平和の主人 血統の主人

まさに、成約時代の毒麦となられたお母様

《 黙示録18章 3-10 節 》

3 地の王たち(幹部たち)は彼女(お母様)と姦淫を行い、地上の商人たち(教会長たち)は、彼女の(高額献金を得た)極度のぜいたくによって富を得た。

7 彼女(お母様)は心の中で『わたしは女王の位についている者であって、やもめではないのだから、悲しみを知らない』と言っている。

10  彼女(お母様)の苦しみに恐れをいだき、遠くに立って言うであろう、『ああ、わざわいだ、大いなる都、不落の都、バビロンは、わざわいだ。おまえ(お母様)に対するさばきは、一瞬にしてきた。

天地人真の父母定着実体み言宣布天宙大会の講演文 (全文)

天基元年(2010)天暦十月二十九日、韓国・ソウルの天福宮


天地人真の父母定着実体み言宣布天宙大会の講演文


 今回の大会に参席してくださった貴賓の皆様、新たな大会でお会いすることができて、本当に嬉しく、感謝いたします。


1 私が今日、皆さんに宣布するみ言は、真の父母の生涯の中で、すべての復帰摂理歴史の(★)最終終結と完成を宣布するための今回の真の父母様の巡回路程であることを知らなければなりません。真の父母様が歩んで来られた道は、歴史的標本となる伝統であるので、その道を皆さんの人生の手本として歩かなければならず、真の父母様が完成されたみ旨を相続して完結させることを誓い、実践する家庭になることを宣言するのです。


2 私は去る3 月16 日、第52 回聖婚記念日を迎えて、(★)罪悪と蕩減の先天時代が終了し、真の愛で回復して新天新地を成し遂げていく後天時代を宣布しました。今回の巡回路程を通して、後天時代の生活が展開されたということを皆さんが肝に銘じなければなりません。真の父母様の生涯路程は、自身の自叙伝を通して皆様にすべて公開され、皆様に伝えられています。


3 今回の天地人真の父母定着実体み言天宙大会が完結されるまで、皆さんすべては、真の父母の代身者、相続者となられ、(◆)真の父母様がこの地上に生きておられる間、勝利の覇権をたてるため、生涯の必勝を記録した自叙伝と実績、与えられたみ言、これらすべてのものを相続して、皆さんの人生も必ず勝利されるようにお祈りするものです。



4 皆さんは、真の父母様がそうであったように、皆さんの周囲のすべての親族と一に、天上の橋となり、天の国へ一族を案内する縦的なはしごにならなければなりません。


 このような真の父母様の宣布を受けて肝に銘じ、実践することを誓ってくださるようお願いします。アージュ


5 第44 回真の父母の日の訓読のみ言と神様王権即位式(※ 後記)のみ言を添付して、先生のすべての生涯路程を中心として、教材-教本を代表した全体のみ言を続けて伝授するのです。


 尊敬する世界各国の指導者、そして内外貴賓の皆様!公私多忙でいらっしゃるにもかかわらず、きょうこの摂理的な「天地人真の父母定着実体み言宣布天宙大会」に参席してくださったことに、私たち真の父母、真の家庭と大韓民国と祝福を受けた天宙(霊界肉界)食口の名により歓迎し、感謝いたします。


6 去年に世界120 数か国の最高指導者たち数千名が、私たち夫婦の金婚式と戴冠式、そして新しいUNビルでの聖和祝祭行事を光り輝かせるために満場の盛況をなしてくださいました。もう一度韓国全国民と全人類の名により心から感謝申し上げる次第です。


7 皆様、私たち夫婦は、子女も14 人を持ち、その中の5 人がハーバード大学を卒業し、40 数人にもなる孫の中からも、すでに数人がハーバードで学んでいます。世界194 か国で、数百万人の善男善女たちが私たち夫婦を平和の王・真の父母として侍り、従っています。


8 私たち夫婦が一生の間、世界平和のために創設し、運営してきた世界的な規模の組織と機構も数百に及んでいます。宗教、社会、文化、体育、教育、言論など、多くの分野に天文学的な投資を行い、人類救援と平和増進のため、成功的に発展させていっています。


9 ここまで来れば、「一人の人間として、万人の祝福の中で自らの人生を振り返り、満足して余生を楽しむ資格がある」と称えることでしょう。「あらゆる重荷をすべて下ろして、もう思い残すことなく”人生九十年の成功”を誇って暮らしなさい。」と言うでしょう。しかし、私たち夫婦の生涯は、世俗的な目で見るそのような次元の人生ではありません。人類の縦的真の父母であられる神様の印を受け、実体真の父母の使命を完遂しなければならない私たち夫婦は、今、実体の天一国完成までの最後の2 年を残し、いつの時よりも(◆)深刻な日々を生きています。


10 九十年の人生を捧げて生きてきた私の生涯は、ひとえに天宙の真の父母であられる神様を解放してさしあげ、父母の位置を取り戻してさしあげ、死亡圏であえいでいる人類を救い、神様の懐にお返しすることでした。このみ旨のため、私は独りで艱難を貫いて勝利し、父母を失った孤児の身の上に転落した無知蒙昧な人類を導き、この世界の救援の道を歩んできました。


11 人類始祖の堕落によって偽りの血統を伝授された人間は、その誰もがサタンの束縛から抜け出すことができないまま、今も暗闇の中をさまよっているではないですか?六十五億の人類を導き、地上天国創建の道を歩んでいく私たち夫婦の人生が、どうして深刻でないことがあるでしょうか?


