語られたのですが、原理の理解不足もあってか、まったく理解できなかったのです。その証拠に、今では、この御言葉はお蔵入りのようになってしまい、16万人女性であっても、自分の摂理的な立ち位置を知る為に紐解こうともしません。

4）　この16万人訪韓修以降、日本エバ国家の信仰は、まさに、盲人のようになってしまったのです。まさに、無知であることを知らない、無知の無知です。日本総白痴化時代が開かれたかのようです。

5）　日本統一教会は、対策上から、文先生のアブラハムの典型路程と妾摂理は「存在しない」と決定を下したのです。これは全て「サタンである共産党とキリスト教会の捏造である」として、すべてタブー化しました。

　ところが、この決定が、やがて、日本のエバ国家であるという根幹に水を差す、つまり、エバ国家の失敗を決定づけることになったのです。

　何故なら、この決定基準をお父様ではなく、世論の対策に置いた為です。分かりやすく言えば、文先生と痛みを共有することよりも、世間体を重んじたということです。

6）　その結果、お父様とお母様が堕落した立場に立たれていたことを一部の幹部たちは知りながら、目を閉じたのです。そして、信徒たちを盲人化したのです。その為、閉じた目を今さらあけて真実を語ることができなくなってしまったのです。

　小山田さんも、神山さんも、周藤さんも・・・、その他の上層部も、知っていたはずです。知らないはずがないのです。何故なら、お父様の姿を直接拝し、見たのですから。

　すでに、神山さんはこれを語られずに逝かれました。小山田さんも、周藤さんも、語ることなく、信徒たちを盲人にしたまま逝かれることと思います。

ところが・・・、ここで大きな問題、大きな幸いが浮上してきたのです。

　　つづき