平和の主人 血統の主人

まさに、成約時代の毒麦となられたお母様

《 黙示録18章 3-10 節 》

3 地の王たち(幹部たち)は彼女(お母様)と姦淫を行い、地上の商人たち(教会長たち)は、彼女の(高額献金を得た)極度のぜいたくによって富を得た。

7 彼女(お母様)は心の中で『わたしは女王の位についている者であって、やもめではないのだから、悲しみを知らない』と言っている。

10  彼女(お母様)の苦しみに恐れをいだき、遠くに立って言うであろう、『ああ、わざわいだ、大いなる都、不落の都、バビロンは、わざわいだ。おまえ(お母様)に対するさばきは、一瞬にしてきた。

◆◆第15弾 (10-4)を何故、削除したのか? 6

それでは、(10-4)を再度、引用します。


【 】は削除されたヶ所
原文は黒文字 解説は紺文字


↓ーーーーーー引用はじめ


(10-4)


 ・・・ラマ教(=統一教会)では、夫(=お父様)が自分の妻(=お母様)をお客(=サタン側の天宙的カイン、金百文牧師、金補佐官・・、ここでは金補佐官)に譲り渡すのです。』 


↑ーーーーーー引用おわり


これまでの(10-4)についての詳しい内容は以下をお読みください。


第10弾
第11弾
第12弾
第13弾
第14弾


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
それでは本日の本題に入ります。


③「祝福家庭を犠牲にする」を考察します。


この考察をお読み頂ければ、サタンが(10-4)を削除した理由が明らかになります。
如何に金補佐官の背後にサタンがはたらいているかが理解できます。


《祝福家庭は第三イスラエル》
祝福家庭の原理的位置づけは、第二イスラエルであるキリスト教を蕩減して、元の位置を取り戻す為に生まれたのが統一教会の第三イスラエル、祝福家庭になります。


《第三イスラエルの責任分担は再度「メシヤを迎える基台を造成」すること》
「メシヤを迎える為の基台を造成する」為には、次の 1) 2) を完成させなければなりません。


1)「信仰基台」
  「中心人物」=お父様  
  「条件(物)」=み言(統一原理、原理本体論)  
  「数理的な蕩減期間」=第一次40年路程
   1954年(統一教会創設)~1993年(成約時代出発
   1960年(ご成婚)~2000年(天一国時代出発)
   1970年(世界路程出発)~2010年(天基の出発)


2)「実体基台」
  メシヤを迎える為の基台を造成する為には、カインアベルによる「堕落性を脱ぐための蕩減条件」をたることによって「実体基台」を造成する必要がありますが、


しかし、ここで問題があります。


その問題とは、キリスト教の失敗によって真のアダムを生む条件まで失ってしまいましたから、「①カインアベルの蕩減摂理」と同時に、キリスト教の失敗を蕩減する為の「②真のアダムを生む為の蕩減摂理」という、①と②の二つを同時に歩まなければならなくなったことです。


統一原理は①を中心として摂理解説だけであって、②は解説されていません。その上、これまで統一教会では②の摂理が意図的に隠されて来ましたので、これが原因で、統一教会に展開されてきた摂理を理解することは、大変に難しいものになりました。
この難しいところが本日のテーマでもあります。


この様に、メシヤを迎える基台を造成する為には、「①カインアベルの蕩減摂理」と共に「②真のアダムを生む為の蕩減摂理」である、レアとラケル、タマル、エリサベツとマリアが立ててきた蕩減条件を、統一教会は二つ同時に再び立て直さなければなりませんでした。


《蕩減復帰の核融合となるような摂理》
それがお父様を絶対信仰で中心とした「3弟子の祝福式」と「六マリア摂理」でした。
サタンの血である妬みと嫉妬、蔑み、更には、サタン主管の社会・国家から道義的問題で四面楚歌に落とされる環境に対して、お父様を中心として女達(勿論、男達も)が許しと愛を復帰して一つとなって、再び上がって来なければなりませんでした。


成約時代は雌牛の時代ですから、女性が摂理の鍵を握っています。


上がる時に起こったのが、サタンの国家的な迫害として起こった「梨花女史大事件」であったのです。しかし、「3弟子の祝福式」と「六マリア摂理」はお父様中心として一体となったことによって統一教会の出発の基礎ができあがりました。


この「②真のアダムを生む為の蕩減摂理」の一体となった勝利基準は、神の愛からルーシェルの誘惑によって堕落したことを、サタンの愛からお父様の愛(誘引)によって神に帰るという、蕩減復帰の核融合となるような摂理だったのです。
そして、お父様と一つになった核融合的な信仰条件が立ったことによって、その後、国家的世界的な迫害や弾圧があろうとも、「打たれて奪ってくる戦法」による神様の愛が核融合の様に燃え続けることによって、共産主義が終焉する源泉にもなり、お父様を中心として世界的天宙的な祝福合同結婚式まで展開されるようになりました。



ところが、問題は「①カインアベルの蕩減摂理」にサタンが伏して待ち伏せして、狙いを定めていました。
「②真のアダムを生む為の蕩減摂理」はお父様直接臨まれた満身創痍の勝利した摂理だったのですが、「①カインアベルの蕩減摂理」はお父様が干渉できない立場にありました。


カインとアベルそれぞれが自分の責任分担を果たして初めてメシヤを迎える基台が造成されることになりますが、カインアベルが「3弟子の祝福式」と「六マリア摂理」で勝利した条件と一体化することなしにカインアベルの一体化は成し得なくなります。


