誕生、幼少期をまだ明らかにはできないと語られた
『私もまた、自分がなしていることを世界に発表しようとは思いません。いつの日か、後世の人々が真実を知る日がくるでしょう。
最近、日本で、私の幼少期、学生時代からの年代記を編纂する試みがありました。日本の兄弟がよき心情の動機から、私の業績と生涯を世界の人々に紹介したいと思ったのでしょうが、私は、自分の存命中には、まだ、その種の本を著わしてもらいたくありません。生きている間は、すべてを見えない背後に秘めておきたいのです。それが真に価値あるものであれば、私の死後、神がそれを明かされるでしょう。その方が、はるかに価値あることではないでしょうか。』
(苦難と涙1978年3月1日 ベルベディア)