創造的三段階
12 皆様、神様は人間をご自身の子女として創造されました。絶対、唯一、不変、永遠の本体であられる夜昼の神様がご自身の愛を魂として吹き込み創造した人間始祖が堕落しなかったならば、神様のような基準まで完成し、絶対信仰、絶対愛、絶対服従の道理を尽くして、永生するようになったでしょう。


13 しかし、不幸にも人類は堕落の末裔となって暮らしています。したがって人間は、誰彼を問わず真の父母様を通した重生、復活、永生の三段階祝福を経て誕生してこそ、完成した人生を送ることができるようになるのです。言い換えれば、重生は個人的基準の生まれ変わり、復活は家庭と国家的基準の生まれ変わりであり、永生は世界的基準で全人類が共に完成し、平和の王・真の父母様に侍り、地上・天上天国を創建し、神様の祖国で永生するという意味なのです。


14 そして霊界で暮らしている皆様の先祖たちまでも無形として臨在される神様の実体として、万生万事を実体主管しておられる真の父母様の時代を迎えて、すでに地上に再臨し、重生、復活、永生の三段階祝福を経て、真の父母様の本体論教育、すなわち絶対性教育を経てこそ本然の昇華圏に進んでいき、天一国市民の資格を確保できるようになるのです。


15 人間個々人の人生を見ても、三段階の人生を簡単に知ることができます。人間は誰もがまず神様の恩寵と父母の愛で生命が宿ると、十月十日という長くて短い期間を母親の胎内で過ごすようになります。意識水準がどの程度であっても、私たちは胎内で十月十日の期間を例外なく経て生まれてきました。保温釜の中よりも狭い空間であっても、その中で私たちの人生は宇宙空間よりも大きな一段階の人生を経験するようになるのです。


16 第二段階である地上の人生としての誕生はどうでしょうか?未知の世界に向かう幼い胎児の身悶えする姿を私たちがどうして筆舌に描くことができるでしょうか?より大きく広い世界、腹中世界で想像もできない新しい次元の世界に向かって出発する新しい生命の産声は百年の計を約束する新しい時間と空間の祝福であり、歓喜です。今日皆様すべては、この第二段階での人生を祝福され、過ごしています。十月十日という時間が百年に延びただけで、私たちには行くべき道がまだ残っているということを忘れないでください。胎中での意識基準はすべて忘れ、より高い意識とより広い空間で心ゆくまで人生を楽しんでいると考えるかもしれませんが、皆様には永生に向かって最後の段階が残っているのです。


17 第三段階がまさに人間が完成し、入って生きる永生の世界、すなわち霊界です。堕落した後裔である人間としては想像もつかない未知の世界です。時空を超越して生きる世界です。腹中の胎児が地上界を想像することができないように、地上界で空気を呼吸して生きる肉身を用いた人間では、霊人体として生まれ、真の愛を呼吸して生きる霊界での生活を簡単に理解することができないでしょう。


18 皆様!死に直面すれば、人間は恐れおののくようになります。恐怖を感じるようになります。それは死が何を意味するのか分からないからです。不幸にも人類歴史が六千年期間を経てきながらも、誰一人として死に対する真実を明かし、教えてくれた人が一人もいませんでした。しかし今や歴史の終末期になり、人類の真の父母が初めてその天秘を明かしてくれるのです。


19 皆様、死という単語は神聖な言葉です。悲しみと苦痛の代名詞ではありません。それで真の父母様がその単語を「聖和」という言葉に変えて発表しました。地上界の人生を花咲かせて実を結び、穀物を抱いて歓喜と勝利の世界に入る時が霊界入門の瞬間です。喜ぶべき瞬間です。心ゆくまで祝って送り出してあげるべき時です。悲しみの涙ではない喜びの涙を流してあげるべき時です。聖和式とはこのように神聖で崇高な儀式です。神様の懐に入って侍り、永生を楽しむために行く第一歩なのです。花嫁がお嫁に行くその瞬間よりも胸が躍って興奮すべき時です。


20 このように貴い永生への門を開くために、私は去年3 月18 日ニューヨークのUN 本部で最近、永眠した世界的平和指導者たちに聖和式を実施してあげました。かつて韓国動乱の時は、私が収監されていた興南刑務所を爆破し、私の生命を救ってくれたこともあるアレクサンダー・ヘイグ元アメリカ国務長官を始めとして、ノーベル平和賞を受賞した韓国の金大中元大統領、最近発生したハイチの大地震の惨事で殉職したヘディ・アナビUN 奉仕隊団長と隊員百数十名、平和の大統領として世界に広く知れ渡るカラソ元コスタリカ大統領、障害のある身でも人口二億を超える大国インドネシアのために生涯身を捧げ、献身してきたワヒド元大統領、ゴルバチョフ元ソ連大統領とレーガン元アメリカ大統領の出会いを仲介し、冷戦終息に共に功を立てたヘルマンソン元アイスランド総理、イスラム圏の代表的学者として尊敬を受けたセネガルのハサン・シセ氏、十一億インド人たちに「和解と平和の大使」として称賛されたシンヴィ大使たちです。その他にも最近、韓国では天安艦沈没によって将兵たち46 名が不意に戦死しました。


