◆◆◆「平和の主人」導入解読⑥ 「双合」とは何か? 2004年の「双合十勝日」を制定できた根拠は何処にあったのか? 結論は、2004年の56年前の1948年です。1946~1950年の「むごい拷問のあった大同保安署と死刑を意味する興南刑務所2年8ヵ月」にありました。
ブログでの解読の表現に困り果てることが多くあります。どうしても理解を求める為に説明調になりがちだからです。読まれる方も忍耐が求められますが、宜しくお願いします。
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ここで少し、前回の確認です。
これは「平和の主人」の最も重要ヶ所となります。
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〔 仮 説 〕「双合55年プログラム」
◆前半の55年は1920-1975年となり、後半の55年は1976-2030年になります。
◆そして、「平和の主人」からみた「双合」理念によって、前半の55年間は後半の表示路程となっていますから、後半の55年間は、再び反復するように展開されます。
例えば、1920年が56年後の1976年に、1945年が56年後の2001年に、1960年が56年後の2016年に同時性として展開するようになる。(後日の検証で驚くことが見えてきます。)
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それではここで、「平和の主人」の《(20-8)》の解読です。
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「平和の主人」の《(20-8)》
「平和の王戴冠式、金婚式、それから協会創立記念式です。協会が変わったのです。家庭連合が出てきました。世界基督教統一神霊協会創立五十五周年記念式を(※3)「同伴」しながら百十数になります。
(※4)「双合」の五十五年である以上、百十年になったので、百年を超えることのできる(※5)「継数」が出てきました。」
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(※4)「双合」(2004/5/5)からです。〔(※3)は後にします。〕
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「平和の主人」の導入部分に「新しい歴史を編成して、重要な時代に入る時であるということを、皆さんは知らなければなりません。」とありますように、これは「双合」の核となるみ言です。
それではここで、「双合」のイメージトレーニングです。(^^;)
動画《 「天地共鳴圏と真の父母様の聖婚」 》2011年(天基2年天暦8月5日)
この動画の24分55秒あたりのみ言です。双合のイメージが掴めるように是非ご覧ください。
「九と十がこのように合えば宜しいのです。このように、この様に合えば宜しいのです。双数になります。
双数に、(※)それは先生だけにしか分かりません。死んでみてください。そうすれば、(九と十が合わなければ)皆が地獄に行くのです。」
(※)「平和の主人」に「双数」を解く鍵がありました。
上記の「九と十がこのように合えば宜しいのです。このように、この様に合えば宜しいのです。双数になります。」というみ言を語られながら、お父様が両手を合わせられるしぐさをされています。双数とは、「九」と「十」が合わさることです。
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動画のしぐさから見た、『双合」のイメージ
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動画では、左手の小指と右手の親指を重ねて、そのまま右手を反転させて、右手の小指を左手の親指に重ねます。
問題は、『「九」と「十」がこのように合えば宜しいのです。』というしぐさです。
「十」数は完成数であり、「九」数は「十」数の一つ手前の未完成数です。
お父様と金百文牧師が一体となれば、その時が完成数の「十」数になるべき時だったと言えるのです。この「十」の位置が右手の親指になります。
ところが金百文牧師が失敗して、数字の「一」=(右手の人差し指)の振り出しに戻ってしまいました。しかし、お父様は興南という蕩減路程をお父様が歩まれることによって再出発することができるようになりました。
そして、興南摂理によって生まれた第三イスラエルの私たちは、勝利されたお父様と一体となって、順次、数字が大きくなって、「二」(右手の中指)「三」(右手の薬指)・・・・「九」(左手の小指)を通過して、再び、メシヤ宣言のあった1992年に「十」を完成させる時を迎えました。