その理由は、「3弟子の祝福式」と「六マリア摂理」は血統転嫁するという成約時代の核心となる摂理ですから、カインであれ、アベルであれ、神様の血統に帰ることに背を向けるようなことがあれば、カインアベルの一体化は困難に陥らざるを得なくなるからです。


しかし「①カインアベルの蕩減摂理」は「3弟子の祝福式」と「六マリア摂理」の勝利に背を向ける方向に、サタンに誘引されていくようになってしまいました。



《「3弟子の祝福式」と「六マリア摂理」の勝利と一体化できなかった60年》
「3弟子の祝福式」と「六マリア摂理」に対して、一旦勝利基準を立てたにもかかわらず、国家的な迫害を受けた信徒達は、やがて、摂理的な意義を理解することができない状態に陥りるようになりました。
執拗なまでに繰り返したマスコミ報道や、既成教会からの異端扱いによって統一教会が社会から遊離するようになってしまったのが原因でした。


この様に、「3弟子の祝福式」と「六マリア摂理」が原因となって生まれた、社会的・国家的迫害から受ける苦しみと、この二つの摂理によって統一教会内に派生した道義的価値観がお父様との一体化を引き裂くようになってしたいました。


そうなると不一致にブレーキがかからなくなって、この二つの摂理からくる人間的な痛み、悲しみ、妬み、嫉妬、憎しみ、憎悪という「恨」の感情問題が更に追い打ちをかけるようになりました。


平和の主人には血統問題が中心的に前半では語られています。カインアベル摂理と共に、お父様の血統問題を軸としてお父様の路程を再確認すれば、見えなかったものが見えてくるようになります。



《「3弟子の祝福式」と「六マリア摂理」を隠し続けた60年》
韓国も日本も、この二つの摂理に対して原理的に検証もせずに、「信じ難きを信じる」という信仰の極意を捨てて、「3弟子の祝福式」と「六マリア摂理」の二つを「お父様の間違い」として土の中に埋めて隠したのです。60年間、この「隠す」という行為をサタンの行為と言わないで何と説明するというのでしょうか。


この様な60年に渡って隠した行為を最終的に蕩減する為に、お父様が聖和によって差し替えたとするなら、あまりにも痛ましいものがあります。



《亨進様の説教が60年間のタブーの扉を開いた》
亨進様が語られたように、韓国では「六マリア摂理」に対して信徒達は「お父様が悪いことで、お母様は悪くない、お母様は正しい」としてきました。
これ以降、「六マリア摂理」は隠れるようにして噂話として裏で語られるようになり、反対派の餌になって、教育の場では全く語られることがありませんでした。


そしてこの流れが韓国の「隠してきた」ことに対して、日本では「六マリア摂理」は「反対派のでっち上げであり作り話」としてしまいまいた。


この様に、韓国も日本もアダムとエバが堕落して下部を覆ったことと同じように、この二つの摂理を土の中に埋めて隠してしまったのですから、サタンが統一教会の首根っこを掴んだままになっているのです。


その為に、統一教会は50年間に渡って世界的な発展をなしながらも、その後は停滞し、60年間、サタンに翻弄され続けたのです。


ここに本日のテーマの答えがあります。
以上の様な摂理的な観点からみて、「③祝福家庭を犠牲にならざるを得ない」という原理的根拠が明確になっていると思います。



《「原理本体論」基準に立ち返ってもう一度学び直さなければならない》
「原理本対論」基準に立ち返って「3弟子の祝福式」と「六マリア摂理」の意義と価値を学び直して、妬み、嫉妬、蔑み等を悔い改めて、本妻と妾の摂理の理解を正しい位置まで取り戻さなければなりません。


本来、お父様ご生前中に「原理本体論」の教育が成された目的はその為であったのです。女達(勿論、男達も)に巣くっている妬み、嫉妬、蔑み等のサタン分立です。個人段階でのサタン分立をなし、更には、本妻と妾という家庭段階でのサタン分立をなす必要があります。
端的に言えば、お父様を掴んで離すなということです。


お父様が求めてこられたのは本妻と妾の摂理からなるエバ、お父様に絶対信仰を貫くことができるエバだったのですが、成し得ませんでした。その為に、お父様ご自身が全責任を取られて、聖和によってサタン分立をされたのです。
平和の主人には何度も語られている内容です。



《もう一度、絶対信仰、絶対服従、絶対愛の基準を立てる》
「3弟子祝福式」と「六マリア摂理」を恥ずかしいと思って隠した行為は、統一教会の初期にお父様と命がけで一つとなって超えた信仰の勝利を相続できなかったことを意味していますから、それ以降の祝福家庭に求められる実体基台の基準は、常に神様とお父様に対して絶対信仰、絶対服従、絶対愛が求められることになりました。
しかし、サタンはこの絶対信仰、絶対服従という言葉を悪用してお金集めの方便に利用しています。


天の戦法である「打たせて奪う作戦」によってしかサタンに勝つ道がないのですから、打たせる条件を最小限に食い止める為にも、摂理に対する正しい認識をによる絶対信仰の基準を立てていかなければなりません。


また、「3弟子祝福式」と「六マリア摂理」に対して隠してきた先輩家庭、私たちですから、以降の祝福家庭は形式的には祝福を受けていますが、サタンが讒訴する条件を持ったままになっています。


従って、今後は統一教会も子女様のグループも、他のグループも、八大教本はもちろんですが、血統問題を中心として是非が問われるようになりますから、これに明確に答えられるみ言と霊性が求められるようになります。

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