21 私たち夫婦は去年4 月、韓国での主要都市巡回講演を通して、その無念なる犠牲将兵たちのために聖和祝福の恩賜を施してあげ、その後にもアメリカのラスベガス大会では、日本の歴史上一番最後の将軍として、17 世紀に日本列島を統一した徳川家康の17 代後孫、Dr.レイコの聖和祝福をなしてあげたりもしました。その方は、生涯与える人生を生きて最近聖和したラスベガス出身の女医師であり、今後、韓国と日本、アメリカ、さらには世界平和実現のための政治・経済等、諸般問題などを解決するのに大きな役割を果たした方なので、このように貴い聖和祝祭の隊列に参与するようになったのです。


22 指導者の皆様!しかし上記に列挙した方々の生涯が、たとえ利他主義と博愛主義に立脚した偉大な人生であったとしても、人類始祖の堕落によって神様との父子の関係が断絶された現世界では、(▲)真の父母の結婚祝福と聖和祝福がなければ、永生の世界を保障されないということを肝に銘じなければなりません。


23 皆様、今この時代は、天が“天暦”を宣布した時代です。(◆)深刻な時代です。65 億人類の永生に責任を持つ「天印」を持って来られた真の父母様の教えに従わなければ、生きる道がない時がやって来ました。皆様全員は真の父母様の名を満天下に述べ伝え、誇り、称賛するべき時です。真の父母様が出現した韓民族の伝統と精神を尊敬し、伝授して、天の伝統を定立し、UN と65 億人類が一つとなり、世界平和を定着させる時が来ました。皆様はすでに「天暦」の出発とともに、貴い天国国民の理念を伝授してくれる旗を高く、神様の解放と人類の救援を祝賀する聖なる礼式が、まさに聖和祝福式であるということを忘れないでください。


24 そのようにして真の愛を根として家庭理想を完成し、神様と人間が、そして天上の霊界と地上の肉界が完全に統一された太平聖代の世界を開いていくべきなのです。万国に光り輝かせることのできる祝福と聖和の鍵をくださり、天一国の伝統を立てるようにしてくださった神様と真の父母様に大いなる感謝をお捧げしなければなりません。


 このような貴い生命をただ同然に私たちに恩寵として与えてくださった父なる神様に、私たちは皆、感謝の拍手をお送りいたしましょう。


神様の下の一つの家族
25 貴賓の皆様!それならば、今日の人類が行くべき道はどこにあるでしょうか。今も世界の至るところで戦争と疾病、飢餓、そして自然災害によって無辜の人命が、毎年数千万人ずつ犠牲になっています。宗教、政治、教育、文化、思想など、どの分野を見渡してみても、個人はもちろん、集団にまで極度の利己主義的我執の沼にはまり、徹底して門を閉じ、鍵を閉めています。疎通のない不通の世界に転落してしまったのです。


26 結局、人類の諸般の問題は、真の父母である私たち夫婦が天から受け、一生の間、主唱して教育してきた「神様の下の一つの家族」思想、すなわち真の愛の教えによって解決せざるをえません。この思想こそが人類に平和と幸福の道を探し出してあげられる唯一なる道であるのです。


 皆様、今日、私たちが生きているこの時代は、歴史的な大天宙的転換期です。歴史を変え、霊界と地上界を一つにして、神様が太初から願ってこられた理想天国をこの地上に創建しなければならない大天宙的革命期です。(◆)これ以上延期したり、延長したりする時間はありません。天はすでに2013 年1 月13 日を「基元節」として宣布しました。実体的天一国の始発であり、起源となる日がまさに、その日なのです。2 年も残っていません。


 したがって、人類は今、天の命令に謙虚な姿勢で従順に従わなければならない時です。平和の王であられる神様の実体として地上界で摂理を経綸している真の父母様の導きに従い、(◆)残った2 年間を全力投球、死生決断をしなければならない宿命的な時間が、今日の私たちの前に近づいてきたのです。霊界のすべての善霊たちも総動員され、皆様よりも一歩先に立って走っています。


韓民族の使命
 皆様、億却の時間と精誠を注ぎ、ご自身の子女として創造した人間が、堕落によってサタンの血統を受け、暗闇の中に隠れてしまったその瞬間から、神様が受けられたその苦痛がどれほど大きいか、ご存じでしょうか?骨がきしみ、身が震える凄絶な苦痛の中で数千、数万年を耐え、待ってこられた皆様の父が、どれほど長く険難な蕩減のトンネルを経てこられたか、考えてみましたか?このようなかわいそうな父のために、一瞬でも涙を流してみたことがあるのかということです。


 皆様、神様は、数千年間、韓民族を育て、準備させてきました。2 千年前、ご自身の独り子イエス・キリストをこの地に送られ、彼を通して人類を再び救援しようとされた歴史を皆様もよくご存じでしょう。しかし、結果はあまりにも悲惨に終わってしまいました。イエス様をメシヤとして受け入れ、絶対信仰、絶対愛、絶対服従の道を行っていなければならなかったユダヤ教の指導者たちとイスラエル民族が、逆に彼を十字架の道に追いやってしまったではないですか?しかし、「成し遂げられた!」という霊的救援の一言の言葉を残して忽然と逝かれたイエス様の再臨は、二千年間の準備を経て、ついにこの韓半島で実を結ぶようになったのです。