1946年の第一次の金百文牧師が失敗し、1992年の第二次のエバ国の使命である16万人(実際は四万人足らず)女性摂理と還故郷による氏族のメシヤ摂理が失敗しました。この時に16万人の女性から代表的洗礼ヨハネの使命を持った女性を立てなければならなかったと思いますが、立てることができませんでした。
この年は12双の神山先生が日本の会長になられましたが、死ぬような病気に襲われたのは、日本全体があまりにも讒訴条件が多かった為と思われます。
この1992年の第二次が「モーセを中心とする第二次民族的カナン復帰路程」と重なるものと思われます。その為に、何としてでもイスラエル民族を救済したい神様は、幕屋の為の摂理を展開したように、成約時代も、お父様は如何なる苦難の道があろうとも、モーセ時代の幕屋の摂理に変わる、成約版の幕屋の摂理を展開するプログラムを作成して、神様に祈願奉納されたと「平和の主人」に語られたのだと思います。
更には、2001年の「神様王権即位式」も神様の願う基準で成すことができませんでしたから、完成数の「十」数に至ることができずに、完成数の直前の「九」数で足踏みしている状態にありました。
実際は、この「神様王権即位式」がお父様とお母様が幕屋の実体として立つはずだった摂理でしたが、お母様の入籍届を出すことができなかった為、お父様は「双合十勝日」の17日前となる2004/4/18に契約の箱となる『天聖経』を奉納されて、実質的な幕屋の摂理としての救済プログラムを奉納されたと「平和の主人」から読み取ることができます。
「十」数は右手の親指をお父様の指と思ってください。そして、「十」に至ることができなかった「九」数は私の左手の小指になります。そして、上記動画にありますように、この小指が反転して右手の親指に合わせます。そして、全ての指を合わせます。右人差し指と左薬指、右中指と左中指、右薬指と左人差し指、右小指と左親指になります。
そしてお父様は次のみ言で、「十」と「九」の指が合わされば、後は全てが天の数として帰一できると語られています。
《 第一回「安侍日」 2004年5月5日 》 麗水・清海ガーデン
『・・・それで、(※)一から十まで、すべて天の数として帰一できる立場になったので、双合十勝数なのです。
その意味を知らなければなりません。そのような日を立てたのです。
ですから、日の光を望むすべての万物は、神様の所有圏に回復されます。』
(※)「双合55年プログラム」からみた場合、お父様の表示路程を歩む者ならば、何処からででも天の数として帰一できる立場に立ったということです。サタンの侵入する条件がないことを意味しています。
そして、次のみ言のように、百十年を超えるプログラムを作成して祈願奉納したと語られています。これが、「双合十勝日」のプログラムであり、更に、「平和の主人」からは、もっと具体的な「双合55年プログラム」が見えてくるようになります。
「平和の主人」の《(11-1)》には
「・・・・十三日間(=お父様と子女様)が中心となって、戴冠式、金婚式、「世界基督教統一神霊協会五十五周年記念式」を中心として、百十周年(※)祈願を作りました。百十年を超えるのです。
相対理想(=重生されなければならないお母様)があるのです。」と語られています。
(※)百十年を超える祈願を作られたということです。この百十年のプログラムというのは、このブログの導入部分①②③④⑤の核心となっている、「双合十勝日」と「平和の主人」を一体としてみた時に見えてくるのが「双合55年プログラム」になります。
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2004年の「双合十勝日」を制定できた根拠は何処にあったのか?
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上記の〔 仮 説 〕「双合55年プログラム」をもとに、結論は、2004年の「双合十勝日」を制定できた根拠は、55年前は1948年にあります。この年は1946~1950年の「むごくひどい拷問を受けられた平壌大同保安署の獄中措置」と「興南刑務所2年8ヵ月」にありました。
お父様の大同保安署の獄中と興南刑務所の勝利は「双合十勝日」ばかりではなく、第三イスラエルの不信仰が幾たびの継続したにもかかわらず、お父様の神様に対する絶対信仰、絶対服従という基準が立っている限り、どこからでも救済の道を開くことができるようになっていました。
大同保安署のむごい拷問と興南刑務所2年8ヵ月の苦役に完全に勝利されたお父様の条件は、お父様の神様に対する絶対信仰、絶対服従、絶対愛の証であり、人類史上初めてこの地上に打ち立てられた勝利基準となったのです。
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お父様は、不信する第三イスラエルに対して、何としてでも信じさせようと精誠の限りを尽くされました。
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その為に、17回に及んだ「平和メッセージ」もお父様と一つになることを願った大会でした。
