前回の記事、《（3-1）》の続き

　「神様王権即位式」の失敗により、神側の日本とアメリカが粛正を受け、滅ぶはずであった共産国家のロシアと中国が復活し始めた。そして世界は今、武漢コロナウイルスの洗礼を受けている。

2001年から12年の延長が語られた御言葉・・・
                              しかし、お母様が失敗を重ねることにより先生は聖和された

〔A〕

神様王権即位式　第一章　三　1.　　　2000.12.1-2001.1.13

「今後、総生畜献納する時まで自分の所有圏をもてば、その記録によって問題が起きるのです。統一教会の食口たちは、伝統を立てなければならない時に、何の伝統を立てたのかというのです。

・・・・・・・・・・・

ですから、楽園と地獄を撤廃して解放時代に来たので、神様が恨を解いて、今から王の振る舞いをすることができる本然の時代になるのです。そのようになれば（＝お母様が所有権転換すれば）、先生の責任、救援摂理は終わるのです。

・・・・・

その計画が新千年を迎えて十年間、七年以内に、三年以内にできなければ四年、それでもできなければ十年、遅くても十二年（＝2012年）まで延長されると見ているのです。

　《　1981年に、先生からお母様が経済権が与えられた。　》この経済権をお母様が先生に返還することが究極の所有権転換であった。それができれば、お母様が「信仰基台」と「実体基台」を復帰し、そのうえで「メシヤを迎える為の基台」が復帰されるはずであった。
　そのうえで、1992年の「真の父母宣布」を成せば、2001年まで待たずに、その時に、先生とお母様が真の父と真の母となって神様王権即位式が成せたはずだった。しかし、お母様が即位式の時にも、「真の父母宣布」の失敗と同じ失敗を繰り返した。《（2-1）、（2-2）》

　つまり、1992年の時も、2001年の時も、お母様は先生から与えられた経済権に執着し、所有権転換の命令に従わなかった。その為、お母様の血統転換が成されず、同時に完成基準の「基元節（小羊の婚宴）」も成せなくなるという、このような、切羽詰まった時に語られた御言葉が上記の〔A〕であった。

　その〔A〕に同期する御言葉が次の〔B〕である。
　この御言葉は、お母様が「メシヤを迎える為の基台」を復帰することができない為に、お母様の血統が転換されず、その為に婚姻届けが出せないという御言葉になる。つまり、このままでは、天意に叶った基元節を迎えることができないことを語られた御言葉である。

〔B〕

　訓読会のみ言（イースト・ガーデン）　　2003年5月22日

　「皆さんは、お母様の還暦の時、父母様が行ったことを知らなければなりません。その時の最初の儀式は何ですか。「天地父母様天一国開門祝福聖婚式」です！　それは何の式ですか。（父母様の婚姻届を出す式です）。

そうです。父母様の婚姻式です。天一国になっているので、婚姻式をしながら聖婚式をするのです。（神様王権即位式の時も、地父母様天一国開門祝福聖婚式の時も）（完成期の）婚姻式をしませんでした。（天の願いは）父母様が聖婚式（完成期の結婚式・「小羊の婚宴」・基元節）を終えてこそ、神様が（王権に）即位されるのです。

（しかし、婚姻式をしないままでは神様王権即位式を成せないので、先生は《　死の前倒し　》を成して即位式をなされたのであった。

　ところが、お母様は延長期間においても所有権転換することなく、かえってお母様と幹部たちはお父様に反発し、《　「お前（お父様）は死んでいなくなれ！」　》と内心で常に叫んでいたのである。

　これ以上延期できない為、先生はご自身の生命を自ら差し出して聖和され、そのうえで迎えられたのが条件的な基元節だった。つまり、2013年の基元節はお父様の血の代価によって成された。

　あくまでも、独生女宣言を成したお母様を中心とする家庭連合の基元節は全く天意に沿わないサタン側の基元節である。）

【これまでの関連記事】

（1）1945年の失敗と外的摂理の後退

（2-1）　1992年「真の父母宣布」の失敗により外的摂理の後退・・日韓米の後退！　中国の進出！　北朝鮮：ミサイル開発！

（2-2）　1992年の「真の父母宣布」以前は、ソ連と中国が摂理に順応していたことが分かる御言葉

（3-1）　2001年、「神様王権即位式」の失敗・・中国の台頭！！アメリカ同時多発テロ！！リーマンショック！！北朝鮮のテポドン、地下核実験！！