 韓民族は、昔から神様を先祖の中の最高、最上の先祖として崇め敬って生きてきた天孫民族です。ただお一人であられる万人の先祖、そのかたを「お一人のおかた」、すなわち「ハナニム」と呼び主人(昼と夜の創造主)として侍ってきたのであり、したがって、すべての数の根源も「ハナ(一)、トゥル(二)」から始まったのです。このような「ハナニム(神様)」を原初の先祖として侍ってきた民族なので、韓民族の精神と伝統の中には、共生、共栄、共義の魂が生きています。五千年を超える歴史を守ってきながらも、他の国と民族を侵略したり、略奪したりしていない「弘益人間」の血脈が通っている選民です。さらには韓国の歴史の中には人間の人生の根本徳目になる孝と忠と烈の魂が生きて呼吸しています。


 花のような乙女の年頃に自らの体を海に投げ出し、年老いた父の目が見えるように願った孝女・沈清の真の孝誠こそ、父母に侍って暮らす韓国人たちの孝の基準です。夫との約束を天のように敬い、命を差し出すところまでいった春香の哀切な愛と志操はすべての韓国女性たちの人生の見本となっています。自らを捨て、王と指導者たちの前でも白衣従軍で命をかけて国家と民族を救った李舜臣将軍の不撓不屈の忠誠こそ、韓民族の誇りであり、気概です。


 このような崇高な伝統は、偶然に歴史上に現れた単なる事件ではありません。天がこの民族を準備し、その伝統の上にメシヤを立てるための基台摂理だったのです。そうしてちょうどこの韓半島の精気を受けて、人類の真の父母、万王の王が、天の印を受けて顕現されるようになったのです。


人類の行く道
 尊敬する貴賓の皆様、今、人類の行く道は明確になりました。天が真の父母様を通して明らかにしてくださった「D-Day」を前にして、何を躊躇することがあるでしょうか。すでに六百日余りしか残っていません。皆様の忙しい壮途には、天の祝福が共にあるでしょう。


 人類歴史の流れを摂理史的な目で見てみると、時代の変遷は大きく三段階に大別されます。一番目は「物情時代」、すなわち物本主義的物質優先時代です。そして二番目には、「人情時代」、すなわち人間の知識と感情を前に立てて世界を支配してきた人間中心主義時代です。


 しかし、このような時代は過渡期的時代です。人間が堕落性を脱ぎ捨てて本然の姿を取り戻し、神様を父として侍り、統一された一つの家族をなして暮らす時代に入っていく上で経ていくべき過程的な時代なのです。祝福結婚を通して内外両面で聖別された基台の上に絶対的な基準を立て、「ために生きる人生の道」を行くべき最後の段階の時代が「天情時代」です。すなわち、お一人の神様の心情に回帰する天一国の時代を開いていく時が、今日の私たちが生きている、まさにこの時代だということを肝に銘じてくださることを願います。


 実体的天一国時代が広がれば、この地に「霊連世協会」が中心軸の位置に立って万有を治めるようになるでしょう。霊界と肉界を連結して実質的な統一を完成し、天理と天道によって摂理を経綸するようになるという意味です。この地で世俗的な次元の選挙をこれ以上見る必要はなくなり、交体祝福結婚を通して人類は一つの家族となり、太平聖代を享受しながら平和と幸福を享受するようになるでしょう。そのような日が、もう私たちの目の前に迫ってきているのです。


 その日の準備の一環として、私は去る2 月14 日に「天暦」の出発を満天下に宣布しました。既存の陽暦と陰暦は、今やカインとアベルの立場に立ち、新たに摂理を記録して明示する天暦を補助する役割をするようになるでしょう。今から皆様は、(★)真の父母様の教えを骨に刻みつけて実践する人生を生きなければなりません。選択の余地がありません。今から準備しなければ、間違いなく落伍者になるからです。七千メートルを超えるヒマラヤ山脈を往来し、越冬する鶴(アネハヅル)の勇気と気概を私たちも学ばなければなりません。


人類のための遺言


 皆様!真の父母様は、すでに人類のための遺言を準備し、残しました。一生に六度、七度も生死を行き来する獄苦を経ながらも勝利し、準備した遺言です。永遠なる人類の教材、教本として八種類の本を残しました。冊数としては千冊を超える分量です。『文鮮明先生み言選集』、『原理講論』、『天聖経』、『家庭盟誓』、『平和神經』、『天国を開く門 真の家庭』、『平和の主人、血統の主人』、『世界経典』、以上の八種類の書籍です。これらの教本は、皆様が霊界に入っていっても読み、学ばなければならない本です。決して人間の頭脳から出てきた言葉や教えではありません。天がかわいそうな人類を救援するために下さった天道を教える教本だからです。


 皆様は、今からまず皆様の家庭から上記に列挙した教材・教本を中心として訓読会の伝統を立てなければなりません。一つの家族三代が新しい一日を始めるに当たって、まず天のみ言を訓読し、新しい心で訓読の人生を実践する伝統を立てなさいというのです。霊界と肉界が同時に真の父母様に侍り、同じ天道のみ言を毎日訓読する世の中をつくろうということです。このようになれば、いくらサタンが皆様の血統に乗じて蠢動するとしても、訓読会の伝統の前では立つ場がなくなるのです。(★)正午定着的基準で影のない人生を生きていくそのような家庭に、神様の祝福が下らないとすれば、誰に下さるというのでしょうか。このような天の家庭がこの地に満ちるとき、この地球星は自動的に「OneFamily Under God」のみ旨が完成した地上・天上天国となるでしょう。