また、ヘリ事故(2008/7/19)では天は私たちに救済の権威を示す摂理をなされました。
更には、「原理本体論」(2008/9/1)を示されて、私たち悔い改めに導く教育がありましたが、サタンに幽閉されたお母様は教育禁止の処置をされて迷宮入りにしてしまいました。
悲しいことに、この時期、誰もがお父様をボケ老人として向き合うようになっていました。そして最後、お父様の遺言となった「天地人真の父母様定着実体み言宣布天宙大会」は神様とお父様からの最後のメッセージとなりましたが、誰一人として耳を傾ける者はなく、お父様は完全に孤立してしまいました。
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ちょっと、余談ですが・・
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この状況がよく理解できる動画があります。それは先ほど紹介した動画になります。《 「天地共鳴圏と真の父母様の聖婚」 》2011年(天基2年天暦8月5日)。
全信徒に10回見せなさいと言われた動画です。
何故そう言われたのか、み言も重要ですが、お父様とお母様の関係が最も理解できる内容だったからです。しかし、そのヶ所は全て編集されてしまいましたが、それでも、その様子が伺い知ることができます。
動画の〔 6:35 〕のところがそうです。お父様が「オモニ、手をあげてください。」と隣のお母様の手を取ろうとした所が別の映像になっています。参加されていた人によると、お母様は憮然とされた表情だったそうですから、とても出せなかったのです。
また、〔 15:42 〕〔 27:35〕〔27:55 〕の画像もお母様の服装の色が違いますし、お母様退席していますから、同席しているように入れ替えしているとしか思えません。
更には、〔 27:55 〕ではお父様がお母様の手を取られて上にあげようとしましたが、お母様が抵抗されている様子が分かります。また、〔 39:30 〕〔40:36 〕〔41:15 〕の画像は、お父様の深刻なみ言であるにもかかわらず、隣のお母様は無表情で背もたれに深く腰下ろされて、大きく足を組まれた姿があります。
お父様はこの様なお母様の姿勢を10回見て、真実の姿を知るように語られたのだと思います。
(余談を終わります。)
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聖和のよって「双合十勝日」が完成し、「双合55年プログラム」の教材が完成した。
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完全にサタンに幽閉されたお母様を中心とした第三イスラエルの不信仰は、取り返しがつかない事態に陥ってしまいました。その為に、1992年に始まった第二次路程とその中にあった幕屋の摂理は全て失敗に終わりました。
そして、お父様は大同保安署と30歳から始まった興南苦役路程を再現されるかのように、アダムとエバの堕落以降繰り広げられてきた一切の讒訴圏を一身にお引き受けになられて、再臨主としての地上における使命を成し遂げられ、自ら、聖和なされました。
お父様が過ごされた18日間の昏睡状態は、サタンに奪われて忌まわしい死亡圏数となった長成期の完成級の「6」数をサタンから奪い返するため、お父様はご自身の肉体を供え物とされることにより、蘇生・長成・完成の成長の三段階と旧約、新約、成約の摂理的三時代を象徴した三数をとおして(6×3=18)、「6」数を聖なるものとして復帰されました。
しかし、お父様にとって、絶対信仰、絶対服従によって聖和されたことにより、全ての使命を終えられたのではありませんでした。「平和の主人」の導入部分からも分かりますように、お父様は霊界からも摂理を展開されていることが「双合十勝日」による「双合55年プログラム」から、明確に見えてくるようになりました。
以上で「双合」の解説を終わります。これでもなかなか捉えにくいものがあります。次回も続きます。
最後に、お父様が「平和の主人」に聖和を語れていますので、紹介します。
(3-5)
『大きいからといって王の役割は果たせません。王がいるなら、女王もいなければなりません。・・・【「私もあのように回ってやる」と思ったのですが、そのように回ることができないので、これを占領して回ろうとするのです。愛を中心とした血統問題です。】争う中で、「お前は死んで、いなくなれ!」というのに、どうなるでしょうか。』
(4-8)
『・・・【そのようにして】自分自身がないものとしなければなりません。「わたし」がなくなるのです。「死ぬことを願うのか、生きることを願うのか」、生死の問題の根源となるものは、その根本は、瞬間を支配できる真の愛、神様の愛しかないのに、その愛を無視するところにどうして存在の基盤があり得るでしょうか。』
(5-3)
『家庭を中心として「わたし」は「あなた」のために死んでもよく、・・・』