私とトミーさんとの食い違い・・・ようやく見えてきたかも？？？

韓国語に精通した兄妹なら読める御言葉選集

敬愛するトミーさんへ

文先生が直接編纂された御言葉の書籍がたくさん出版されています。これらの書籍の中には、いろんな年代の御言葉が不規則に引用されているものもあります。天聖経はその代表的なものです。

このような書籍に対して、引用先の年代を優先して理解しようとしておられる方を多く見受けます。特に、韓国語に精通して韓国語の御言葉選集をお持ちの方が、これを誇りとするのはいいのですが、反面、自己顕示の罠にはまっているように見受けられます。

私が知る韓国語に精通している兄弟は、「文先生が直接編纂された書籍から総合的摂理観を理解することは困難である。何故なら、引用されている御言葉が、年代がバラバラであるからだ」と助言を受けたことがあります。年代を不規則に引用して編纂している為、早い話、「読んでも引用先まで戻らなければ意味がない」ということです。

意味を持たせるためには、「韓国語に精通している」こと、さらに「引用年代を御言葉選集から割り出すことができなければならない」「それが自分にはできる」と、自慢げに誇示していました。

しかし、私は、これに対して問題があると彼に言いましたが、受け付けませんでした。どのような問題かと言いますと、このような方たちは、「祝福家庭と理想天国(1)」に載っている『み旨の道』と同じように考えています。一つ一つの御言葉をバラしてぶつ切りにすることを「是」として書籍を読んでいること、そして、そのバラした御言葉が引用先に行き着くことが、文先生が御言葉を編纂した意図だと勘違いしている問題です。

これでは、文先生が直接編纂された御言葉の価値（総合的脈絡）が大きく損なわれてしまいます。実際にそうなっています。その為、文先生が言わんとされた摂理観がさらに見えなくなっています。（それでなくても難解なのですから・・）

あくまでも、文先生が歩まれた路程はキリスト教の失敗を蕩減する為にあったはずです。洗礼ヨハネの立場で六千年の歴史の蕩減を再現した路程であったことは御言葉から知るところです。

文先生とお母様の七年路程は六千年が凝縮されています。七年路程からなる第一次21年路程は（不信と失敗により）第二次21年路程に延長されました。二次があるということは必然的に三次もあるというのが原理基準になります。そうなれば、蕩減の内的摂理は三度は繰り返されていたのではないかとも考えられるのです。

歴史は繰り返すという観点から、文先生が内的摂理を直接編纂して総括したのが『御言葉の書籍』であるはずです。にもかかわらず、引用された御言葉の年代がバラバラであることを第一に誇示して、御言葉全体の総合的脈絡を軽視・無視するなら、文先生が直接編纂された価値が必然的に失われるのではないでしょうか。

せっかく完成した精密機械をバラしてしまっては、使用不能に陥るのは当然です。これでは壊すことが好きな幼児の域です。

トミーさんが、私の記事に「出典元」を苦労してコメントしてきたのは、韓国語の御言葉選集を読むことができる自分であること、これを誇示する為ではないですか。精密機械をバラすことを推奨している、それがトミーさんではないでしょうか。

だから、（https://heiwanosyujin.muragon.com/entry/1918.html#2327106）に匿名さんから「トミーさんがコメントされた（出典元）は何をあらわして、何を言いたいのですか？教えてください。」とのコメントに対して、いまだに返信がないのではないですか。少しは不安を覚えたからではないですか。違いますでしょうか。

ですから、トミーさんはじめ、韓国語の御言葉選集を熱心に読まれるのはいいのですが、文先生が全体的摂理を総括された御言葉を細切れにして、いちいち、「いつ語られたものか」ということを優先することを「是」とし、これを誇示することは、文先生が言わんとしている摂理的総括を見えなくしているのではないかと危惧しています。