 皆様、私の一生を率直にそのまま収めて公開した自叙伝が2 年前に出版されました。私はこの本を通して人類のための天のみ旨がどこにあり、子女である私たち人間が歩むべき道がどこにあるかを詳しく示しています。「初不得三」、「七転八起」の典型的な人生でした。私はこの本もまた、訓読教本に引けを取らない実証的次元で真なる真理の人生を見せてくれる教本だと自信を持って皆様に勧める次第です。天命に従って九十年の生涯を歩んできた私の人生を加減なく収めたこの真の愛の記録をもう一度精読され、大いなる悟りを受けてくださることを願います。


 正午定着の人生は影をつくらない人生だと言いました。私たちが発光体となって光を与える人生を生きれば、影が生じる隙き間がありません。受ける者は、借りをつくる者です。皆様はその借りを返すために、これからかわいそうな貧しい人の涙をぬぐってあげ、暗い所を明るくしてあげる永遠の真の愛の発光体となる人生を生きるように願います。


天地人父母時代宣布
 皆様!2010 年 天暦5 月8 日 午前2 時20 分と5 月15 日午前3 時25 分、このように両日にかけてアメリカのラスベガスにおいて神様を中心とした天地人真の父母様の特別宣布が行われました。


 ところがここでいう3 時25 分の3 数は初不得三の3 時代を代表するものでもあり、旧約、新約、成約の三時代を象徴する数です。そして25 分の25 数は100 の4 分の1 を象徴します。(★)すでに真の父母様御夫妻は最終一体をなして、完成、完結、完了の基準で、全体、全般、全権、全能の時代を奉献宣布されたのです。


 それとともにアレクサンダー・ヘイグ元アメリカ国務長官の昇華式を契機として、重生、復活の昇華式を生涯路程の中で完了するための第1、第2、第3 イスラエルの勝利式を韓国に移譲することを宣布しました。


 そうしてこれからは神様の祖国と故郷は韓国になります。韓国を神様の祖国として発表することで(★)「天地人真の父母定着実体み言宣布天宙大会」も韓国において完成するようになります。日にちは7 月8 日(七.八節)に宣布されました。


 これをもって天宙のすべての境界線が撤廃されます。したがって自主的神様を中心として、天地が昼夜もなく、神様の統治の下に天地人真の父母様の助けをいただいて永遠に存続するようになります。


天地の重要事項
 貴賓の皆様!このような深刻で貴い時代を迎えて、皆様の人生にもこれから革命的な天宙的変化が訪れるべきでしょう。そのような意味において天が下さるきょうのメッセージをもう一度要約してみようと思います。


 第一に、(★)全祝福家庭はまず家庭の中で神様を中心として侍り、父母と子女が完全に一つとなる訓読教育を毎日実践しなさいということです。原理教育、真の父母様が下さった教材・教本教育、真の父母様の自叙伝の内容の教育、そして原理本体論の絶対性教育を徹底的に行うべきだということです。


 第二に、(★)天はすでに重生と復活の昇華権の恩賜を家庭単位まで許諾されたのです。ここには父母と子女間の完全一体を必要条件としています。絶対父母、絶対子女の基準を立てて、絶対家庭を築きなさいということです。


 第三に、真の父母様の血と汗がにじむ苦難の恩賜により、(★)人類はすでに蕩減復帰時代圏を抜け出したというのです。したがって私たちは皆、真の父母様のご在世時に家庭、氏族、民族、国家、世界まで地獄圏を解放させるべき責任があるということを忘れてはならないのです。蕩減復帰時代が終わったとすれば、何の時代が到来するでしょうか?神様と真の父母様を中心とした勝利圏の太平聖代だけが永遠に続くようになるでしょう。


 第四に、(★)私たちはすでに神様の直接主管圏時代に進入しているという点です。皆様、天が宣布したD デイがすでに三年しか残っていないと言いました。霊界の家族までも地上に再臨させて原理本体論教育を受けるようにして、一家庭で八代まで苦楽を共にしながら共に暮らすべき天宙安息圏の時代に立ち入ったという事実を肝に銘じ、また肝に銘じてくださるようお願いします。アージュ!


 皆様、霊肉界の先生と教祖であるRev.Moon が一生を通して功を立て、(★)最終的なこの結論を立てるための宗教世界と地上世界、霊界、肉界、カイン・アベル世界のための大会の終結完了に向けて努力する総論の結論をお話しいたします。これまでの歴史過程には、このような内容が出てくることができませんでした。


 初めて真の父母様の一生を通して摂理の総体的、覇権的、神様の解放・釈放世界の勝利権に向かった最終的結末をつける生涯の標題の勝利権を立てるために、後天時代の完成完結完了のためにこのようなワシントン・ニューヨーク大会を出発、今日の大会まで来たのです。


真の父母様の特別指示
(ワシントン・ニューヨークに来ているアベルUN 圏194 か国、カインUN 圏193 か国、計387 名の大使と分捧王、および平和大使と各国家の大統領と国家要員全体と天宙の前にお伝えいたします)


新世界平和のための新宗族的メシヤ世界連合創設
1. 黄善祚 UPF 韓国会長を中心として、氏族的メシヤ圏と第1、第2、第3 イスラエル圏の昇華式を2010 年10 月から12 月31 日までに終えて、祝福三日行事と蕩減棒式も完了するのであり、そこには、韓国が神様の祖国と故郷であり、真の父母様の国であるために、韓国の全国民を参与させなければなりません。


2. 分捧王と平和大使の責任を受けた人たちは、全世界的に(◆)霊界-肉界の祝福式を同時にD-Day までに完了しなければなりません。


3. 真の父母様を中心として、アダム・エバから、文氏氏族、分捧王と平和大使たち、各国の大統領と国会指導者たちを包括させて、(★)本然の血統圏の先祖たちと天の血族親族になる祝福を受けた人々が、全体・全般・全権・全能の一体圏を完成しなければなりません。


4. 今から 60 年前の10 月14 日、その日を起点として、蕩減復帰される60 年後の天一国10 年天暦10 月14 日、15 日、16 日の3 日間に真の父母様の宣布記録に一致した、真の父母様のD-Day の宣布期間を最終段階として、(★)全体・完成・完結・完了する宣布大会が、10 月17 日であるのです。


5. 今回「天地人真の父母定着実体み言宣布天宙大会」であるワシントン・ニューヨーク大会とフーバーダム・ラスベガス大会、そして、神様の祖国と故郷になるソウル・韓国大会は、摂理の最終的な完成・完結・完了を意味する真の父母様の宣布内容です。この使命は、真の父母様が決定した1 年8 か月余りを残す、(◆)D-Day までに完了しなければなりません。


6. (★)そうして真の父母様が誕生した韓国が神様の祖国と故郷として、完成・完結・完了されるのです。神様の祖国と故郷である韓国(南北)政府を代表する李明博大統領を中心として、カイン圏UN とアベル圏UN の大統領格であるジョージ・ブッシュ前米国大統領とオバマ大統領、G20 に参席した全ての大統領たちと国民が、ひとつになって、この大会の成功のために真の父母様の天命に従って、完成・完結・完了的勝利を奉献しなければなりません。万が一、参席できない者たちは、(◆)真の父母様が代身選出して、完成させるでしょう。


新実体様相時代到来
 皆様、今日の映像を通してもご覧になられたと思いますが、今の時は、神様が摂理を完結させて、最終段階の収穫をする時です。何日か前には、ソロモン諸島のトニー・フィリップ首相が直接真の父母様を訪ねて来て、天のみ言に大きく感銘を受け、真の父母様の同盟国になることを誓約、誓って帰りました。これからは、天の働き手になって摂理の一線で走る勇将になるという覚悟を見せてくれました。


 そして、ネパールでは、今日、この時刻にも真の父母様から伝授された原理本体論講義を、国営放送局を通して全国民に教育をしています。UN を中心とした活動も、いまや本格的に軌道に乗っています。私たち夫婦が創設した世界平和女性連合が、UN 本来の創立目的とみ旨に一致する活動を広げてきた実績が認められ、UN に登録されている3 千4 百余りのNGO グループの中でも、最上グループである第一領域の中にいることはもちろん、女性の人権と子供たちの貧困問題と教育問題解決のための活動に卓越した実績を収めています。すでに何度か受賞することもありました。


 また、最近では、共産主義者たちの悪だくみによって私の手を離れたワシントン・タイムズも再び戻ってきました。これが奇跡でなくて何が奇跡というのでしょうか?


 カイン圏の最高の黒白中心要員たちが一つになって、ワシントン・タイムズ理事会を中心として総合体制として、神様の祖国と故郷の意味を広げ、神様の主権の国を保護して行くでしょう。


 皆様!すでに真の父母様を中心として世界が帰ってきています。歴史的な恩讐であった韓国と日本、日本とアメリカ、アメリカとロシアのような国々もルーシェルから受けた堕落の血統を根絶して、新しい天の血統を伝授されるために交体祝福結婚に汎国家的な次元から参与するようになるでしょう。


 私が満天下に宣布して推進中である韓日海底トンネルプロジェクトとベーリング海峡トンネル事業も世界的な次元から宗教人達が先頭に立って、解放された神様をお迎えして完成するでしょう。


 この世から神様の実存を否定する無神論の思想、共産主義を廃棄して、神様が本来理想とされた万民疎通-和通の世界を成していくでしょう。人間始祖の堕落によって引き起こされた夜の神様、昼の神様、万王の王、そして真の父母、このように四代代表王たちの歴史的な葛藤と闘争も、ついに天地人真の父母様によって完全に解決されました。万人が平等であり、万国が兄弟国になって、「One Family Under God」の世界が皆様の目の前から展開されています。


 皆様全員は、この歴史的であり、摂理的な革命隊列から必ずや勝利者になってください。天地人真の父母様を通して賜る天運が皆様と共にあるでしょう。皆様と皆様の家庭、そして国家の上に万王の王、神様の祝福が共にあることをお祈りいたします。


ありがとうございました。


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http://ameblo.jp/unificationism/entry-10752925603.html


「天地人真の父母定着実体み言」宣布の意味10-「実体み言」と私たち




2010-12-30 19:35:01
テーマ:み言葉に関して


「天地人真の父母定着実体み言」宣布の意味-「実体み言」と私たち



実体み言としての真の御父母様と、み言葉の実体になるべき祝福家庭の内容および、今回の宣布の背景に関しても少し触れられています。



「天地人真の父母」、「定着」に引き続き、三つ目のキーワードは「実体み言」です。真の父母様は、摂理的行事のタイトルを決められるとき、摂理史的意味を込められます。今回の行事の題名を決められるときは、「実体み言」に重要な意義を置いて、多くのみ言を語られました。真の父母様は、堕落した人類にみ言を下さりながら、天地人真の父母の位相によってみ言を定着させました。そして定着した姿を、「実体み言」と定義されたのです。


神様と真の父母様を「実体み言」と規定して宣布されたのは、神様と真の父母様の最も具体的な姿を明らかに定義してくださったのです。したがって、神様と真の父母様は「実体み言」であられ、私たちと被造物は「み言実体」なのです。私たちは、真の父母様のみ言によって実体にならなければならない人々です。


真の父母様の近くでお供してみると、本当にたくさんの感動の瞬間があります。去る6月、真の父母様が韓国で「昇華式祝福大会」をすべて終えられ、アメリカに向かわれる時でした。当時私はこの前の選挙で当選した方たちの集いを地域別にもつために全国を巡回していました。巡回の途中で、真の父母様がアメリカに向かわれるという連絡を受けました。その日私は首都圏の当選者の集いに参加したあと、真の父母様をお見送りするために、すぐに空港に向かいました。


空港に着いてみると、御出発の10分前でした。その場で真のお父様が私に、「仕事を早く済ませて来なさい。大会をしなければならない」とおっしゃいました。私は正直に言って、そのみ言を注意してよく聞くことができませんでした。「もしかして私の聞き間違えだろうか。何の大会をまたされるのだろうか」と思いました。アメリカに出国されるところだったので、再度聞き直すこともできませんでした。


何気なく投げ掛けられたみ言のようでしたが、既にその時、真の父母様は「天地人真の父母定着実体み言宣布」大会を構想していらっしゃったのです。過ぎてみると、真の父母様がどれほど霊的な交感の中で一つ一つ摂理を導いていらっしゃるのかが分かります。


真の父母様は、天一国10年、真のお父様の御聖誕90周年、真の父母様の御聖婚50周年、そして天基元年、天暦時代を迎えながら、摂理的な足跡をすべて考えられ、歩まれているのです。1月1日の天基元年、天暦時代宣布から、真の父母様の御聖誕日を期して、八大教材教本宣布相続、平和指導者統一昇華祝祭、御聖婚50周年記念、アベルUN定着戴冠式、金婚式および昇華祝祭などをすべて行ってから、海洋摂理の相続をなさった基台の上に、選挙の実績を積み重ね、そのあとに何をしなければならないかということを、既に構想され、アメリカへと向かわれたのです。


真のお父様が早くアメリカに来るようにとおっしゃったのですが、私はその深い意味を悟ることができませんでした。ですから、私は全国の代表団にすべて会い、もろもろのことを余裕をもって収拾したあとにアメリカに行こうと考えていました。ところがアメリカに行かれた真のお父様が、「いつ来るのか」と何度もお尋ねになるのです。それでやむを得ず仕事を急いで済ませ、アメリカに行きました。


到着して、真のお父様に御挨拶をするやいなや、真のお父様は幹部を集めて会議を主宰し、その会議で「天地人真の父母定着実体み言宣布大会」の具体的な事項が決定されました。決定はその時されたといっても、真の父母様は、既に韓国を発たれる前にすべての構想を立てた上で、アメリカに行かれたのです。真のお父様は、この大会の摂理史的意味を説明しながら、最後まで「実体み言」を強調されました。


私たちは今まで普通、「み言の実体」という言葉をたくさん聞きましたが、「実体み言」という言葉には馴染みがありませんでした。ところが、真のお父様は初めから「今回は実体み言である」とおっしゃいました。そのみ言を聞いて、これまでの真のお父様のみ言を整理してみたところ、「み言実体」ではなく、「実体み言」がぴったりと合う表現でした。


神様と真の父母様は、「実体」が先です。その実体をほどけば、「み言」なのです。統一思想で、神様の内的四位基台、外的四位基台を説明する部分を調べてみると、「内的四位基台の性相は心情と愛であり、形状はロゴス(み言)である」と説明されています。ですから、実体が先であり、その実体をほどけばみ言になるという公式が出てくるのです。したがって、私たちは、「実体み言」であられる真の父母様に従って、「み言の実体」にならなければならないのです。





│ (※)
│ 第44回 真の神の日・神様王権即位式10周年記念式・真の父母様
│聖誕敬礼式

│「天地人真の父母定着実体み言宣布天宙大会」

│ 第44回真の神の日を迎えた天基2年天暦1月1日(陽暦2月3日)、
│韓国、天宙清平修錬苑では、天地人真の父母様をお迎えして記念行事
│が開催されました。この日は、天暦時代になって初めて迎える天の新
│年元日として、真の神の日であるとともに、神様王権即位式10周年
│を祝う日であり、さらに今年からは天地人真の父母様の御聖誕を共に
│祝う一日となりました。それに伴い、文亨進世界会長は、天暦1月1
│日から7日までの期間を、社会が共に真の父母様聖誕を祝う「真の平
│和統一天福祝祭」期間として定められ、清平と天福宮を中心に多様な
│行事を執り行われました。

│ 

│■真の父母様に栄光と勝利を
│ 記念式は、午前8時より、天正宮博物館大講堂に世界各界指導者お
│よび教会員代表ら約2000人を集めて行われ、第44回真の神の日と神
│様王権即位式10周年とともに真の父母様聖誕を併せて記念する場と
│なりました。
│ 開始に先立ち、北朝鮮のアジア太平洋平和委員会委員長から、「父
│母様が共に120歳まで長寿を保たれますように」という意味を込めた
│バラの花120本ずつ240本とともに贈られた祝電をはじめ、世界から
│の代表的な祝電が披露されました。
│ 午前8時、韓服姿の真の父母様が入場され、祭壇の7本のろうそく
│に点火、壇上の宝座に着かれました。全体で敬拝をお捧げし、天一国
│の歌が斉唱されたのち、各界代表の敬拝が行われました。家庭盟誓の
│唱和に続き、文亨進世界会長御夫妻が報告祈祷を捧げ、「今や2011年、
│私たちも、よりもっときれいな心、きれいな動機ときれいな心情で、
│真の父母様に力を与え、真の父母様に栄光と勝利をお捧げできる孝子、
│孝女となることを心から願います」と祈られました。
│ 真の父母様が記念ケーキをカットされたのち、父母様は聖餐を召し
│上がられ、ご家庭一人一人の口にも供え物をお分けになりました。

│■先生とお母様と息子、娘が語るべきみ言
│ み言訓読の時間となり、最初にお父様が次のように語られました。
│ 「先生とお母様と息子、娘が語るべきみ言を総合して、このみ言を
│始めるということを知らなければなりません。3大条件が、このみ言
│の中にあります。私たち人間と天と地が行くべき、正しい教本教材の
│核を抜き出して宣布します。それゆえ皆さんは、永遠に皆さんの子孫
│と共に、現世と未来の世界で神様の実体の血統を中心とした一族とな
│ることを覚悟して暮らし得る教材教本であることを忘れず、そのよう
│に決意する場として、静かに聴いてくれるよう願います」
│ 金孝律会長が1968年1月1日(陽暦)、真の神の日を宣布された時
│のみ言「全面的な進撃をしよう」と、その時の祈祷を訓読しました。
│ 続いて、神様王権即位式のみ言を訓読するに先立って、お父様は約
│25分にわたってみ言を語られました。お父様は、「真の父母様が祈祷
│し、願うことは地に落ちることはありません。天の父母が解放された
│位置を守っており、それを再び覆す者がいないので、いずれにせよ成
│されるのです。そのように知って、皆さんの中に、み旨の路程で躊躇
│するような、かわいそうな群れが現れてはいけません! 先生の目の
│前に、そのような恥ずかしい姿を現す人がいないことを願います」と
│語られました。
│ また、この日の意義について、「最初と最後を合わせて締めくくり
│をするためのものが、先生が生涯全体の結実として宣布したみ言です。
│それが『天地人真の父母定着実体み言宣布天宙大会』の題目です。そ
│れを全部、天一国10年12月までに終えて、新しい2年目となる天一
│国11年の新天地なのです」と語られました。
│ 次に、黄善祚会長が2001年1月13日(陽暦)の神様王権即位式の
│み言と祈祷を訓読しました。訓読が終わると、お父様はさらに20分
│にわたってみ言を語られました。
│ 祝歌の時間となり、2009年の日本での二世合唱コンクールで最優
│秀賞を受賞し、昨年、真の父母様金婚式のコンクールでも1位に輝い
│た福岡鮮鶴合唱団が、「ハナニミ・サシヌン・トンサネ(神様が住め
│る園に)」を美しく歌い上げました。

│■教材教本を代表した総体のみ言
│ 文仁進・北米大陸総会長と善進様が父母様に花束を贈呈し、お父様
│は演台に立たれてみ言を語り始められました。
│ お父様は最初に、朴魯煕会長を前に呼ばれて、「日本人のほうが多
│いでしょう」と言われ、日本人と韓国人に手を挙げさせ、日本人のほ
│うが「比較にならないほど多い」とされながら、「世界の統一教会ご
│とに、このような現象が起こっています。世界の数百の国で、教えて
│いる韓国人や日本人は何人にもならないのに、その国の人たちがたく
│さん集まります。それは病気なので、トップにいる人は『統一教会、
│なくなれ』と言っているのに、しきりに増えていくので、それが問題
│なのです」と語られました。そして、朴魯煕会長に日本語で「み旨の
│応援歌」を歌わせ、お父様も共に掛け声を掛け、身振り手振りを加え
│ながら、力強く歌われました。
│ その後、お父様は講演文「天地人真の父母定着実体み言宣布天宙大
│会」を読まれました。この日の講演文の冒頭には、「第44回真の神の
│日の訓読のみ言と、神様王権即位式のみ言を添付して、先生の全体生
│涯路程を中心とした、教材教本を代表した、総体のみ言を、引き続い
│てお伝えします」という言葉が付け加えられていました。お父様のみ
│言が終わると、梁昌植・北米大陸会長が登壇して億万歳三唱を唱え、
│父母様に敬礼をお捧げして、父母様は退場されました。

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